。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆ やまのい和則の 「軽老の国」から「敬老の国」へ - Yamanoi Kazunori Mail Magazine - 第7号(2000/04/02) 。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆ メールマガジンの読者の皆さん。 今日は日曜日、おくつろぎのところお邪魔します。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. まず、痴呆ケアのニュース。 昨日の記者会見で丹羽厚生大臣が、 「痴呆の研究センターを3箇所設立する」と発表。 「痴呆の介護保険での認定方法の研究」 「痴呆ケアの専門家の育成」などについて研究調査するという。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 私は思う。 1つには、介護保険での痴呆の認定は不十分。 これは、3年くらい前から、私たちは批判していた。 なのに今ごろやっと本格的に研究というのは遅すぎないか? 次に、「痴呆の認定の研究」よりも、「痴呆ケアのあり方の研究」 をしてほしい。そうすれば、おのずから「グループホームがいい」 という結論が出るのは当然なのに! .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. なお、痴呆ケアの専門家の育成については、函館のグループホ ーム「愛の里」の林崎先生が力を入れておられる。 先日、お目にかかったら 「愛の里では、グループホームケアの研修に、日本中からグルー プホームのスタッフを受け入れている」とのこと。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 話は変わるが、この「痴呆ケア」については、 「住環境が非常に重要」。 痴呆ケアの7割は「住環境で決まる」と言われるくらい。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. この点について2つ。 「痴呆を癒す建築」(鹿島出版会)という本は素晴らしい! そして、この本を参考にして、私は 「痴呆ケアに適した住環境について」のレポートを書きました。 私の福祉のホームページhttp://www.wao.or.jp/yamanoi/ に、そ のレポートと、本の表紙の写真を、今日載せましたので、ご関心 ある方はお目通しください。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 今までの、 「日本の回廊式の施設が、痴呆性高齢者にとって、いかに悪いか」 がわかります。 今日はこれで失礼します。 山井和則 拝 |