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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第37号(2000/09/07)

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 福祉とグループホームのメールマガジンの読者の、皆さんこん
にちは。

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 今日は、先日からお知らせしている、単独型グループホーム
への建設整備費補助の厚生省の資料を、配信します。

 なお、これは厚生省の要求段階ですので、大蔵省を通るかどう
か、まだ決定ではありません。

 また、このような補助は、全国に先駆けて、私の住む宇治市が
市の単独事業として始めています。そのせいで、宇治市では、
単独型に手をあげる事業者が多いです。

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 さて、下記の要綱ですが、最大のポイントは、
社会福祉法人、医療法人、市町村の直営にはお金を出すが、
NPOや営利企業にはこの補助金はつかないという点です。

 皆さん、どう思われますか。

 私の個人的意見は、市町村の判断によって、NPOや営利企業
にも同様の整備補助を出せるようにするべきだと思います。

 つまり、現在は、都道府県の認可だけで、グループホームは
開設可能です。
 それを市町村の認可も必要にするのです。

 その理由は、開設までに市町村が、グループホーム事業者と
話をしていないと、グループホームができあがったあとで、質の
チェックだけを、市町村が責任を負うのは、無理だからです。

 市町村にとっては、どのNPOや営利企業がいいのか判断がむ
つかしいかもしれません。
 しかし、それは、市町村の責任で、判断して欲しいと思います。

 今日のメールマガジンはこれまでにします。

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 痴呆性高齢者グループホームの整備の推進(厚生省の資料)
(1)趣旨
小規模な住空間において、少人数の痴呆性高齢者がケアを受けな
がら共同生活を送る痴呆性高齢者グループホームを整備。
(2)内容
1、要求か所数 500か所
2、事項要求
単独型の痴呆性高齢者グループホームに対する整備費補助の創設
介護保険施設等との連携と地域への開放性が確保された単独型の
痴呆性高齢者グループホームを新たに整備費補助対象とする。
(従来は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等と併設の場
合のみ補助対象.)

※単独型で整備費補助を認める要件
・入居者のバックアップ体制を確実に確保できるよう、介護保険
施設等の連携施設(法人)との間に具体的な連携・支援の内容を
定めた覚書等があること.
・地域への開放性が確実に確保できるよう、市町村の意見書があ
ること.
【参考】痴呆性高齢者グループホーム整備補助の概要
補助金名   社会福祉施設等施設(設備)設備費補助金 
       保健衛生施設等施設設備費補助金
補助先    市町村・社会福祉法人  医療法人等
負担金割合  国1/2、都道府県1/4、設置者1/4  定額2,OOO万円以内
補助実績   185か所(10・11年度)  92か所(11年度)
※ゴールドプラン21(平成16年度介護サービス提供見込み量)3,200ヶ所
(各ホームページにも掲載中)
                やまのい和則 拝

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