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「要介護3」の実際
〜こんなケースは、どんな要介護度になるか〜

要介護 3 とは
〜重度の介護を要するお年寄り〜

本田庄一さん(89歳)の現在
  • 連れ合いのスミさん(80歳)と2人暮らし
  • 5年前、脳梗塞で倒れ入院。高齢による体力低下にともない、退院後も歩行困難、痴呆の出現に悩まされている。
  • オムツを利用しているが、下痢・便秘を繰り返しており、高齢の介護者スミ さんの大きな負担になっている。
  • 現在は週2回のホームヘルプサービスと月7日間のショートステイを利用している。
庄一さんの希望
  • 5年前から寝たきりの庄一さんの介護は高齢のスミさんが行ってきました。
  • こ のような老老介護では、いつ介護者のスミさんが倒れてもおかしくありません。
  • スミさんも庄一さんご本人も最後まで住み慣れた自宅で過ごしたいという想いが あります。

こんな人にはこんなプラン
 医療型 
  • 脳梗塞の再発が心配される庄一さんには、週3回の訪問看護サービスと週1回 の訪問リハビリを組み込んだプランが考えられます。
  • さらに週3回訪問看護のな い日には、ホームヘルプサービスを、また重労働の夜間のオムツ交換は、毎晩巡 回型ホームヘルプサービスを利用することで高齢のスミさんの負担を大分減らすことが出来るでしょう。
 痴呆型 
  • また身体的には元気な方も痴呆がひどい場合には、週4回デイケアセンターを利用するのも良いでしょう。
  • さらに週1回ホームヘルプサービス、月2回訪問看護サービスを組み込むことが出来ます。 

 


倉田和江さん(81歳)の現在
  • 長男家族と一緒の二世帯住宅に、連れ合いの良助さんと暮らす。
  • 4年前に膝を骨折してから寝たきり生活で足の筋肉が衰えてしまい、現在は歩行不可能な状態。
  • 寝返りや起き上がりはつかまれば可能だが、排泄と入浴には全面的な介助が必要である。
  • 1年程前から痴呆の症状が現れてきており、短期的な記憶力が極端に減退した。
和江さん の希望
  • サービスを一切受けず、4年間寝たきりの生活を続けてきた和江さんは、起き て立ち上がることを怖がっています。
  • また、介護している家族も寝ていたいとい う和江さんの気持ちを汲んで、寝かせきりにしてきました。
  • しかし、実は和江さんには自分の足で立つ能力が残っています。
  • 寝かせきりにすることで、現在残っ ている能力が失われてしまうだけでなく、毎日天井ばかりを見てすごすことで痴 呆も進行します。
  • 出来るだけ早くサービスを利用して、閉じこもりきり・寝たき りから脱出しなければなりません。

 


こんな人にはこんなプラン 
 訪問型 
  • 排泄に全面的な介助を必要とする和江さんには、毎日巡回型と週4回のホーム ヘルプサービスを利用することで、介護者である高齢の良助さんや仕事で疲れて いる長男夫婦の負担を軽減することが出来るでしょう。
  • また、寝たきりにならな いように週2回デイサービスまたはデイケアを利用しましょう。さらに週1回訪 問看護サービスを受けることも可能です。
 通所型 
  • あるいは、巡回型はそのままで、週4回のホームヘルプサービスを2回に減ら すことで、週3回デイサービスまたはデイケアを利用することが出来ます。

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