【禁煙お助けファイル】
なぜ禁煙できないのか?
(1)ニコチン依存症
(2)習慣
禁煙すると身体の中は、
どう変わっていくのでしょう
ニコチンからの離脱症状
ニコチンへの渇望
イライラする
不安になる
集中力が無くなる
落ち着きの無さ
眠気
食欲増加
ニコチンガムや、ニコチンパッチは、
これらのつらい症状を和らげる為に使われます。
禁煙スタート! ⇒20分後:血圧と心拍数が正常に戻り、手足の血行が
良くなる一方、ニコチンによる離脱症状に苦しみ始める。
約半数の人に、怒りっぽくなったり、うつ、集中力の低下
といった症状が、また約4/1の人に、夜間覚醒がみられる。⇒8時間後:血中酸素量が正常に戻り、肌の温度が上昇し始める。
心臓発作の確率が低下する。
タバコを吸いたくなったら…
(1)水や、熱い飲み物を飲む
(2)深呼吸する
(3)身体を動かす
(4)場所を変える
(5)歯ブラシを活用する
(6)野菜を食べる
(7)お酒の席はできるだけ避ける
(8)煙の多い場所を避ける
(9)気楽なつもりで、禁煙時間を延ばす
【禁煙グッズの利用】
手元が寂しいとき→くるみなど
口が寂しいとき→清涼タブレット・禁煙パイプ・
シュガーレスのガムや飴・酢昆布など
⇒1日後:一酸化炭素が身体から抜け、肺は不純物を除き始める。
ニコチンからの離脱が最もつらい時期がここからの48時間。
禁煙を試みた人の10%のみがこのポイントを乗り越えられる。
禁煙者の約70%はこの時期に食欲増進を経験する。⇒2日後:体内にもはやニコチンは見あたらず、
味覚・嗅覚が改善されてくる。⇒1週間後:睡眠のリズムが正常に戻り始める。
⇒2週間後:体内の血液循環が改善し始め、
これが約2ヶ月間継続する。⇒4週間後:ほとんどの離脱症状が見られなくなる。
ストレスも低下、改善される。
禁煙を続けるコツ
1. タバコの害についてイメージを持つ
2.禁煙しようと思った理由や、禁煙中の努力を思い浮かべる
3.周囲に禁煙を勧める
4.禁煙してよかった事を考える
【禁煙してよかった事】
咳や痰が止まる
呼吸が楽になる
寝つき・目覚めが爽やかになる
味・匂いがわかるようになる
胃の調子が良くなる
顔色が良くなる
タバコに縛られなくなる
⇒3ヵ月後:増進されていた食欲が元に戻り始める。
ダイエットや運動をしない場合には、3〜4kgの体重増加がみられる。⇒3〜9ヵ月後:この期間に、肺機能が5〜10%改善される。
咳や息苦しさは、過去のものとなる。⇒5年後:心臓発作の危険性が喫煙者の約半分にまで下がる。
⇒10年後:肺がんの危険性が喫煙者の半分にまで下がり、
心臓発作の危険性はタバコを吸った事の無い人と同様の
レベルまで下がる。