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       やまのい和則の
         「国政に福祉の風を!」

         - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

                第7号(2000/05/26)

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 今朝(26日)駅での街頭演説はさんざんであった。
朝6時40分からチラシを配りだす。

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 駅前でマイク使用は、7時以降がエチケットである。駅前には
シャッターが閉まったお店が並んでいるだけなので、6時50分
頃から、小さな音量で、「おはようございます。早朝より大きな
マイクでお騒がせいたします」と、チラシをまき始めた。

 すると、6時55分に、
「まだ7時になっていない。うるさい! マイクを逆に向けろ!」
とおじさんに叱られた。
 なんと、シャッターが閉まっている商店の二階から人が出てき
て出勤したのだ。「すみません」と平謝り。

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 7時5分までマイクなし。7時5分から少し小声で話し出す。

「不安と不信」の政治を、安心と信頼の政治に変えたいと訴える。

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 久しぶりなので、今日も10人くらいの方が声をかけてくださ
った。「今度比例区ですね?」と声をかけて下さる。この駅でも
もう30回くらいこの5年間に朝の街頭演説をしているのでなじ
みの人は多い。

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 知人に目が会うと、あいさつがてら「今回は、比例区です」と
言うと、「えっ? 比例区て何や?」。

 小選挙区の支部長は、現職の衆議院議員の玉置一弥さんである
こと、比例区についてを、理解していただくまで、説明する。簡単
にはわかっていただけない。

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 笑顔で声をかけて下さる方ばかりではない。こちらに向かって
歩いて来られるので、チラシをとって下さるのかと思えば、私を
すごい恐そうな顔でにらみつけて、通り過ぎられる。

 民主党の支持者ではないのだろう。

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 本日同行は、城陽の北尾茂市会議員と、玉置事務所のスタッフ
の方々と、やまのい事務所の宮地でした。

 北尾議員の演説。「いまの政治はこのままでいいのですか!」
と熱っぽく訴える。北尾さんは私と同じ年で、城陽の同じ消防団
に属している。熱い性格だからこそ、政治家を志されたのだ。

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 さきほど、「うるさい!」と叱られたので、今日は、少しトー
ンを落として話す。
「声が小さい!そんなしゃべり方ではわからない!」と、通りが
かりの方から、お叱りの言葉。

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 チラシには、菅直人さんと玉置一弥さんと私の大きな写真が並
んでいる。

 一般の方から見れば、「自分で自分の宣伝をして。うさんくさ
い奴や」と思われているのかもしれない。こんなことをここ5年
間、400回以上している。

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 私の高校は、仏教高校で丸坊主だった。学校では、「自分で自
分を宣伝することは人間としてもっとも卑しい行為だ」と。

 「人を先に、自分は後に」というのが私のモットー。しかし、
政治活動はそれでは済まない。

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 子供の車椅子を押したお母さんが、目の前を通りかかり、チラ
シをとってくださる。

 小声で「やまのいさん、福祉がんばってくださいね」と声をか
けてくださる。「玉置さんと一緒にバリアフリーの問題も、頑張
りますよ!」と、答える。

こういう瞬間は、
「ああ、政治活動をやっていてよかった」と実感する。 

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 私は、誰からか誉められたいために、活動しているのではない。
いや、人から叱られようが、そのことが、苦しんでいる方や、
困っている方のための、福祉の向上に役立つのであれば、笑われ
ようが、怒鳴られようが、私は政治活動を続ける。

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 あるとき、京阪木幡駅で朝、演説をしているときに小学生に言
われた言葉が今も、忘れられない。
「おっちゃん、そんな大きな声で朝から話してたら、アホや思わ
れるで!」と、小学校3年生くらいの子供が言って、通り過ぎた。

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 情けない! 小学生に注意されるなんて最低だ。
しかし、“名前を売り”、“政策を訴える”、これが、現在の政治活
動だ(ミニ集会、講演活動もしているが)。そのためには、朝、駅での
演説が、皆様に訴えるための、一番の手段なのです。

 いつの日か、あの小学生もわかってくれるだろうか。

 私が将来、福祉のよい法案をつくることができれば、あの小学
生もわかってくれるかもしれない。

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 「迷惑」「騒音公害」といわれる駅での街頭演説とチラシまき
だが、「福祉をよくしたい」「福祉がよくなってほしい」という思
いを込めて、明日もまた頑張りたい。
                    やまのい和則 拝

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