第二回 高脂血症
平成10年2月9日。こんな感じでした。

テーマは「食物繊維」
今回は、あったか〜い「白玉ぜんざい」の試食でした。
見た目も味もおいしい白玉ぜんざいだけど、
実は補助食品が使われ高脂血症の食事療法に大切な
食物繊維がたっぷりはいっていたのです。



秘密兵器→

無味無臭の天然食物線維「ディーエフセブン」
1本(38g)に水溶性食物線維7gを含む食品です
くわしくはスタッフまでお気軽にお尋ねください



「あずきから煮た力作よ。
白玉も白と抹茶の2種類。
もちろん私が愛情込めて
まるめました。おいしかった?」

←270kcal
食物繊維5.2g

サイズはA5くらい。
色は?表紙は?
おたのしみに

検査・薬の処方・病名・症状などを記入した
カルテ」を患者さんに持っていただき、
カルテの開示・情報提供とします。

他の病院にかかる時にも、これを見せれば
薬や検査の重複が防げたり、治療状況が
わかったりしてとても便利。

「カルテの愛称募集」の中間報告もありました。


健康教室の様子、少しでも伝わりましたでしょうか?
興味をもっていただけましたら、
ぜひ、次回はあなたが参加してください。
お待ちしております。

高脂血症とは・・・

食事等の欧米化に伴い、高脂血症の患者さんは急増しています。

高脂血症は自覚症状が全く無いために放置されがちです。

しかし、高脂血症を放置すると動脈硬化を促進させて脳梗塞、

心筋梗塞といった病気を引き起こす事が知られています。

高脂血症に関してはまず絶食状態での血液検査の数値が大切です。

食後の検査ですと中性脂肪値、コレステロール値等に影響を及ぼすからです。

絶食状態での検査で異常を認めますと、次いで食事療法、運動療法等を行う事をすすめます。

しかし、必ずしも食事、運動等で良くなるとは限りません。

その場合には投薬によるコントロールが行われます。

投薬を行った場合には副作用、コレステロール値等を経過観察して行く必要があります。

また、内服して数値が下がったからといって勝手に投薬を中止する事は避けてください。

高血圧、糖尿病、高脂血症といった慢性疾患は投薬によって軽快しても

生活習慣に変化が無い多くの場合は投薬中止によって元に戻ってしまう事が多いからです。

これは、当院で双方向性の医療を目指す理由の一つでもあります。

慢性疾患の治療は患者さんに納得して頂いて、

一緒に経過観察できておればこのような逆戻りは起こらないと考えるからです。

一般的にコレステロール値は加齢以外に危険因子が無い方でも200mg/dl以下を

保つ事がすすめられています。

コレステロール、中性脂肪等の値が気になる方はいつでも御相談ください。