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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第39号(2000/09/14)

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メールマガジンの読者の皆さん、今回も政治・福祉・グループホ
ームと同じメールマガジンですみません。

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 本日9月14日(木)の朝日新聞の5面に(鼓動)というタイ
トルで、国会改革に取り組む若手議員のインタビューとして、
私の記事が出ています。

 政治のホームページ http://member.nifty.ne.jp/yamanoi/
にその記事を載せました。

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 ここしばらく、メールマガジンを休んですみませんでした。
「やまのいニュース」という私の通信を1週間書いていたのです。
私の縁ある方に郵送しています。

私の政治活動が、メールマガジンとはまた違った形で、報告され
ています。

メールマガジンの読者の方で、より深く私の政治活動を知りたい、
「やまのいが支持者に送っている政治活動のニュースとはどんな
ものかな?」と、ご関心のある方は、メールでご住所をお知らせ
下されば、「やまのいニュース」を郵送します。メールマガジン
とは一味違った雰囲気の通信です。

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 次は、9月23日の「介護保険公聴会inみやぎ」のご案内です。
午後2時から4時半まで。仙台第二ワシントンホテル・レインボ
ーホール(電話022-222-2111)にて。

前回の大津市公聴会と同様に、現場の声を聞きます。
発言者は、介護保険の利用者、事業者に加えて、
宮城県の浅野史郎知事、菅直人幹事長(元厚生大臣)で、
この公聴会の企画と当日のコーディネーターは私です。

入場無料。予約不要ですが、念のため、少し早い目に会場に来
て頂いたほうが入場は確実です。

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 福祉で有名な浅野知事(宅老所やグループホームにも積極的)
と、介護保険を提案した当時の厚生大臣・菅直人さんという
ビッグな組み合わせで、中身の濃い公聴会になると思います。

詳しくは、ホームページに案内が載っています。
公聴会に先立ち、私は菅さんと一緒に、宅老所とグループホーム
を、当日、訪問します。民主党の政策に、グループホームと宅老
所を重点課題として入れるためです。

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 また、先日、大津市の介護保険公聴会当日の視察で、鳩山さん
を、宅老所に案内しました。鳩山さんは、宅老所のファンになり、
「介護保険から宅老所に給付を出すようにしたい。民主党は宅老
所を支援する」と、9月10日の民主党大会の代表演説で訴えま
した。

私は、私が国会議員になったことにより、このように民主党の政
策に宅老所やグループホームがどんどん入るのが嬉しいです。

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 ちなみに、8月26日の大津市での、介護保険公聴会のテープ
起こしや、10日の民主党大会での鳩山代表の演説も、私の政治
のホームページに掲載しています。良かったら見てください。

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 最後は、グループホームのニュース。

 私はかねてから「痴呆性高齢者向けグループホーム」に夜勤の
職員が必要なことを、強く感じ訴えています。
厚生委員会でも取り上げていますが、先日、グループホームの
職員さんから、次のようなメールを頂きました。

それは、「早急にグループホームに宿直でなく、夜勤を配置して
欲しい」という要望でした。本人に了解を得て、そのメールを次
にお届けします。私は、この問題にも必死に取り組みます。

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<グループホームに勤務する仲間からのメール>

ぼくが働いているグループホームについて少しお話させていただ
きたいと思います。

今年の4月から始めたまだ新しいところで、8人のユニットのグ
ループホームです。
一時期、満員になりましたが入院で退所されたりしたので、現在
7人です。

ぼくは開設当初から働いていて、だんだんグループホームらしく
なっていく過程を見ているわけですが、やはり軌道に乗るまで今
が一番バタバタしているときではないでしょうか。
職員もここの「流れ」を作るのに大変です。

ですから、新しい入居者が増えていくと、はじめからいた入居者
の方たちは戸惑って、落ち着きがなくなってしまったりしていま
した。

7月1日にも、同時に2人の新規の入居者がありました。
1日に2人も受け入れることにちょっと無理があると思うのです
が、先方の病院などの事情で、どうしてもずらすことができなか
ったそうです。

その日の宿直は、本当に大変だったそうです。

新しい方たちは、環境の変化についていけず、パニックを起こす
方が少なくありません。少しでも安心していただくためにも、
注意がいつもよりも必要です。

それがこの日は2人です。
さらに、いつもの徘徊や、トイレ誘導・介助、具合の悪い方の
対応などが重なり、「その方がどう、というより、その場をしの
ぐことで精一杯で、新しい方たちについてはどういう感じかつか
む余裕はなかった」とおっしゃっていました。

こういう状況はそうあるわけではなく、さらに、まだ始まったば
かりのホームということが大きいと思うのですが、結果的にちょ
っと大げさかもしれませんが、夜、特養で端から順々におむつ交
換をしていくあの感じと変わらなくなってしまう、と思いました。

体は元気な人が多いですから、それよりも大変です。

また、宿直のとき、入居者の体調が急変して病院へ行かなければ
ならない場合、救急車で職員がついていくと、ホームには誰もい
なくなってしまいます。

単独ですし、どうするのかというと、職員には月に何回か
「拘束日」というのがあって、このような場合に駆けつけられる
ようにしています。

でも、いくら拘束日といっても、みんなそれなりの時間をかけて
通勤しています。夜中に、すぐ駆けつけられるでしょうか・・。
ホームに誰もいない状態が少しでもあるのは大変心配です。

また宿直は朝から勤務していて、翌日も日勤です。
疲れも夜中はピークのはずです。

これを夜勤にしたら、本当にずいぶん違うと思います。

ひとつのユニットにひとりの夜勤者がいれば・・と思いますが、
たとえば、宿直者に夜勤を加える、などから始めてみるのもいい
のでは、と思いました。

痴呆性高齢者8人を夜、ひとりで見るのは無理だと思います。

ホーム長は、「はじめから完璧な制度なんてないし、現場の無理
だ、できない、という声をどんどん出していって、分かってもら
うしかない」とおっしゃっていました。

でも、早く変わってほしいです。

結局は入居者の皆さんにかえっていくことだと思うからです。

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 その数日後、彼から再び次のようなメールがきました。

 今日もグループホームに行ったのですが、昨夜の宿直もまた大
変だったようでした。
宿直者が早朝に急に具合が悪くなってしまったようで、本当に、
夜間職員がたった一人でみるのは・・・と思いました。

グループホームがたくさん増えていくためにも、働く側にもいい
環境が整ってほしいです。

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 以上、長いメールマガジンになりました。
                 山井和則 拝

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