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       やまのい和則の
         「国政に福祉の風を!」

         - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

                第23号(2000/07/01)

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 読者の皆さん、東京は30度を超える暑さです。
今日は、東京に行き、当選証書をいただきました。
これで正式に衆議院議員になったようだ。

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 そのあと議員会館の下見に行きました。

私の部屋は衆議院第一議員会館の240号室。

二階にあがって、一番端の部屋です。すぐわかります。
電話は0335087240。FAXはこれからつけます。

 本当に責任を痛感します。

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当選証書を頂いたので、一人の81歳の女性に電話しました。

その方のご主人が、特に私の熱心な支持者でした。
前回の選挙の時には、雪の降る寒い中を、私のポスターを10枚
も持って、地域をお願いしてまわって下さったのでした。

「私の親戚が立候補しますんや。福祉に力を入れますんで、ポス
ター貼ってください」と、82歳の老体にむちうって、連日、ポ
スター貼りにボランティアしてくださったのです。

 私が落選したときは「残念だ。残念だ」と、ショックを受けら
れ、その1年後、亡くなってしまわれました。

 「おかげさまで当選させて頂きました」と電話すると、
「テレビで当選が決まった時も泣きながら主人の仏壇に報告した
んですよ。今日もやまのいさんから電話があった」と仏壇に報告
します。嬉しい! 嬉しい!」と、電話口で、おいおいと奥さん
は泣かれた。

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 また、私を熱心に応援してくださった和子さんも84歳で一昨
年亡くなられた。

 前回の選挙では、応援演説でマイクを握ってくださった。
若くしてご主人を亡くされ、そのご主人が労働運動をされていた
関係で、「弱い者のために戦っているやまのいさんは、夫の身代
わりのように思える」と応援してくださった。

しかし、高齢だった。

「マイクで応援演説をして下さる気持ちは有難いですが、遠慮し
ておきます。興奮して和子さんが、血圧が高くなって、万一の事
があったら申し訳ない」と私が言うと、

「何言うてるんですか。やまのいさんの応援で死ねたら、本望
です。頼むから、冥土のみやげに、やまのいさんの選挙カーに乗
って手を振らせてほしい。応援演説をさせてほしい」と、和子さ
んは言った。

そこで、仕方なく(有り難く思いつつ)、マイクを握って頂いた.
 しかし、その和子さんも2年前に亡くなってしまった。私は
若輩だが、葬儀委員長に指名された。

ご家族の方から「やまのいさんに葬儀委員長になってもらうのが、
母が一番喜ぶと思います」と言われたからだ。

その和子さんの親友のタネばあさんにも、「当選しましたよ」と
電話した。
「嬉しい、嬉しい、私も早く死んで天国の和子さんに報告に行き
たいくらいや」と、タネさんも泣いておられた。

 そして、和子さんのむすめさんは、「今でも母の仏壇には、や
まのいさんの本を供えてあります」と言う。
 その和子さんは、「もう結構です」と言っても、毎月のように
私にカンパを下さった。

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 書き出せばきりがないが、このような数え切れない方々のご好
意によって、国会で仕事をさせてもらうことになった。

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グループホームの普及、

個室老人ホームの増設、

老人ホームや老人保健施設、

療養型病床でのグループホームケアの普及、

「身体拘束ゼロ」の実現、

介護保険のサービスの整備

など書き出せばきりがないが、精一杯取り組んでいきたい。
        
                 やまのい和則 拝

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