やまのい和則のホームページ ホームへ戻る
ホーム
 

| プロフィール著 書主張CATS |     | 軌 跡(写真) |
| 政治 | 福祉 | GH | 講演会メール | カンパ | ボランティアサポーターリンク |
| めるまが 政治・福祉情報06.25 | めるまがグループホーム05.02 |
| 国会質問(議事録) | 国会レポート | 現場視察 | 写真で報告 | マスコミ政策秘書から |

工事中 | 政策| 資料 政治 ・  福祉グループホーム |  


「要介護5」の実際
〜こんなケースは、どんな要介護になるか〜

要介護 5 とは
〜過酷な介護を要するお年寄り〜

水村マサ子さん(85歳)の現在
  • 長男家族と同居 。
  • 高血圧で外来治療中に脳梗塞で倒れて3ヶ月間入院。その間に痴呆が進行した。
  • 白内障を患っており、視力はほとんどない。
  • 左半身麻痺で寝たきり。寝返り、歩行、排泄、衣服の着脱に全面的な介助が 必要。
  • 介護への抵抗が強く、昼夜逆転、妄想や幻聴、暴言、不潔行動が見られる。  
マサ子さんの希望(介護者)
  • マサ子さんの介護のほとんどは義理の娘がしていましたが、マサ子さんの昼夜 逆転や被害妄想、不潔行為がひどいために、限界に達しています。
  • 現在は週に3 回の訪問看護のサービスを受けています。
  • 入浴はこの1年間していません。  

こんな人にはこんなプラン
訪問型
  • 問題行動が多く見守りの必要性が極めて高いマサ子さんの場合、週6回ホーム ヘルプサービスを利用しましょう。
  • 朝と夜の巡回型ホームヘルプサービスも毎日 利用することで家族の負担を軽減できます。
  • 同時に週2回の訪問看護サービス と、週1回訪問リハビリを組み込むことが出来ます。
通所型
  • あるいは日中のホームヘルプサービスを週5回にすることで、訪問リハビリの代わりに週1回デイサービスセンターまたはデイケアを利用することが出来ま す。


斎藤薫子さん(93歳)の現在
  • 長男(共働き)家族と同居。
  • 2年前に脳梗塞で倒れてから寝たきりの生活。
  • 上半身を動かすことは可能だが、日常生活において全面的な介助が必要。
  • 食事は流動食で、排便は良好である。
  • 現在は週1回のホームヘルプサービスと、週1回の訪問介護を利用している。
  • 自分の生年月日や場所の認識は出来ないが、呼びかければ応答があり、問題 行動もとらない。  
薫子さんの希望(長女)
  • 寝たきりの薫子さんの介護を主にしてきたのは、電車で30分の距離に住む薫子さんの長女恵子さん(65歳)です。
  • 日中長男の家族は仕事や学校に行っており不在なので、毎日9時から5時まで介護しています。
  • そして夜は、仕事から帰ってきた長男夫婦が介護しています。
  • 寝返りを介助しないとすぐに床ずれをおこしてしまうために、家には必ず介護する人が常時必要な状況です。 

こんな人にはこんなプラン
訪問型
  • 脳梗塞や高血圧が心配なマサ子さんには、訪問診療や訪問看護が必要です。
  • 夜中のおむつ交換は大変なので、家族のストレスや身体的疲労を軽減するために、毎日朝と夜あわせて2回の巡回型ホームヘルプサービスを利用しましょう。
  • 同時に週2回の日中のホームヘルプサービス、週3回の訪問看護を組み込むことが可能です。
  • さらに、残存能力を引き出すため週1回の訪問リハビリと、1ヶ月に2 回の訪問入浴を利用するのが望ましいでしょう。

戻る タイトルに