スウェーデンの
グループホーム物語

〜ぼけても普通に生きられる〜
バルブロー・ベック・フリス 著

監訳 ・ ホルム 麻 植 佳 子
訳  ・ 山 井 和 則 
   ・ 近 澤 貴 徳 
 
( ふたば書房・1900円)

 

自分が必要とされ、役に立っていると感じ、幸せと思えること――これは重度の老人性痴呆患者にとっても可能であろうか?

 バルロー・ベック・フリス医師――スウェーデン、モタラにある長期療養病院老年・リハビリテーション科医長であり、オルステルゴットランド県西部地区の主任医師。そしてバルツァゴーデン計画の提唱者――によれば、答えは”YES”

スウェーデンの痴呆ケアを転換させた「革命の書」。
 スウェーデンのグループホームでの介護指導のテキスト。
 グループホームの「産みの親」であるバルブロ博士の著書を、2年がかりで山井が翻訳。痴呆ケアに関心を持つ人の必読書

目次

バルツァゴーデンの家    バルロー・ベック・フリス

 はじめに        バルロー・ベック・フリス

 序文

 第1章  老人性痴呆――深刻化するケア問題  
                     
バルロー・ベック・フリス

 第2章  バルツァゴーデン――ケア・プログラムとスタッフ
       プロジェクト開始当時(1985年)
                     
バルロー・ベック・フリス

 第3章  バルツァゴーデン3年後――1988年1月                     バルロー・ベック・フリス

 第4章  バルツァゴーデンの24時間
                        
アニータ・シェルマン  ハイデ・グラナス
 第5章  四季――いろいろなアクティビティー(活動)
                        
アニータ・シェルマン  ハイデ・グラナス

 第6章  音楽と楽しみ    バルロー・カールソン

 第7章  入居者、家族、スタッフの良好な関係づくり
                           
ダグニー・フリーマン  ヘニー・ラブン
 第8章  失禁トレーニング    バルロー・カールソン

 第9章  ストレスを避ける
       
アン・ソフィーレーンストーム  ブルギッタ・リンドボーン

 第10章 日々のエピソード     スタッフ

 第11章 家族であること    患者の家族
 第12章 家族、介護スタッフへのアドバイス
                    
バルロー・ベック・フリス
   第13章 スタッフを支える  バルロー・ベック・フリス
 第14章 家族としての理解  バルロー・ベック・フリス
 スウェーデンの福祉・医療について
――家族介護志向の痴呆性老人ケアの背景にあるもの
                        
ホルム麻植佳子

 本書に願いをこめて            山井 和則  


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