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    やまのい和則の
       「軽老の国」から「敬老の国」へ

       - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

             第19号(2000/05/21)

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 今日は京都は夕方から雨。
 今日は朝は奈良、午後は京都で二ヶ所講演。
 介護保険の現場の方々から、話も聞き、勉強になった。

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 介護保険で書類も増え、現場の方は疲労困憊という感じだ。
さまざまな問題点を早急に直さねばならない。

 1つには、ケアマネジャーが1人で50件も担当するのに無理
がある。30件が限界ではないか。

 介護保険ではケアマネージャー次第。よいケアマネージャーに
めぐり会えた人は、幸せだ。その逆は・・・。

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 さて、例によってグループホームのトピックを1つ。ある地域
で残念なことに、グループホームの反対運動が起こっている。

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 近隣の、反対理由は次のとおり。

1、痴呆性高齢者の徘徊がない、という保証がないなら反対。
 (グループホームに閉じ込めるなら認める)。
2、痴呆性老人が、近隣で引き起こす事故への保障は、どう考え
  ているのか。
3、グループホームがよいことはわかるが、隣には来てほしくな
  い。(ほかでやればよい。なぜ、ここに建てるのか)。
4、この地域は昔からお年寄りを家でみるのが当たり前。こんな
  場所にグループホームをつくっても預ける人はいない…  
                     等々

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 頭が痛い!

 グループホームや、痴呆性高齢者に対する無知や、偏見はまだ
まだ根強い。

何とかせねば!。

 グループホームのホームページと、グループホームのメールマ
ガジンは準備中。ご期待ください。
          5月20日 山井和則 拝

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