やまのい高齢社会研究所 所長 山井和則
- 昭和37年1月6日、サラリ−マンの家庭に生まれる。
- 川岡小学校、桂中学、洛南高等学校を経て、昭和61年京都大学工学部工業化学科大学院を卒業。中学は囲碁部、卓球部(団体で市内ベスト8)、大学では、福祉施設でボランティア活動をするサ−クルと卓球同好会に所属。学生時代のボランティア体験が人生を変えた。
- 高校時代「社会の雑巾になって、社会をきれいにする生き方をしなさい」と、三浦俊良学校長(当時)から教えを受ける。
- 「化学研究者か、福祉運動家か」、と悩んだ末、政治問題として福祉を考える生き方を選び、松下幸之助師が設立した(財)松下政経塾に入塾。5年間の在塾中は、おもに高齢者福祉や政治について研究。日本や欧米、アジアの老人ホ−ム、バングラデシュの孤児院でボランティアとして活動する。
- 「京都新聞」に「寝たきり大国・日本へ−高齢化先進国からのメッセ−ジ」を1年半にわたって連載。29歳で岩波新書「体験ルポ 世界の高齢者福祉」を出版。今日までに13万部が出版されるベストセラ−に。
- 松下政経塾卒塾後、91年、92年とスウェ−デンに留学、ルンド大学福祉学部研究科などで高齢者福祉を研究。
- 帰国後、やまのい高齢社会研究所を設立。大阪外国語大学講師の妻との共著で「体験ルポ 日本の高齢者福祉」(岩波新書)、「スウェ−デン発・高齢社会と地方分権」(ミネルヴァ書房)を出版。さらに、「スウェ−デン発 住んでみた高齢社会」(ミネルヴァ書房)を執筆。
- 痴呆(ちほう)問題にも詳しく「スウェ−デンのグル−プホ−ム物語−ぼけても普通に生きられる」(訳書)を出版。(社)ぼけ老人をかかえる家族の会会員。
- 1995年 奈良女子大学講師・立命館大学政策科学部講師。
- 1996年 衆議院議員選挙に京都6区から初挑戦。次点に終わる。
- 2000年6月衆議院選挙に近畿比例区で出馬。当選!
- 厚生省・厚生労働省委員会や総務省委員会に所属し、活躍中!
また、民主党では、「介護保険対策チーム」座長、
「ホームレス問題対策チーム」
「医療制度改革チーム」
「朝倉問題対策チーム」
「色覚問題チーム」各事務局長。
「NPO委員会」副委員長、ほか、
「ハンセン病問題議員連盟」
「バリアフリーのまちづくりチーム」
「ヤコブ病問題議員連盟」
「患者の権利法議員立法チーム」
「情報バリアフリー(ユニバーサルデザイン)法議員立法チーム」
「歯科医療改革チーム」などに参加、研究中!
著書:
「体験ルポ 世界の高齢者福祉」(岩波新書,1991)
「スウェーデン発 住んでみた高齢社会」(ミネルヴァ書房,1993)
「家族を幸せにする老い方」(講談社,1995)
「グループホームの基礎知識」(リヨン社2000)
共著:
「グループホームケアのすすめ」(朝日カルチャーセンター,1994)絶版
「スウェーデン発 高齢社会と地方分権」(ミネルヴァ書房,1994)
「スウェーデンの政治」早稲田大学出版会,1994)
「体験ルポ 日本の高齢者福祉」(岩波新書,1994)
「公的介護保険のすべて」(朝日カルチャーセンター,1995)絶版
「転ばぬ先の介護ハンドブック」(講談社2000)
「介護サービスの革命・グループホーム入門」(リヨン社1999)
「図解・介護保険のすべて」(東洋経済新報社2000)
「福祉メールマガジン 福祉現場VS.国会」(講談社2001)
共訳書:
「スウェーデンのグル−プホ−ム物語」(ふたば書房,1993)
- 好きな言葉
「知りて行わざるは、勇なきなり」
「千里の道も一歩に始まる」
- 座右の書
「塩狩峠」(三浦綾子著)
- 趣味、特技
ネコ研究家 (写真)
ネコと遊ぶこと。調査に訪れた15か国では必ずその国のネコの写真を撮影。その数400枚。たいていのネコとは意志疎通ができる。ネコの国籍が当てられる。
- 語学
河内弁(7歳まで大阪の八尾で育つ)、英語、スウェ−デン語を話す(調査に訪れた国)
- 好きな食べ物
たこ焼、漬物
- 好きな歌手
オフコ−ス、五木ひろし
- 尊敬する人物
マーティン・ルサ−・キング牧師(米国公民権運動家、63年ノ−ベル平和賞受賞)
ベンクト・リンドクヴィスト元厚生大臣(スウェ−デン初の盲目の大臣)
- 家族 妻(3?歳、大阪大学助教授)
- 出演テレビ
「ニュ−スステ−ション」(テレビ朝日)「シリ−ズ 老人を見棄てるな」
「くらしのジャ−ナル」(NHK)
「生活ほっとモ−ニング」(NHK)「公的介護保険とは何か」
「ETV特集」(NHK)「地方分権のゆくえ」
「おはようナイスデイ」(フジテレビ)
「北海道スペシャル」(NHK)「終(つい)の住処を選べない病院に暮らす 老人たち」
「あすの福祉」(NHK)「痴呆性高齢者むけグル−プホ−ム」
などなど
これらのビデオ無料で貸し出します。ご関心のある方は、お気軽にご一報ください。
「安心して老いられる京都に!」
公的介護保険の早期導入
痴呆高齢者向けグル−プホ−ムの制度化
24時間対応のホ−ムヘルプの充実
住み慣れた地域に小規模で家庭的で個室の老人ホ−ムを増やす
何ら専門分野のなく、得意分野は「選挙」「地元の世話」というような政治家だけでは世の中は良くなりません。どんな政治家も選挙になれば「福祉に力を入れます」「お年寄りを大切に」と言います。
しかし、具体的な政策にならなければ不可能です。
選挙になってから福祉を言いだすのではなく、福祉を良くするために、福祉にもともと情熱を持った人間は政治家にならない限り、日本の福祉は良くならないと考えます。
このコーナに関してのご感想、ご意見、ご要望などがありましたら
kyoto@yamanoi.netまでお願いいたします。