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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第24号(2000/07/07)

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 メールマガジンの読者に皆さん、こんにちわ。
いま、東京から京都への新幹線の中です。
今週は、生まれて初めての国会での活動でした。

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 今週の国会は3日で終わりでした。本格的な介護保険などの論
戦は、9月末から予想される臨時国会で行われます。

 私は、介護保険の見直し作業を、さっそく民主党の介護保険見
直しプロジェクトチームで、行うことになりました。

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 そこで、皆さんにお願いですが、
「介護保険、ここがおかしい」
「介護保険、ここをこう変えてほしい」
という現場や、利用者の声を、お聞かせ願えれば幸いです。

民主党としての介護保険の問題点、改善点をつくる参考にさせて
頂きます。
 国会議員になると(選挙前も)忙しくて、福祉現場からますま
す遠ざかります(言い訳です)。
そんな私にとって、このメールマガジンは、国会と福祉現場を結
ぶ貴重なパイプです。

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 正直言って、介護保険には書き出せば、キリがないほどの問題
点があります。
しかし、国会で取り上げる以上は、重要なポイントだけに絞らね
ばなりません。

 来年度予算の概算要求に影響を与えるには7月中に、意見を言
わねばなりません。

また、9月末くらいから始まると予想される臨時国会までに、意
見をまとめる必要があります。

 私はつくづく思うのですが、福祉現場で充満している介護保険
への不満がほとんど国会には届いていないのです。
そのパイプが今までなかったかもしれません。

 私はそのパイプになります。

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 思いつくままに、施行後3ヶ月での問題点を書きます。

*老人ホームの待機者が多く、すぐに入れない。

*選べない。

*個室の老人ホームがほとんどない。

*デイサービスなどが足りない。

*シルバービジネスなどで信用できない会社がある。

*痴呆ケアの切り札と言われるグループホームが全く足りない。

*ケアマネージャーが担当するケースが多すぎて、十分なケアプラ
ンが立てられていない。

*痴呆症のお年寄りの認定が不正確で軽くでがち。

*老人ホームなどの現場ではデスクワークが増えて大変。

*デイサービスなどは介護保険で経営が苦しくなった。

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 今後2カ月間かけて、介護保険施行後の、実態の勉強と、改善
点を考えたい。

どうか、ご意見、ご指導ください。

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 なお、国会での福祉議論のシステムを少しだけ解説します。
担当は厚生委員会です。
各党からの代表30人くらいで構成されます。
厚生委員会では、
質問は、厚生委員会に所属する国会議員が、
答弁は、厚生大臣と厚生政務次官、厚生省の官僚がします。

 介護保険の議論などは、主にこの厚生委員会でされます。
私は、9月からはこの厚生委員会のメンバーに入る予定です。

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また、党には厚生部会があります。
この厚生部会で党としての意見、たとえば、
「介護保険はこう改善すべきだ」などをまとめて、厚生委員会で
民主党議員が質問します。

 しかし、厚生部会といっても、医療,年金も大きなテーマなの
で、介護保険を議論する時間は限られます。
ですから、介護保険については、私が、精一杯取り組みます。

 今日のメールマガジンは政治くさい、お願いの内容になってす
みませんでした。
            やまのい和則 拝

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