「グループホームの基礎知識」

絶賛発売中! 重版決定!

 痴呆症のお年寄りも

周りから愛されたいと思っています。

必要とされたい、価値のある存在と

 認められたいと願っています。

痴呆症の家族を持つあなた、
  介護現場で働くあなた、
介護保険やつ方ケアに関心のある

 すべての方に

 役立つ決定版!


介護保険メニューで最も注目されている痴呆ケアサービスの魅力とは?

「ぼけても普通に、穏やかに暮らすことができ、痴呆の悪化をおくらせる」と実証された最先端の介護サービス。
 なぜ、痴呆症がやわらぐのか?どうすればグループホームをつくれるのか、また、増やすことができるのか?
 知っておきたい基礎知識から介護保険の最新情報満載!

【グループホームの特長】

  • 自宅でもなく大規模な施設や病院でもない
    家庭的な「第2の住まい」
  • 家事や趣味を楽しんでもらうという
    「生活リハビリ」中心の自立ケア
  • 「生活をのんびり、しかし、役割を持ちながら楽しむ」という
    ケアが痴呆症状が痴呆症状を和らげます。

【求められる知識と心構え】

グループホームは介護保険のメニューに入り、厚生省も3200ヶ所の整備を目指しています。

本書は痴呆老人の介護方法、スタッフの心構えから施設の立ち上げ方、運営のポイント、介護保険とのかかわりまで、グループホームの最新情報と魅力がぎっしり。  


目次


はじめに

プロローグ

 1

これだけは知っておきたい!

  グループホームの理念と現状

◇痴呆ケアの切り札「グループホーム」

◇必要な設備と間取り

・グループホームのイメージ図(9人入居)

◇グループホームのさまざまな形態

・平屋でOK「単独型」

・病院や老人福祉施設に併設「併用型」

・マンションのワンフロアで始める「合築型」

・多くの人が利用でき、効率的
  「ユニット型(グループホームの集合体)」

・利用者本位の多様なサービス
  「小規模多機能型(宅老所)」

◇ゴールドプラン21の設置目標は3200ヶ所

・企業サービス提供量(目標値)

◇整備目標は「介護保険事業計画」に

・スウェーデンにおける「痴呆症向け/虚弱高齢者向けグループホーム」の評価モデル例(50項目)

ゆったりした毎日を生む
  グループホーム・ケアについて

◇ヒントは問題行動に隠されている

◇それぞれが求める「居心地の良さ」

◇避けて通れない記憶障害

◇「嫌なにおい」を取り払うトイレ誘導

◇お年寄りの自尊心を奪う排泄問題

◇優しく手を握れば、孤独感もやわらぐ

◇思い出話は何度も聞こう

◇お年寄りを呼ぶときは、本人の名前で

◇料理のメニューは、みんなで一緒に考える

◇適切な声かけと誘導でやる気を引き出す

◇「おいしい料理」の仕上げは食卓の団らん

◇生活そのものがリハビリに

◇昔の職業や趣味をケアのヒントに

◇適度に運動していれば、寝たきりを防げる

◇二日に一度は入浴を。
   ぐっすり眠って健康維持

◇身なりの大切さ

◇草木やペットは心を癒す

◇動物の世話も最高のリハビリ

◇地域の人が気軽に遊ぶに来やすい

◇近所の幼稚園、小学校との交流

・入居者のAさんができること
  できないこと チェックリスト

 3

ケアの質をより高めたい
    スタッフのためのアドバイス

◇痴呆は絶望的な病気ではない

◇優しくうながし、導くケアで接しよう

◇「生きがい」を感じてもらうには

◇「人間としての尊厳」を守るケア

◇お年寄りのペースに合わせたケア

◇いくらがんばっても、再生できない能力もある

◇懐かしい映画を見て、ナツメロを歌う

◇痴呆症のお年寄りは鏡

◇個々人の特徴をファイルにまとめる

◇勉強会や交流会を開く

◇「グループホーム通信」をつくる

◇ケアの質は事業主とスタッフにかかっている

・家族介護の悪循環/グループホームの良循環


 4

痴呆をやわらげる
    建物の雰囲気づくり

◇地域のなかにある庭つき一戸建ての平屋

◇アットホームな雰囲気が大前提

◇地域密着型小規模多機能サービス「宅老所」

◇個室が必要な理由

◇居室は和室?トイレは?バリアフリーは?

◇キッチンは生活リハビリの場

◇まとめ・痴呆をやわらげる住環境とは?


 5

グループホームを開設しよう!
      実現に向けた第一歩

◇介護保険の目玉「グループホーム」

  • 介護保険で利用できるサービス一覧

◇グループホ−ムが満たすべき法的な基準

  • 介護保険のサービス利用の流れ

◇グループホームの開設にむけて

  1. 場所(グループホームの立地)
  2. グループホームの形態
  3. 運営主体
    在宅サービスでとくに不足すると思えるもの
  4. 設計図とその見積もり
  5. 採算
    ・グループホームの利用者負担
          (月、標準的なケース)
    ・グループホーム運営(9人用)の
        収支シュミレーション例(月額)
  6. バックアップ
  7. 役所への相談、指定居宅サービス事業者としての指定 ・ある市(人口14万人)のグループホームに関する介護保険事業計画
  8. 地域の理解を得る
  9. スタッフの募集と研修
  10. 建築着工し、入居者を募る

◇グループホーム計画の第一歩

  • チェックポイント

グループホームを増やすために
    今後の課題と展望

おわりに

資料

◇介護保険法
「指定居宅サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」

◇介護保険法
第五章【事業者及び施設】第一節「指定居宅サービス事業者」

◇全国の組織紹介

  • 全国痴呆性高齢者グループホーム連絡協議会

  • 宅老所・グループホーム全国ネットワーク

  • 財団法人「さわやか財団」

  • 社団法人「呆け老人をかかえる家族の会」

◇参考文献


お近くの書店にない場合は、やまのい和則事務所  
までご連絡下さい。
  1500円(送料実費)
振込用紙を入れてお送りします


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