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介護保険のここが問題 14-2 

しっかり勉強する

 市町村に提言する前提としては、勉強が必要です。トンチンカンなことを提言すれば、相手にされません。
声をあげる住民も本を読み、きちんと勉強し、老人ホームや ホームヘルプなどの実情を、市町村職員以上に知っている必要があります。

 また、島根県では市民オンブズマンが老人ホームの比較調査を行ないました。介護保険で老人ホームが選べるようになっても、住民にとっては、どの老人ホームが良いのか比較するデータもないからです。

 この市民オンブズマンの活動に啓発されて、島根県は県内の老人ホームの比較情報を公開し、インターネットにも載せています。
老人ホームごとの定員はもちろんのこと、オムツ交換や入浴の回数、お年寄り一人当たりの職員の数、食事のメニューを利用者が選べるか、などのデータが公開されています。

 このように自治体に対して、福祉施設の情報公開を求めることも大切です。
また、「老人ホーム探検隊」などという名前で近隣の老人ホームを訪問し、比較情報を載せて冊子を作成し、利用者が介護サービスを見る目を養うことも大切です。  

(三)「保険料が高くなっても、よいサービスを!」と声をあげる


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