第五十二回  "ブリュッセル(そのまんまですね〜)"
  
        

今年はおかしいです。
お盆休みに2回目の梅雨?が来て、
9月に入って2度目の夏がやってきたって感じでしょうか?

毎日夏のような暑さでまいっています。
皆さん、体調を崩さないようにしてくださいね。

さてさて、ブリュッセルといえば「グランブラス」
ユネスコの世界遺産にも指定されているそうですが、
それもそのはず、中世の造形がそのまま残っており、
石畳の広場に立つと360°歴史的な建築が
取り囲んでいます。

この広場に一歩足を踏み入れたとき、
一種独特の変な感動を覚えたのを
今でもハッキリと覚えています。


周りの喧噪からは隔絶された
その広場は本当に素晴らしく、
中世にタイムスリップしたかのような思いと同時に
周りの市庁舎や王の家といった建物の存在感、
ギルドハウスの美しさと言ったものに圧倒され
オーバーなようですが、押しつぶされそうになりました。
ヴィクトル・ユーゴーが
「世界一美しい広場」と称したそうですが、同感です。
その前後にも数々のヨーロッパの都市の
広場を見ましたが、やはりグランブラスが
私には一番印象に残っています。
●中世にタイムスリップしたかのようなグランブラス
広場には露天がたくさん出ていて、
花や雑貨を売っています。
観光客向けにギルドハウスや
王の家を描いたデッサン画の露天もあり、
感動のさめやらない私は思わず買って
しまいました。

ここでは2年に一度、
8月の中旬に広場が花で埋め尽くされる
「フラワーカーペット」という催しが
あるそうです。我々が訪ねたのは
6月でしたし、確か間の年だったと思います。
写真は見たことがありますが、
この広場が絨毯を敷いたように
花で埋め尽くされる様は機会があれば
もういちど行って見てみたいと思います。

●小便小僧は思ったよりずっと小さかったです。
この広場の周りの建物には
先にも書いたように市庁舎、王の家等の
有名な建物とともにカフェやゴディバの
お店等がありました。
市庁舎や王の家は見学もできます。
王の家は博物館になっており、
なぜか「小便小僧」の衣装の展示が
されていました。

それを見て「小便小僧」を探しに出かけました。
地図とガイドブックを片手にうろうろと
歩き回ってようやく見つけた小便小僧は…
思ったよりもずっと小さく、
フェンスに守られていて?
近寄ることもできませんでした。




その後例によって街をうろうろ歩きました。
グランブラスからホテルまでは
いわゆる繁華街です。オペラハウス等の
建物を横目に腹ごしらえの事も気にしながら
歩いていると不思議なことに気がつきました。

レストランの前には食材が山のように
積まれているのです。お魚、お野菜等が
所狭しと色鮮やかに並べられています。
「うちではこんな素晴らしい食材を
使っているんだよ」というアピールなんでしょうかね?

そうそう、ベルギービールって知っていますか?
ビールと言えばドイツって思われるかもしれませんが、
実はベルギーもビール大国です。
私は知らなかったんですが、
チェリー、ラズベリー、ピーチ等のフルーツ果汁の
入った?フルーツビールが結構ポピュラーでした。
物珍しさも手伝って、ベルギーではよく飲んだし
スウェーデンにも連れて帰りました。
日本ではあまり見ないですよね〜

その日の夕食は確かピザを食べたような
気がします…どうしてだったのか??
高級ホテルに泊まっちゃったんで
節約しようと言う思いが働いたような気がしますが…。





翌日、本当にゆっくりと熟睡し、
ベッドの違いを実感した我々はミニヨーロッパなる
公園が郊外にあるという情報を得、子供達はチョッと
退屈していたので早速地図を頼りにでかけてみました。

EC加盟国の代表的な建造物が
ミニチュアで精巧に作られていました。
まあご覧下さい。当時はEC統合直前で、
諸国でさまざまなイベントがあって盛り上がっていました。
フランスの凱旋門、イギリスのビッグベン、いかがですか?

市街地に帰って王宮やサンミッシェル大聖堂、
ブリュッセル公園等も見て回りましたが私にとっては
やっぱり一番印象的なのはグランブラス。
グランブラスに戻ってオープンカフェでお茶をしました(^_-)

良いですよ〜グランブラス。
実はこの旅で私はベルギー大好きになるのですが、
この続きは次回に。

●フランスの凱旋門、イギリスのビックベン、いかがですか?