やまのい和則の 「軽老の国」から「敬老の国」へ 第152号(2001/06/09) メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。 今日は取り急ぎ、昨日の衆議院本会議での初の2分間の答弁の報告。 明日6月10日(日)に京田辺市と宇治市で行う「松井孝治さんと 小西砂千夫さんのトーク」の案内をします。 ■6月8日(金) 午前11時半からは、ヤコブ病の原告団の方々との懇談会。この問 題は大きな問題なので、詳しくは、また、別の機会に報告します。 ハンセン病や薬害エイズに次ぐ、大きな問題です。 厚生労働省の誠意のない対応に対して、原告である患者の家族の方 々から涙と怒りの訴えを聞きました。 ◆この集会の内容については、民主党参議院議員の桜井充さんの 6月8日付けメールマガジンに詳しく報告されています。 桜井さんは、民主党切っての政策派、行動派で、メールマガジン 「ドクター桜井の日本診断」も大好評です。ホームページ ( http://www.kojin.or.jp/sakurai/index.html )を是非、見て下さい。 ◆13時から14時50分まで衆議員本会議。 そこで、初めて演説。歴代の首相をはじめ、衆議院議員480名の 前で演説するのは緊張しました。正確に言うと、3分の1くらいは 空席でしたが。 「仕事と家事の両立支援法案」(民主党の議員立法)についての、 たった二分間の答弁でしたが、自民党席からのヤジが激しく、傍聴 席の知人は、「まるで、ケンカみたいね」と驚いていました。 これは、民主党の提案した議員立法に対して、民主党で答弁する もので、山花郁夫議員が法案の趣旨説明、鎌田さゆり議員が質問、 それに対して、水島広子議員と私が答弁するというものでした。 私は2分くらいなので、答弁内容を暗記していましたし、まあ、 あっさり終わるのだろうと思っていました。 ◆13時30分ごろ、本会議場で、自分の座っている席から、大臣 が普段座っている「ひな壇」に答弁のために移動する。 議場全体を見渡すいい眺め。 自民党の一番後ろの席では、中曽根さんが目を閉じている。その隣 で橋本龍太郎さんと森前首相がひそひそ話し。亀井静香さんや麻生 太郎さんも隣の人と会話中。 まあ、特に、自民党席は欠席も多いし、話している人、歩き回っ ている人が多い。 鎌田議員の質問が終わり、水島議員が答弁。育児休業や介護休業 をとりやすくするというような内容の答弁であったが、水島さんの 答弁が5分を過ぎたあたりから急に、自民党席が騒ぎ出し、「長す ぎる。早くやめさせろ!」とヤジで議場が騒然としてきた。 実は、本会議での質問には制限時間があるが、答弁には特にないの だ。 水島議員は、「そもそも男女共同参画社会とは・・・」と、堂々 と演説を続ける。 自民党議員が、机をバンバン叩いて「やめろ!」「長いぞ!」と ヤジを連呼。あわてて、民主党の国会担当の議員が私のところに来 て、「山井さんの答弁は短めに」とささやく。 ◆そんな騒然とした中で、私は2分間、介護・育児休業をとった人 がとっても不利益な取扱いを受けずに職場に復帰できるようにとい うような内容の答弁をした。 平穏な議場で話すよりはやりがいがあったが、本当にうるさかった。 ご関心のある方は、私のホームページ ( http://www.yamanoi.net/ )から見られます。 あっという間の答弁だったが、「もう少しゆっくり話したほうが よかった」と同僚議員からアドバイスも受けた。やはり、「辞めろ!」 「長いぞ!」と野次られると、少し早口になってしまう。まあ、そ うさせるのがやじる側の思惑だろう。 多くの方々の応援のおかげで当選させて頂き、本会議場で演説がで きたのは感慨深いものがあった。 ◆この件について私が思うのは、自民党の長老議員も大人気ないと いうことだ。今回、演説した水島さんは30歳すぎ(?歳)。 9月の出産を控え、もうお腹も大きい。そのお腹の大きな若い女性 議員が、育児休業の大切さ、仕事と家事の両立の苦労を切々と演説 しているのだから、ほんの数分くらい我慢して聞いていたらいいで はないか。 それを、机をバンバン叩き、大声をあげて、水島さんのお父さんく らいの年齢の長老議員がヤジること自体が情けなかった。 まあ、こんな国会では、介護や子育て、福祉の問題も熱心に議論 されないのは当然だと改めて思った。 さて、夕方からは、「精神医療を良くする市民ネットワーク」の 立ち上げ式に出席。 ■本日6月9日(土) 朝東京から京都に戻り、事務所に顔を出し、介護者家族の会の方 々40人と、近所の精神病院に新しくできた痴呆疾患病棟と介護療 養型医療施設を見学。 その後、16時から繁華街である三条河原町で前原誠司衆議院議 員と共に、松井孝治さんのPRの街頭演説。学生ボランティアさん も熱い中、1時間にわたって10人がチラシをまいてくれた。 ◆そして、これから事務所に戻って、明日6月10日の「松井孝治 さんと小西砂千夫さんのトーク」の準備。先週の菅伸子さんとのト ークに続いて、玉置一弥衆議院議員、福山哲郎参議院議員、私も参 加します。 小西さんは、関西学院大学の教授で、地方分権や市町村合併の研 究者では、日本で五本の指に入る若手の論客です。 実は、私が今年2月に初めて総務委員会で市町村合併について取り 上げた時には、小西さんの著書をバイブルとして質問したのです。 もちろん松井さんもこの分野の専門家ですから、興味深いトーク になると思います。 場所と時間は下記の通り。詳しくは、ホームページ ( http://member.nifty.ne.jp/yamanoi/news/01/010610.htm )に出てい ます。是非、お越し下さい。 ●6月6日 ◎13:00〜14:30(開場30分前) 場所:京田辺市 中心山荘 2F 金剛の間 ◎15:30〜17:00(開場30分前) 場所:宇治市 城南勤労者福祉会館 3F 集会室 では、今日のメールマガジンはここで終わります。 やまのい和則 拝 ■メルマガ送信先募集中! 一人でも多くの方に私のメルマガを読んで頂き、 政治と福祉を変える輪を広げたいと願っています。 お知り合いをご紹介下さい。 メールアドレスを、「メルマガ福祉 希望」と書いて kyoto@yamanoi.ne0t まで送って下されば、こちらで新規登録 させて頂きします。 ●民主党メールマガジン 市民を主役とした政治への真の改革をめざす民主党の素顔をお伝 えします。ぜひご愛読ください! ☆配信申込ページ http://www.dpj.or.jp/apply/dmail_form.php3 ☆発行周期 毎週1回・水曜日発行 ☆購読料 無料 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ☆ (2001/06/09現在 読者数 1494) |