体験ルポ 
日本の高齢者福祉

  山井和則・斎藤弥生 著
       岩波新書

   1994年9月20日 第1冊発行
        定価 650円
 好評の「体験ルポ 世界の高齢
者福祉」に続き、著者はヘルパー
や「寝たきり」を体験しながら日本
各地の老人ホーム・老人病院を回
り、厳しい現状と、それを乗り越え
ようと努める現場の声を伝える。
 また高齢者が暮らしやすい町
を目指し、模索しながら新しい
試みに挑戦する自治体の姿も
紹介する。
 希望のありかを探る、若い世代
による報告。

目次

  はじめに

T 家族介護の限界

  1. なぜ、家族だけで看られないのか?
  2. 家族は理想的な介護者か?
  3. 女性と男性の意識のズレ

U 在宅福祉の三本柱

  1. デイサービス
  2. ショートステイ
  3. ホームヘルプサービス

V 高齢者を支える施設と病院

  1. 老人病院での「社会的入院」体験
  2. 老人ホームでの「寝たきり体験」
  3. グループホーム

W さまざまなサービス

  1. シルバービジネス
  2. 住民参加によるサービス

X 福祉は市町村に時代へ

  1. あなたの町はあなたの老後を守ってくれますか?
  2. ”村おこし”から”福祉”の町へ――山形県西川町
  3. 保険と福祉の充実で寝たきり老人が減少――兵庫県加西市
  4. 敬老金を廃止して二四時間ケアを――大阪府枚方市

Y 市民の声をどう福祉に生かすか?

  1. 「老人保健福祉計画」の責任は誰がとるか?
  2. 市民の福祉は市民が決める――東京都三鷹市
  3. 福祉、女性、地方行政

Z 高齢社会の取り組み――スウェーデン、ドイツ、そして日本

  1. 市町村主役の高齢化対策――スウェーデンと日本
  2. 高齢化に公的介護保険で対応――ドイツと日本

終章 人間らしく老いるために

  あとがき

  主要参考文献

 老人ホーム、老人病院、ホームヘルプ、デイサービス、ショートステイ、老人保健施設などのすべてのサービスをわかりやすく解説。
 多くの福祉専門学校で使用されている。

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