第一回 準備は万端?


    ごめんなさい

実は私スウェーデンに行ってました。

今年の夏休み始めて長期休暇をとったんですが、
それはスウェーデンにお里帰りをするためでした。
本当は1週間位の予定で行くつもりだったんですが、
4月に行くことを決めた時点ですでにお盆近辺の
関空から北欧への飛行機のチケットは最後の4席…。

行きも帰りも選べない
「この日しかない」という状況でした。
おかげで金曜日出発の日曜の朝帰りという
10日間の予定より長期の旅行となりました。


 何日どこで過ごそうか?どこに行こうか?
 誰と会えるかな?等々思いは膨らむばかりですが、実感がなく時間は過ぎ去っていきました。
 最初はフィヨルドもみたいなーなんて意見もあったのですが、
 今回の趣旨である「お里帰り」を最大限重視して日程を配分することにしました。

 行きはヘルシンキに入り、コペンへ行くか、ストックホルムに行くかの選択でしたが、
 ちょうどその時期にコペンで大きな服飾関係のメッセがあって、ホテルの確保が困難である
 との情報を得て先ずはストックに入ると決定しました。
 後はルンドに行って数日過ごし、コペンに入って帰路につくというパターンに決定しました。
 (まあ、なんと無難なこと)
 金曜日の朝に関空から飛んで、その日の夕方にストックホルムにつきます。
 非常に得した気分ですが、逆に帰りは損します。
 朝にコペンを立って翌日の朝に関空に着く計算です。
 神様は平等ですからね。

 さて、何日どこで過ごすんだと。わいわい家族会議を開きました。

 ルンドでは最低3日過ごしたいというのが、共通の希望でした。
 一日はセベリン家の人々ともう一日は我がボス、
 シュラーとそしてもう一日は日本人のお友達と、そしてもう一日は…
 なんて考えたらどう考えても3日でも足りません。

 ストックホルムはどうすんの?
 正直、ストックホルムはきれいな街で大好きです。
 このきれいな街を娘たちにも見て感じてほしいと思っていましたので3日は過ごしたいと思いました。
 すると必然的にコペンは2泊で3日目には帰国となります。

 じゃあ、ホテルを予約しなくっちゃということになります。
 インターネットで検索しあたりをつけました。
 ストックではまず、4人一部屋で泊まれるいわゆるファミリールームがあるホテルを選びました。
 セントラムからは、地下鉄で2駅ほど離れていますが良いホテルが見つかりました。
 スカンディックマルメンホテルです。
 早速ウェブで申し込みをしました。

 ルンドはもちろん土地感があるのですが、今回はレンタカーを使わないつもりなので
 できるだけセントラムに近いところで当たりました。
 ホテルルンディアをウェブで検索し、空き部屋状況を確認するとなんと
 サマーオファーで半額で申し込めることがわかりました。
 メールでファミリールームかコネクティングルームをリクエストしましたが、
 残念ながらないとのことで、なるべく近い部屋をとリクエストして申し込みが完了しました。

 次はコペンです。
 夜にチボリを訪れるのも、目的の一つだったのでチボリの近くで、
 駅の裏側ではないロケーションで探すとスウェーデンと比較してずいぶん高いんです。
 なぜだか不明なんですが、直接ウェブでより、むしろ旅行社にお世話になった方が安いんです。
 じゃあと、旅行社にリクエストを出し無事予約完了となりました。

 これで、ホテルの予約はオッケーなのですが、ストックホルムからマルメへの交通手段はどうしましょう?
 住んでいた時に、一度飛行機で移動したことがあったので、それが簡便な事は解っていましたが
 日本では予約ができないと旅行社からは冷たいお返事を頂戴しました。
 ストックホルムに着いたらまず、飛行機の予約をしなくっちゃと気合いを入れていたら、
 スウェーデン在住の友人からすてきなお知らせを頂きました。
 マルメアビエーションという国内専門の航空会社がWEBで予約可能でクレジットカードで決済できる、
 しかも今予約するととってもおやすいという情報でした。
 持つべきものは友人とありがたく予約をさせて頂きました。出発の3日前のことです。

 これで、万事OKです。

     



次に関空への交通手段を確保せねばなりません。
これは、簡単便利なMKスカイゲイトシャトルを予約しました。
やはりWEBで予約すると割引があり、
とっても得した気分です。
荷物を持って駅まで行く必要もないし、重宝しています。

そして、ついにその日がやってきました。
前日の8月9日、木曜日です。
MKから電話がありました。
WEBで申し込みは終わっているものの、
連絡があるまでは何となく心配です。

便はフィンエアーのヘルシンキ行き
AY78便11時発と伝えてあったのに…
なんと6時過ぎに迎えにくるとのこと。
渋滞をおそれての事だろうと仕方なく、受け入れましたが
渋滞はなく、8時には既に関空の人となっておりました。

関空ではまだフィンエアーのチェックインは
始まってもおらず、しばし休憩と相成りました。
さあ、いくぞ〜とテンションはあがりっぱなしでしたが、
最初のつまずきはセキュリティーチェックでした。。。


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