第三十回  「私たちの北欧留学記」

    

        なんと、ついに、良く続いたもので
       「北欧留学記」も30回目を迎えることができました。
     これも皆、皆様方の励ましのおかげかと感謝しています。

     今回は30回を記念して私の娘達に原稿を依頼しました。
     何も指定せず、自分の言葉で、自分の視点で思った事を
     書いてもらいました。

            1歳と3歳の娘達にとっては迷惑だった事でしょう、
            突然意思と無関係にスウェーデンなる暗い国につれてこられ、
            言葉も通じなかったわけですが、その娘達も実は中学3年生と1年生になりました。
            今、彼女達なりに振り返ってのスウェーデン!どんな話が聞けますことやら…。
                
                   
            小川はるなです。はじめまして。
            私は父と母と妹と共に3歳から5歳の間をスウェーデンで過ごしました。
            あの頃の事は後になってから写真やビデオを見て
            知った部分も多いと思いますが、その期間、私は様々なことを経験し、
            いろいろな人と出会うことができました。
            たくさん泣きました。たくさん笑いました。

    
私が一番スウェーデンで影響を受け、
体にしみ込んじゃった感じで
いまだに強く残っているのは、
クリスマスに対する思い入れでしょうか。

さすが、ヨーロッパと言う感じで、
スウェーデンのクリスマスはとっても立派でした。
街中がクリスマス一色になるのはもちろんのこと、
家でも、なまの大きなツリーを飾ります。
そしてその下に家族へのプレゼントを置くのです。

クリスマスまでにツリーの下は
プレゼントの箱だらけになります。
その光景を見ているととっても幸せになります。
私の家ではツリーの下にプレゼントを置くのが
今でも恒例になっていて、学校から帰ってくると
「あ、増えてる。」みたいな。(笑)

そして12月にはいると
スウェーデンで買ってきた大きなツリー(にせもの)
や部屋を、クリスマスソングをガンガンかけながら、
みんなで飾り付けして楽しんでいます。
   また、私たち子供達にとっては、
アドベントカレンダーもクリスマスの楽しみの
一つでした。今では日本でもおなじみに
なっていますが(いますよね?)

12月1日から25日までの日付の書いてある
小窓が付いたカレンダーで、その小窓をあけると、
中から小さなチョコレートが出てくるのです。
毎日チョコの形が違うので
あけるのがとても楽しみでした。
例えば「今日はブーツだ」とか。
25日だけはチョッピリ大きめのチョコが
入っているものもあって、それもうれしかったです。

クリスマスの前にはルシア祭もあり、
私はそのルシア姫になりたくて、
それも本物のロウソクをつけて歩きたい
と切に願っていたのを覚えています。
    
●後ろにあるのがペッパコッカのお菓子の家です。
クリスマスというとペッパコッカ(ジンジャークッキー)
母がそれでお菓子の家もつくってくれました。
ペッパコッカは個性的な香りがして、
茶色をしています。

それを壁とか屋根にして、お砂糖でくっつけ、
雪化粧をして、マーブルチョコレートやグミなどで
飾り付けをするのです。
そのお菓子の家は本当に素敵で、
ずっと見ていても飽きる事はありませんでした。
そのお菓子の家のある間は
家の中にペッパコッカのいいにおいが漂っていて…
今でもペッパコッカのにおいをかぐと
「ああ、クリスマスが来たんだなあ」と感じます。
日本に帰ってきてからもクリスマスには
ペッパコッカを焼いて食べています。
母はお菓子の家も一度つくったのですが、
たぶん湿気のせいで
家はフニョフニョになってくずれてしまったのでした。

            この様にスウェーデンに行ったことによって私にとって
            クリスマスというものの存在はとても大きなものになりました。
            私たち一家にとっても、そうではないかと思います。

            もうすぐクリスマスですね。あ、まだ早いかもね。
            でも、今からとても楽しみにしています。
            「ねえ、いつツリーを飾る?」我家はその話題で盛り上がっています。
            さあ、今年はどんなクリスマスになるかな〜。では、みなさんさようなら。

             P.S.ルンドで会った人たち、はるなをまだ覚えているかな。
             もう一度絶対ルンドに行こうっと。
             はるなでした。


                



      「おがわ医院HP」をご覧のみなさま!
      小川直@おがわ医院の娘(小)の小川みちるです!!

      たいしたことは書けませんが、
     覚えていること、感じたことを精一杯
     ふりしぼってお話しますので、最後まで読んでくださいね★☆★

          私は、スウェーデンのことは全くといっていいほど、覚えていませんが、
          アルバムやビデオを見ると頭の中で、その出来事の1コマ1コマがうかんできます。

          一番よく覚えているのは、クリスマスにミニーちゃんのエプロンを
          ラトコとアナさんにもらった時のことです。
          もしかしたら、これは私の覚えている中いちば〜ん古い記憶かもしれません。
                    ♪私の思い出の袋♪(←おおげさ!?) 

     ★ 車とおしゃぶりのグミ

★ シュラー先生からもらった
木の犬のおもちゃ♪
(トップの写真を参照くださいね)

★ カエルのパッケージのコーンフレーク

★ パパのおんぶカゴ(背中はいいよ。(笑))

★ スキーラの森にいるカラス

★ スタットパルケンのかもたち…

★ おきにいりのおしゃぶり
「ブーァちゃん」←名前

★ 愛車、インセビンセ号←名前

★ ウグランで遊んだイエスポ
                ●背中はいいよ♪● 
           
●インセビンセ号とブーアちゃん●
こんなもんです…!
精一杯おもいだしました。



          最後までよんでいただいた方。ありがとうございました。
          またHP見にきて下さいネ♪&これからも、おがわ医院をよろしくおねがいしますね☆(^^)

          PS.感想は、受付か、診察室でお伝えください★感想まってますョ♪                     
           娘。小川 みちる