第二十四回 「こんな方がおられました PartU」
阪神はここへ来ても正直強いですね〜全く負けてくれません。
先月の2回の直接対決で決着がついたと思ったのですが、その後も全く負けません。
言い換えればドラゴンズ以外には負けていなかったのです。
その結果ドラゴンズは自力でマジックを消して行くしかないという状況でした。
今日8日、ドラゴンズが薄氷を踏むような勝ち方でデイゲームを勝利し、
タイガースがジャイアンツに敗れました。従って、優勝マジックは2となりました。
ドラゴンズは今日のゲームを見ても決して調子はよくないように見えます。
だからこそ、12日の直接対決までに、なんとか決めたいですよね〜
甲子園で優勝の可能性を残しての直接対決は避けたいというのが
正直なドラゴンズ選手の気持ちではないでしょうか?
来月は優勝の話を書けると信じています。
オシムジャパンは先日のガーナ戦、どうなのでしょう?
スコアーは1対0と僅差の敗戦でしたが、なんかゴールできる気がしなかったのは私だけでしょうか?
得点力不足は全く解消されていない気がしました。
今日、インドへ向けて出発しました。
インド戦の戦い方に注目ですね。
サンガはいよいよ危機的です。
残留確定ラインには残れそうにありません。
J2との入れ替え戦出場権を得るための戦いとなりそうです。
こんなはずじゃなかったんですがね〜。
柱谷監督は解任され、美濃部氏が監督に就任されたようです。
シーズン中の解任劇でショック療法になるんでしょうかね?
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さてさて、今日の話題です。
アルコール依存の一歩手前くらいの方って、おられますよね。
今回話題になったのはそういう方でした。
近所の酒屋さんでお酒を買ってその場でぐいっと飲んでは動けなくなって
倒れて救急車で病院へ搬送される。病院に入っても、少し治療をすれば、
特に入院の適応はなく退院になる。
でも、またしばらくしたら、酒屋さんでぐいっとやっちゃうみたいです。
救急隊でも有名人になっていて「またか」という雰囲気だそうです。
100回以上搬送したなんて事もまことしやかにささやかれているとか?
実際に調べたら、月一回以上のペースで救急搬送されているとか。
でも、今までは特に問題なくというか、
問題にならずに関係者の目をすりぬけていたみたいですね。
入院を受けた病院側も暴れる訳でもなし、問題を起こす訳でもなし、
生活保護を受けておられるので未払い等になる訳でもなし。
良くなったら、いやがるでもなく退院されるので問題に、ならなかったようです。
今回は、気が付いちゃった方がいて問題になっているのですが、
そうするといろいろな問題が噴出してくるのです。
金銭管理が十分できていなかったけれど、放置されていたので皆が知らなかったという訳です。
配食サービスや置き薬といった物を使っておられ、実際に契約はできているのに支払いができていない。
今まではヘルパーさん等も入っていなかったので、
アパートの部屋がどういう状態なのかも把握できていない。
病院側は、また例によって「退院できます」となっているようですが、
今回は帰ってこられた後の生活をどう支えようかと我々の仲間のケアマネさんが奮闘しているようです。
病院で情報を得ようと思っても、病院という特殊な環境での生活状況にしか目がいっていないようで、
実際の在宅での生活状況はだれも把握できていない訳です。
今回は行政の生活保護の担当者や包括型支援センター等も巻き込んで、
見守りや対策を考えて行くということで一応の結論が出ているみたいですが、
困っちゃいますね〜こういう場合。
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小ネタをもう1つ、軽いリュウマチ等でヘルパーさんが家事援助等の支援に入っていたケースが
今サービス提供の危機だそうです。軽いがために、いわゆる「介護予防給付」の対象になってしまうケースが
多く支援ができなくなってきているとのことでした。
痛みがあって家事ができずにヘルパーさんが入っていても、
「介護の予防ではないから援助できない」ってこれはオカシイですよね。
ケアプランを作っている事業者さんから、どんぶり仲間のヘルパーステーションに
「プランはかけませんので、もうヘルパー派遣は要りません」
なんて電話がかかってくることもしばしばある ようです。
さらに小ネタをもう1つ、お年寄りの方が徐々に食欲が無くなり、体力が衰えていって、
動くこともままならなくなって来ることがあります。いわゆる「老衰」状態です。
病院に入院したらいわゆる「スパゲティー状態」にさせられてしまう感じでしょうか。
最近はそうでも無いのかな?いずれにしても、そういう状態で弱っていかれたら
どのタイミングでどうするかって難しいですよね。
よく遭遇するのが「入浴」をいつまで続けるか、続けられるかです。
入浴サービスやデイの職員さんから、血圧がどれくらいなら入浴させて良いですか?
とよく聞かれます。自分が側についていて、何か変化があった時に対処するのなら、
100まではOKなんて言えますが、入浴サービスやデイの入浴時は私は側にはいない訳で、
責任もって言えませんよね。
でも、職員さんは答えを求めるのです。
仕方なく、100以下はやめましょうなんて言っちゃうと、
100以下なんて事はざらに出てくる訳です。
そうすると、折角の週一回の入浴機会が無くなってしまう訳で、
ご家族からすれば「かわいそうに」ということになり、翌週は職員さんに
「今日は絶対入浴お願いしますよ」という伝言になったりもする訳です。
私が在宅で看取った患者様の中で、亡くなる前の晩に入浴させてもらわれた方がおられます。
翌朝早くに亡くなったので、亡くなる10時間前位に入浴されたのだと思います。
病院におられたら、まずは「あり得ない」事ですが、在宅ではこういう状況を時々経験します。
そうそう、小規模多機能施設をどんぶりで見学に行ってきました。
来月はそのお話をします。
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