新著・本日　出版！

　「グループホームの基礎知識」（リヨン社、1500円）です。

　私のライフワークである「痴呆性高齢者向けグループホーム」についての本です。新著について、詳しくは、目次をご覧下さい。

　　グループホームについては、長くは述べませんが、町はずれの大きな老人ホームや老人病院ではなく、住み慣れた地域の5〜9人のグループホームを小学校区に１つ（全国に2万五千ヶ所）に増やすのが、私のライフワークであり、夢です。

　今まで日本では、寝たきりや痴呆症で弱った方を地域から放り出していた。こんな冷たいことはありません。人間とは、「人の間」と書きます。しかし、弱った方々を社会の端（人の端）に追いやるのは許せません。

　住み慣れた地域にグループホームを増やせば、社会が温かくなります！　今回の本の目次は、すでにホームページに掲載しています。

　劣悪グループホームの増加も懸念される中で、「グループホームのあるべき姿」「グループホームケアのあるべき姿」を述べました。

　さらに、こんなに素晴らしいグループホームなのに、介護保険における介護報酬の低さに怒りを感じ、グループホームを全国で2万5千ヶ所に増やすには、

１）介護報酬を現在の25万円から30万円に5万円アップ。

２）単独型グループホームにも建設補助を出す。

３）自己負担（月）を老人ホーム並みの6-7万円に半減させる。の３つを提言しました。是非、お目通しください。

春の嵐が吹きました。一雨毎に春近し！これからもどうかよろしく！　合掌　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山井和則　拝