。★〃。☆〃。☆〃。★〃。★〃。☆〃。☆〃。★

     やまのい和則の
      「国政に福祉の風を!」

   - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

              第30号(2000/07/13)

。★〃。☆〃。☆〃。★〃。★〃。☆〃。☆〃。★

メールマガジンの読者の皆さん。おはようございます。

今日は日帰りで東京。現在時刻13日木曜日朝8時半。

 京都から東京への新幹線の中でこの原稿を書いています。
(まわりの迷惑にならないように、一番端のすみの席でそろりそ
ろりとキーボードを打っています)
今日も長いメールマガジンになりますが、許してください。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 まず、今朝のことから。朝5時50分起床。
朝7時からJR木幡駅(京都宇治市)で街頭演説。松峯宇治市会
議員、長谷川市会議員、うちの事務所スタッフの宮地俊之君と総
勢四人。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 京都南部には駅が30ほどあります。さらに、大きな駅は入口
が2つ。駅を一巡するには2〜3ヶ月かかります。

 現在、早朝、京都に居る月〜金には欠かさず、どこかの駅でや
っています。見かけたら声をかけてください。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 やはり、万感胸に迫るものがあります。

今までこの5年間、各駅で20回以上、街頭演説をしてきて、
今回は、やっと衆議院議員としての、街頭演説。
今までより、足取りも軽く駅に出かけます。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 今朝も、「当選、おめでとう!」と声をかけて下さる方がいた。
また、駅前の知人は、「当選祝いに」と言って、紙コップに美味
しいお茶を差し入れてくださった(そう。宇治はお茶が美味しい
のだ)。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 東京で雑誌の取材などがあるので、ぎりぎりまでチラシを配り、
7時48分発の電車で木幡(京都宇治市)から京都駅に向かう。

 満員の通勤電車に飛び乗る。

 すると、ドアの横で、目の前の男性が、今まで配っていた私の
チラシを読んでいた。

 思わず、「このチラシ、私が書いたんですよ」と指差すと、
「事務所の方ですか」。
「いや、違います。私が、やまのい和則本人ですよ」
「そうですか。それは、ご当選おめでとうございます」。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 配っているチラシの裏面には、
「選挙前には大騒ぎして、選挙が終わったら、次の選挙までは何
をやっているのかサッパリわからない。そんな政治を私は変えた
い。だから、ホームページやメールマガジンで、リアルタイムに
活動報告します。ホームページやメールマガジンを見て、どうか
私を厳しくチェックしてください」などと書き、
ホームページやメールマガジン、個人メールアドレス
yamanoi@yamanoi.net(今までのyamanoi@wao.or.jpでもどちらで
も良い)が書いてある。

 おかげで、メールマガジンの読者は、毎日少しづつ増え続けて
いる。メールも「今日、駅でチラシもらいました」と2,3通来る。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 チラシの裏面のその部分を、先ほどの50歳代の男性が読んで
おられるので、
「ホームページなど、普段ご覧になりますか?」と尋ねると、
「インターネットはやったことがない」とのこと。

やっぱり、そうか。なかなかインターネットを利用した政治活動
も難しいなあと。

 「政治活動者にとって、日ごろの活動内容を有権者の方に知っ
てもらうのは最大の苦労なのです。郵便は高いし、集会に来ても
らうのも難しいし、インターネットが一番楽なんです」と私。

 その方は、「確かに政治集会なんか、行ったことがないし、普
通の人は行きませんよ」とのこと。
さらに、「でも、今朝のような駅前でのチラシは、通勤で忙しく
ても思わず受け取って電車の中で読みますから、有難いですね」。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 ここで、私の悩みを1つ。

 確かに、無党派層と呼ばれる方々へ、政治に関心を持ってもら
うには、駅での朝立ちが一番。

 しかし、候補者から言えば、
通勤されている方は、たとえば地域で商売をされている方よりも、
選挙の投票率も低く、選挙活動で動いて下さることも少ない(昼
間、地域にいないのだから当然か)。

 だから、ここは悪循環だが、どうしても候補者は通勤されてい
る方を軽視しがちである。すると、余計に通勤されている方も政
治に無関心になる。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 私はそのような20世紀型の、古い政治スタイルを変えたい。

 21世紀型の政治。

 それは、駅前でチラシをまく、ホームページやメールマガジン
の読者を増やし、目に見えない支持者(いや、同志)とともに、
メールをやりとりしながら、政治をよくする。

 もちろん、この手法はインターネットを利用していないお年寄
りなどには全く通用しない。
しかし、インターネットを通じてなら、政治に関心が持てるとい
う人もいるであろう。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 やはり、万人に対応できるのは郵便によるニュース発送だ。

 だからいま、私のニュースを作成し、発送する計画をしている。

支持者からも
「早く衆議院議員やまのい和則ニュースがほしい」と言われる。

しかし、私の縁ある方、1万人以上に発送すると、印刷代や郵送
費を含めて100万円以上はかかる。
 費用削減で、発送数を減らし、一部の人にだけ送ると、
「私の友人にニュースが来たのに、私には来ていない。もうやま
のいさんは応援しない」などということにもなりかねない。

さらに、1万通の発送と言っても、封入、発送作業には、述べ何
十人ものボランティアさんの手をお借りする。ちょっとやそっと
の仕事ではない。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 これ(支持者に国会報告をするための手段)は国会議員、全員
の共通の悩みであろう。

もし、私に縁ある1万人全員が、私のメールマガジンを読んでく
れたら、経費はゼロ(発行する私も、読者の皆様も無料)で、お
まけに二日に一度ほど、リアルタイムでフレッシュなニュースが、
しかも多くの方々に届くのだ。

こんな時代はいつだろう。

私は、次の選挙までには、かなりインターネットは普及すると信
じている。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

1万通の発送にはいくらお金がかかって、お金はどうやって工面
するか、そのためには事務所でどう仕事を段取りして・・・・・。

いくら良い仕事をしても、その仕事がしっかりと有権者にPRで
きないと選挙に通らない。

そんなこんなしているうちに、気がつけば、国や社会のために、
良い仕事を、国会議員としてすることよりも、自分の手柄をいか
に有権者に宣伝するか、だけに必死になり、政策はないけれど、
選挙にはめっぽう強い国会議員ができあがってしまうのかもしれ
ない。

 こんなことに悩んでいるから、国会議員は、政策が、お留守に
なるのだ。

 こんなことを書くと、
「やまのいさんは、そんなお金のかかる政治を変えるために、政
治家になったんじゃないの。幻滅した」と、お叱りを受けるであ
ろう。
 しかし、たとえば、他の政治家からは「ニュース」がどんどん
届く、やまのいからはニュースが来ない。
「当選したのに、やまのいは何やってるんや。さぼってるのか」
となってしまうのだ。

 せめて、ほかの候補の、数分の1でもニュースは発送せざるを
得ない。ここが現実と理想のはざまだ。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 今までの、発送作業などのたびに、毎日10〜20人のボランテ
ィアさんがうちの事務所に来てくださる。

 みんな福祉をよくしたいという共通の思いを持った同志だ。

本当に助かっている。
しかし、郵便代は、割引をしてもらっても60〜70円かかる。


 実は、あまりにお金がかかるので、あるとき、100人ほどのボ
ランティアさんに頼んで、1万通を手分けして、郵便屋さんの代
わりに地図を片手に、家のポストに入れてもらったこともある。

しかし、これを夏の暑い日・冬の寒い日にボランティアさんに助
けてもらうのは無理だ。多くのボランティアの方が疲れきってし
まった。
 少し愚痴っぽくなってしまった。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 話は戻る。8時10分の新幹線に乗るため、伏見駅で他の車両
(新幹線への乗り換えに便利な)に乗り移った。

 すると、そこでも私のチラシを読んでいる女性が目の前にいた。

「どこに行かれるんですか」と聞かれて
「東京です」と言うと、
「やまのいさんがいるので、民主党に入れましたよ。でも、本当
は民主党はちょっとねえー」と彼女。
「民主党はいまひとつですか」と聞くと、
「自民党の幹部のほうが発言に歯切れがよい。内容はともかく、
民主党の幹部のひとも、もっとズバッと物事を言い切って欲しい」
とのこと。
さらに、「やまのいさんがいるから民主党を応援するんだ、と言
ってもらえるようにやまのいさんも頑張ってください」と励まさ
れた。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 今日は、メールマガジンが長くなって申し訳ないが、もう1つ、
ご報告がある。

 11日火曜日の民主党本部の会議で、
「介護保険をより良くするプロジェクトチーム(仮称)」
が発足し、座長が石毛えい子衆議院議員、私が事務局長に就任。

 8月末までに、介護保険についての民主党の見直しや改善点を
このチームで、私が事務局となってまとめねばならない。

大役である。

大変だが、国会で福祉の仕事をしたくて、政治の世界に入ったの
だから何としても頑張りたい。介護保険は私のライフワークだ。

当初から介護保険導入を推進した人間の責任として、問題点は早
急に改善するように動きたい。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 さらに、昨夜の報告。
地元の同世代の仲間との会合、その中で言われた。

「やまのいさんは、あんまり地元には帰って来なくていいよ。
せっかく、福祉の専門家として、国会に行ってくれたのだから、
地元に戻ってばかりなら、肝心の、福祉の仕事が、国会で出来な
いだろう。
福祉の専門家のやまのいさんが、地元のことで時間をとられるの
はもったいない。やまのいさんは、地元なんかほっといて、国会
で福祉を進めてほしい」。

 涙が出るほど嬉しい言葉だ。本当にうれしい。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 でも、そうはいかない面もある。
国会議員の仕事は、国全体のこともそうだが、やはり、住んでい
る地元を良くするのも大きな仕事。

 国会議員であるのに、「地元のことは知らない」。
「地元で困っていることにも知らん顔をする」というわけにはい
かない。

 全国250万人の寝たきりや痴呆症のお年寄り、さらにはその
介護者の声なき声を介護保険の見直しに反映させる代弁者とし
て、同時に、京都南部の方々の代弁者として国会で頑張りたい。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 それにしても、さきほどのアドバイスは、

「福祉のやまのいここにあり!」と仕事を思い切って国会でやれ!
との熱いエールだと受け取りたい。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 最後になりますが、以上のような事情で、

メールマガジンの読者を増やすのが、金のかからない身近な政治
を実現することにつながります。
どうか皆さん、お知り合いの方に私のメールマガジンの登録をお
すすめください。ちなみに今は475(11:20現在484人)人の登
録者。近い目標は1000人です。

   .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:.

 いつも長いメールマガジンで申し訳ありません。京都からキー
ボードを打ち始めて、もう熱海。1時間40分も打ってしまった。

         やまのい和則 拝

前へ 次へ 戻る