やまのい和則の 「軽老の国」から「敬老の国」へ 第123号(2001/04/06) メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。いろいろと忙しく て、なかなかメールマガジンを発行できずすみません。 忙しい1つの理由は、4月8日(日)の介護保険シンポジウムの 準備です。 たかがシンポと思われるかもしれませんが、主催がやまのい事務所 なので、パネラーの手配、それに先立つ特別養護老人ホームなどの 視察の手配、当日の配布資料の作成・準備など大忙しです。 介護保険シンポジウム 4月8日(日) 1:30〜3:30(1:00開場) 宇治市生涯学習センター 1階ホール 「介護保険の現状と未来」 ☆開会挨拶 玉置一弥衆議院議員 民主党「まちのバリアフリー委員会委員長」 ☆基調報告 山井和則「1年経った介護保険の現状と課題」 ☆パネルディスカッション 高林実結樹さん(元介護家族、元老人福祉施設職員) 畑野守さん(特別養護老人ホーム「あいハート須磨」施設長) 松井孝治さん(元通産省研究官) 山井和則(コーディネーター) 介護保険がスタートして1年。その現状と課題を議論します。 私のみならず、特別養護老人ホームの施設長さん、介護家族の切 実な生の声、松井孝治さんの発言など、中身のあるシンポにします。 予約は不要で、入場無料ですので、お越しください。 なお、今週を簡単に振り返ります。 3日火曜日 5時に起き、始発新幹線で東京へ。 日中は、総務委員会と本会議。 晩は、鳩山会館で鳩山由紀夫代表の招きで「桜を見る懇親会」。 自由党の小沢さん、社民党の土井たか子さん、共産党の志位さんも 登場。 4日水曜日 朝8時から民主党の厚生労働部会。歯科医療改革などを議論。 そのあと、介護保険ワーキングチーム会合(私が座長で、中村哲治 議員が事務局長)。 厚生労働省の、山崎史郎老人福祉計画課長をはじめとする方々から ヒヤリング。 調査結果から「おおむね順調」と説明する厚生労働省に対して、 民主党の議員からは、「現場では介護保険の問題点の指摘が多い。 厚生労働省は現状認識が甘いのでは?」という意見が続出。 たとえば、 ☆在宅よりも施設ニーズが大きくなったのは失敗では? ☆低所得者の負担が重過ぎる。 ☆施設が足りず、施設を選ぶどころか、施設に選ばれる。 ☆ケアマネージャーの受け持ち件数が多すぎて、十分機能してい ないなど。 「特別養護老人ホームやホームヘルパーさん、デイサービスセン ターなどの現場の声を聞く調査をしてほしい、もっと厳しい意見が 出ると思う」と、私は、提案した。 午後、「患者の権利法」の法案作りの会議を今井参議院議員、 水島広子議員、櫻井充議員と行う。 4時の新幹線で京都に戻り、集会に参加。 5日木曜日 午前中は京都で会合に出て、新幹線で東京に戻る。 午後は衆議院本会議。 永田議員が原稿なしで水産基本法の質問を行い、拍手喝采を浴びた。 そのあと、NPO委員会。 6日金曜日。 朝8時から、民主党の医療制度改革のワーキングチーム。 健康保険組合連合会の下村副会長から話を聞く。 9時から民主党のNPO委員会。 9時40分から衆議院の厚生労働委員会。 11時から東大の神野直彦教授の「スウェーデンの人材投資」とい う講義を聞く。 1時から衆議院本会議。 1時40分から2時半まで引き続き衆議院厚生労働委員会。 確定拠出企業年金法案についての質疑。 私は、来週かさ来週に質問することになる。これから猛勉強せねば ならないが、むずかしい。 席の隣の水島広子議員、その隣の宮澤洋一議員(自民党、宮澤財務 大臣の甥)と年金について委員会室で議論。 トイレで坂口力厚生労働大臣に会う。 「先日の山井君の質問のグループホーム、しっかりやりますから」 と笑顔で声をかけて下さる。有難い。 「坂口大臣、内閣改造でも留任して下さい」と私。 いま、松井孝治さんを励ます会合のために、新幹線で京都に戻っ ている。 また、明日は、講演のため東京日帰り。 メールマガジン、今日はここまでにします。 関西にお住いの方は、介護保険シンポに是非お越しください。 やまのい和則 拝
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