第七回 尿(おしっこ)の異常
平成11年5月26日にしました。参加者25名で、こんなんでした。

家庭でできる尿のチェック

病院で受ける検尿で
こんなことがわかります。

おがわ医院では10項目の検査を
しています。皆さんが診察室で
チラリと目にするあの小さな紙に
何が書いてあるのか・・・
皆さんわかりました。



本日のデザート
「タピオカ入り
 宇治金時」

でほっとひといき


頻尿、むくみに効果のある食品の
紹介。その中から「あずき」を使った
デザートを作ってみました。
どうぞめしあがれ。

レシピはココをクリック!



抹茶の風味がさわやかスッキリ!
甘さひかえめの抹茶ミルクの中に
あずきと、つるんプチンとした
口あたりのよいタピオカ。
初めて食べた方も多く、
めずらしがられ大好評でした。


頻尿と尿もれのおはなし

「歳だから・・・」と
あきらめないで医師に
ご相談ください。

お話しの内容はココをクリック!



頻尿と尿もれのおはなし
今回は、日常よく使われる検査の説明と、その見方もかねて尿の異常を取り上げました。

最初に尿検査でわかる事。
おしっこの色、量、におい、による健康状態の判断法について解説させていただきました。
ふだん何気なく流してしまう「おしっこ」に、
こんなに多くの情報が含まれているなんて知っていましたか?

尿の異常にはその他にも、尿の回数の多い少ない、尿が出にくい、
尿が漏れてしまうといった異常もあります。
高齢者の人口が増え、また女性はその体のつくりからいっても
「尿失禁」(尿が漏れてしまうこと)が多く見られます。
「跳んだり、跳ねたりしたとき、くしゃみをしたとき等に下着が汚れてしまった。」
といった腹圧性尿失禁は中年の女性によく見られます。
その他にも痴呆や神経の障害による尿失禁も見られます。
尿失禁はその原因によって治療できるものもあります。
「恥ずかしい」とか、「年のせいだから治らない」とか勝手に判断せずに気軽に相談してみてください。

また、男性の場合は「尿が出るのに時間がかかる」、
「夜間に何度もトイレに行く」といった症状がよく見られます。
これは、前立腺肥大による排尿障害でよく見られます。
前立腺肥大による症状は、徐々に起こってくるため、
あまり意識しないままに起こっていることがほとんどです。
また、「歳だからしょうがない」と思っておられる方も多く見られます。
やはり、あきらめずに気軽にご相談下さい。

また、こういった症状は「お薬の副作用、相互作用」といったことでも起こる場合があります。
かぜぐすり、降圧剤、鎮痛剤、精神安定剤、胃腸薬等でも、症状が出ることがあります。
自分がどんな薬を飲んでおられるかを知っていただく理由はここにもあるのです。

この話を聞いて、思い当たることがあった方も多いのではないでしょうか?
気軽に遠慮なく何なりとご相談下さい。
かかりつけ医として、お手伝いできることはさせていただき、
専門医の診療が必要な方は紹介させていただきます。