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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第14号(2000/05/08)

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メールマガジン読者の皆様へ
いつも拙い原稿をお読みくださり有難うございます。

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 横浜市では痴呆性高齢者向けグループホームが16箇所に増え
た。
 横浜市内の16グループホームは、自由に利用料を決めるが最
高150000円から106000円間だという。

 横浜市の単独予算で入居者一人あたり12000円(月)を安定化
調整金として予算をつけた。
 介護保険の利用料負担金以外が107000円以下の場合に支出す
るという細則がついている。

 13年度はたぶん8000円程度、14年度に4000円として15年度
には0円の予定といわれているそうだ。
 今のところ2箇所のグループホームがこれを利用すると予想さ
れている。

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 今日は、電車の中で「グループホーム読本」(ミネルヴァ書房)
を読みました。
 これは「痴呆性高齢者向けグループホーム」について、外山義
京大教授が中心になって書いた本で、日本のグループホームの設
計図も多く、スウェーデンのグループホームの最新事情も載って
いて、まさにグループホームのバイブルです。

 「長い廊下、高い天井、大きな食堂」は、痴呆性高齢者にとっ
ては一番よくないとのこと。

一番良くないことをしている日本。この痴呆ケア政策の失敗は誰
の責任なのでしょうか。

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 外山先生の本を読みながら、私が昔実習した老人病院や精神病
院のことを思い出した。
 文字数、2000字前後になってしまった。
メールマガジンにすると長すぎるので、私の福祉のホームページ、
随筆「人生の終着駅で出会ったお年寄り」というタイトルで
掲載しました。読んでみてください。
                  やまのい和則 拝

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