第五回 懐かしのルンド到着!!
●風力発電の風車● |
さあ、今日でストックホルムとはお別れです。 ホテルに戻ると良い時間となり、 |
●スコーネの農場● |
そうそう、前にも書きましたが 今日のフライトはマルメアビエーション というドメスティック専門の航空会社です。 日本でストックホルムからマルメへのフライトを 予約しようと思ったのですが、 お世話になった旅行会社ではできないと言われ 途方にくれていたら、持つべきものは友、 スウェーデンの友人がこの「マルメアビエーション」 のホームページアドレスを教えてくれました。 ついでに、 「住所と電話番号は家の番号を使ってもいいよ」 と言ってくれました。 早速入力すると、 不思議なことにすいすいと予約ができました。 しかも、格安です。 同じフライトに3種類の料金がありましたが、 もちろん一番安い料金を選びました。 だって、どうせ1時間弱のフライトだし 食事も期待していないし、 キャンセルなんて考えもしないですからね。 そのチケットをいよいよ今日使うのです。 予約番号やら、何やらが書かれたメールが届いたのですが、 スウェーデン語なので理解できず、 また出発の3日前という直前に申し込んだので、 確認も充分できないままプリントアウトして 大切に持ってきたのです。 低料金、空港も近いと、良いことずくめのはずなんです。 意を決して前に停まっているタクシーに声をかけました。 「ブロンマへ行きたいんだけど、いくらくらいかかる?」って。 すると、当然ですが「それは、メーター次第さ」という答えです。 これで引き下がるわけには行かず。 「だいたいいくらくらい」 「うーん、200から250クローネくらいかな」ってことで、 聞いていた値段とだいたい同じだったので、 交渉成立となりました。 スーツケースを詰め込んで、 ストックホルムの街とはお別れです。 ブロンマが近づいてきました。 空港の入り口付近で、 メーターは250を指そうとしていました。 ドライバーさんもそれに気づいたのか、 メーターを倒してくれました。 ああ、悪い人じゃなかったんだと安心し、 ちゃっかりと「得したぞ!」という感じで 「さあルンドへ!」と気がはやります。 |
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けれどもブロンマは、 やはり小さな空港で閑散としたカフェテリアと 品数の少ない売店(プレスビューロー)がある以外 何もないのです。予想通り? インフォメーションで例のEチケットを見せて、 マルメへ行きたいのだけど どうすればいいかをたずねました。 手順は大手の航空会社と全く同じようです。 チェックインカウンターに並ぶと、 いとも簡単にチェックインできました。 でも、なぜかチケットに座席番号が無いのです。 これって自由席?って思いましたが、 じゃあ何であんなに値段が違うのかが 疑問に浮かんできました。 たしか、1.5倍、いや2倍くらいの 価格差があったように記憶しています。 (我々は安かったのだからいいのですが) でも、こういうときのこういう疑問って 不安にもつながっていくんですよね。 その上、カウンターで 「中に入るとビュッフェもないので 何かここで食べるか買っておいてね」 と言われました。 |
●マルメアビエーション● |
ブロンマは空港という明るく華やかな感じではなく、 うす暗く旅行者というより、常連さんが多い 高速バスの待合室に似た雰囲気でした。 その時の私たち。 とてもテンション高くタクシーから降りましたが、 次第に4人とも口数が少なくなり…。 口には出さないものの(口に出すのが怖かったのかも) 正直このフライトに不安がつのっていました。 カフェテリアで食べるほどお腹も空いていない (例によって朝食はたっぷり食べました) のでプレスビューローでシナモンロールとバナナ、 ミネラルウォーターを購入しました。 プレスビューローのペーパーバッグに入れたまま ゲートを通過し手荷物のチェックインをしていたら… 不安に追い打ちをかけるように家内が止められました。 何でって、さっき買ったばかりのミネラルウォーターが 引っ掛かっちゃいました。 今ここで飲むか、破棄するようにと言われ、 買ったばかりの水を破棄する羽目になりました。 ますます重い気分…。 |
待合室に入ると、やった!! ほどなく搭乗開始となりましたが、 |
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●LUNDの看板● |
マルメ空港は何度か利用したことがありました。 さあ、ルンドです。 |
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