第十回「禁煙のお手伝いいたします。」
平成11年11月6日 こんな内容でした。
1.会場風景当日は良いお天気にめぐまれたくさんの方が
参加してくださいました。
2.先生のお話しスライドを駆使した、禁煙への意欲を高める先生のおはなし。
実は先生も禁煙経験者だったんですね。
お話しの内容はココをクリック。
3.看護婦 渋谷のお話し禁煙を続けるコツをわかりやすく解説。
4.栄養士 中村の
ティータイム本日のレシピはバナナ蒸しケーキでした。
男の方の参加者が多い予想していたので、
甘さ控えめに仕上げました。
禁煙お助けファイル
こうすれば禁煙できる!という極意をファイルに
してみました。ぜひ、ご覧下さい。
ココをクリック。バナナ蒸しケーキ
おいしそうでしょ。
1日20本程度の喫煙習慣がありました。
でも、1989年12月に禁煙しました。もう既に10年が経過しようとしています。禁煙にはきっかけが必要と言われています。
ホームページをよく見ていただいている方の中にはお気づきの方があるかもしれませんが、
私の場合は「スウェーデンへの留学」でした。これを機会に禁煙しました。
こういった環境の変化は良いきっかけになるかもしれませんが、
また一方ではストレスがたまることも事実です。
私はうまくきっかけをつかみ成功しましたが、もちろんさらに喫煙量が増える方もおられるかもしれません。
「禁煙をしたいができない。」「禁煙を勧められるがどうしたらいいかわからない。」
そういった方にスモーカーの気持ちが解る立場で禁煙のお手伝いができないかと思いました。今回の健康教室は、喫煙の害と喫煙にまつわる疾患、
禁煙のこつ、そしてニコチン置換療法についてお話しさせていただきました。皆様よくご存じのようにタバコにはニコチン、タール、一酸化炭素といった有害物質が含まれています。
その有害物質はタバコを吸う方が吸い込む「主流煙」よりも
周りに漂う「副流煙」の方に数倍から数十倍多く含まれています。
喫煙本数と「肺ガン」死亡率に関係があることは今更申し上げるまでもないかもしれませんが、
肺ガン以外にも喉頭ガン、食道ガン、口腔ガン、胃ガン、膵臓ガン、肝臓ガン等にも関連が指摘されています。
ガン以外にも狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患、胃十二指腸潰瘍、脳梗塞、
慢性気管支炎にも罹患しやすいことが知られています。
また、スモーカーの奥様の肺ガンになる危険度は高いこと、
親の喫煙の子供に与える影響等もお示ししました。一方で、禁煙の効果。禁煙によってガンや虚血性心疾患になる危険度が改善することもお示ししました。
思い立ったら即実行!禁煙をしましょう!また、禁煙のお手伝いをするための「ニコチン置換療法」、
ニコチンガム、ニコチンパッチについても少しお話ししました。今後、禁煙指導法に関して当院でもさらに情報を収集し
ご希望の方にはお手伝いさせていただきたいと思っています。健康教室にはタバコを吸わない方もお越しかと思い、具体的な話はさけました。
今回の話で、またはホームページをごらんになって「禁煙をしよう」「禁煙指導を受けたい」と
お思いになった方は当院にお電話の上で「禁煙外来」をご予約ください。
お手伝いをさせていただきます。