第十八回 「電子カルテ導入」
春たけなわです。
今日が今年のお花見最高の日和ではないかと思いながらも、
お花見に行かずにこれを書いています。
今年は変でしたね〜3月に入って雪が舞ったり、雹(ひょう)が降ったり。
プロ野球も始まりましたが、プレシーズンのWBC(ワールドベースボールクラシック)では、
日本が世界一に輝き、その勢いをかって野球の人気がさらに盛り上がっています。
トリノオリンピックでは期待の選手がことごとく世界の壁に阻まれ、
メダルが取れないのではないかと思ったら、最後に荒川選手の金メダル、
値千金でした。WBCまではイナバウアー1色でしたよね。
でも、個人的にはなんといってもサッカーワールドカップが楽しみです。
あと2ヶ月チョッとで始まりますよね。
それに備えて我が家ではビデオデッキを新調し、スカパーを導入してしまいました。
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さて、本題です。
この4月から、医療費が改正されました。
それに伴って、厚生労働省は診療所も含む全医療機関に
かなり詳細な「医療内容の解る領収書」の発行を義務付けました。
その是非に関しては色々と意見もあると思いますが、決まったことは仕方ないです。
当院では、これを機会にと電子カルテを導入しました。
しかし…これはタイミングが悪かった。
4月はまずかった。
今真剣にそう思っています。
4月は診療報酬改正、薬価改正、それに伴う種々の届出等々色々あるわけで…
派生して、薬剤の仕入先の見直しや検査の委託機関の見直しも考えねばなりません。
それに、わざわざ電子カルテの導入をぶつけるなんて、
我ながら自虐的というか正直「自殺行為」でした。
その結果…まさに悲惨な4月を迎えています。
電子カルテ化すると、医師である私自身がコンピューターに直接説入力する部分が増えてきます。
4月から先に述べたように点数や医療行為の区分等も変更された結果、
すべての入力をしなければならないので、当院を受診していただいた場合
しばらくの間少し待ち時間が多くなってしまうことが、予想されます。
ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
電子化された結果、以前のカルテの参照、検査結果の参照等はたちどころにできるようになりました。
データの蓄積はこれからですし、皆様方にそのメリットは感じていただきにくいかもしれませんが、
温かい目で見守ってください。
今後とも、おがわ医院をよろしくお願い申し上げます。
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