〈飲み込む機能〉  


 飲み込む機能、噛む機能も加齢による影響から逃れることはできません。

 不適合な入れ歯反射の遅れ筋力の低下等による原因はいくつかありますが

 誰にでも機能低下は訪れます。

 誤嚥リスクのある人がどの程度いるか調べたところ、自立した生活を営んでいる人でも

 65〜74歳だと3分の1に何らかの誤嚥リスクがあり75歳以上になると半数近くにもなりました。


 
           飲み込む機能をチェック


      30秒間で唾液を何回のみこめるかを数えてみましょう。
      口の中に唾液がなくなっても空嚥下をします。 

      ⇒3回未満だと、機能障害を起こしている可能性が高くなります。

       (本当に誤嚥しているかどうかは専門職の判断が必要です)
 

 飲み込む機能低下を予防するエクササイズ
(食事の前に行うと効果的)

 深呼吸

 
首を回す

 
肩の上下

 
頬をふくらませ、引く
舌の反復運動(テンポよく動かす)
         
          ベロ出し運動 ↓              
舌の先を口角に付ける ↓