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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第32号(2000/08/27)

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 読者の皆さん、今回は政治と福祉とグループホームの3つの
メールマガジン、同じ原稿です。お許しください。

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 まず、昨日(26日)の大津市での「介護保険公開公聴会」は、
おかげさまで400名の大盛況でした。メールマガジン読者の方
も、多くお越しいただき、有難うございました。
 予想以上の参加で、会場の中に入れなかった方々も一部おられ、
本当に申し訳なく思っております。

 第2回は、9月23日に計画中です。ご期待ください。

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 「介護保険公開公聴会」では、ケアマネージャーの労働条件の
悪さ、家事援助の介護報酬の低さ、宅老所についてなど、多くの
議論が交わされました。

 詳しくは、またご報告させて頂きます。
ご協力有難うございました。

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 また、26日の午前には、大津市の夕照苑(せきしょうえん)
という宅老所を、鳩山由紀夫さんと共に訪問しました。
 月16万円、公的補助ゼロ。民家改造二階建て。デイはなし。
泊まりが5人。

 老人保健施設が、いやになった介護職員二人が、始めたそうで
す。とっても居心地がよさそうで感激しました。

 鳩山さんも「大きな施設には、介護保険が利き、お金が出て、
こんな居心地が良さそうな宅老所には、介護保険から一銭も出な
いのはおかしい。宅老所をもっと応援せねば」と熱く語っておら
れました。

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 昨日、厚生省の来年度概算予算要求の資料を見ました。

 グループホームについて、厚生省では、来年度500ヶ所(単独
型の整備を促進)と載っていました。
 このまま大蔵省が、良い返事をだすかどうかわかりませんが、
今までは、デイサービスや介護福祉施設との、併設のグループホ
ームに、限られていた建設整備補助金が、単独型グループホーム
にも来年度から出ることになるようです。
 ただし、いくら出るのか、社会福祉法人のみか、どのような法
人が対象かは不明です。
 わかればまたお知らせします。

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 私は、今日(27日)より、4日間、スウェーデンに調査に行き
ます。
 グループホームや痴呆の問題について調査します。

 スウェーデンからメールマガジンが発行が可能かどうかわかり
ません。できれば、スウェーデンから発行します。出来なければ、
帰国してから、スウェーデンのグループホームや痴ほう対策の最
新事情を報告します。ご期待ください。

 以上、関西空港にて。
            やまのい和則 拝

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