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小論文 テーマ まちづくり (平成10年7月 宇治市市民まちづくり会議委員応募論文) |
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この国、このまちを好きだといえるでしょうか。
よその人に、このまち宇治の誇るれことを自信を持って、いえることは 何なのでしょうか。 思い浮かぶものは、遠い昔の先人達の残してくれた、自然の恵みと歴史 的遺産といった、どちらかといえば、ハードに属するようなものばかりです。 19万人もの人が住んでいる宇治のまちは、多くの人が漫然と集まった だけのまちなのでしょうか。 人がまちをつくり、まちが人を育てるということを信じて、世界中の人 に、私たちの子供が胸を張って、「これが私のすんでいる(ふるさと)宇治の誇りです」といえるものを創り、残すことが私たちの義務ではないでしょうか。 ライフスタイルの多様化、高齢化、シルバーライフ、高齢化社会、公共 の福祉、社会構造の変化、地方の時代、地域の役割と活性化等々、色んな言葉で色々な事がいわれています。ハードの次はソフトの整備なのでしょうか。 本来、ハードとソフトは一体であり、かつ時代と共に、ソフトは変えて いくものではないでしょうか。 21世紀は、市民自らの責任で選ぶ時代かもしれません。行政からメ ニューを見せられて、その中で選ぶのではなく、創造力を持ってメニューを作る事が、望まれていると思います。 もうすぐ介護保険法も施行されようとしています。 行政で全てカバーできるはずもなく、ボランティア、各NPOが、お互 いに協力しあうことが大切であると思います。 この様に多くの人が、観客でなく当事者として、参加できる型を作るこ とが、私たちが子供に残せるものではないでしょうか。 これからは心の時代になっていって欲しいし、「人間的で行き届いた サービス」ということを考えたまちづくりができたらと思います。 |
プロフィール 宇治市市民まちづくり会議委員応募論文(平成10年7月)
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