.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.いまごろ? 痴呆研究センター?.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.


 まず、痴呆ケアのニュース。

 昨日の記者会見で丹羽厚生大臣が、痴呆の研究センターを3箇所設立すると発表。

「痴呆の介護保険での認定方法の研究」「痴呆ケアの専門家の育成」などについて研究調査するという。


 私は思う。

 1つには、介護保険での痴呆の認定は不十分。これは、3年くらい前から、私たちは批判していた。

 なのに今ごろ、やっと本格的に研究というのは遅すぎないか。

 次に、痴呆の認定の研究よりも、「痴呆ケアのあり方」の研究をしてほしい。そうすれば、おのずから「グループホームがいい」という結論が出るのは当然なのに。


 なお、痴呆ケアの専門家の育成については、
函館のグループホーム「愛の里」の林崎先生が力を入れておられる。

 先日、お目にかかったら
「愛の里では、グループホームケアの研修に、日本中からグループホームのスタッフを、受け入れている」とのこと。


 話は変わるが、この痴呆ケアについては、「住環境が非常に重要」。
痴呆ケアの7割は「住環境で決まる」と言われるくらい。「

 この点について2つ。
「痴呆を癒す建築」(鹿島出版会)という本は素晴らしい! 

 この本を参考にして、私は「痴呆ケアに適した住環境についてのレポート」を書きました。
 
「痴呆を癒す建築」表紙の写真と私のレポートは、私の福祉のホームページに今日載せましたので、ご関心ある方はお目通しください。


今までの、「日本の回廊式の施設」が「痴呆性高齢者にとっていかに悪いか」がわかります。 
        
.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 山井和則 拝

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