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今求められている
『24時間巡回ホームヘルプサービス』とは

『軽老』から『敬老』へ
 今後もますます高齢者が増えるという状況にある日本ですが、周りを見回しても「子供が親の面倒を見る」という理想の「家族神話」がいまだに根強いようです。介護疲れでノイローゼになってしまった妻、夫との口論が絶えなくなった夫婦、老老介護(老人が老人を介護すること)での介護していた老人が先に倒れてしまったケースなど、こういった高齢者介護によって家庭崩壊を招いたという話も実際には少なくないようです。このような事を考えてみると、福祉サービスをおこなう立場としての行政側の家族介護に対する積極的な支援が強く望まれるということになります。
 では、その行政側の福祉サービスの現状を見てみると、「24時間ホームヘルプサービス」というものが、大阪の枚方市や福岡県の北九州市などで既に始まっています。また、やまのいが暮らすここ宇治市でもこのサービスを始めようと検討中とのことです。
 今のところはまだまだの様ですが、このようなサービスを日常的に受ける事ができ、さらに安心して老いられる社会こそ、これから望まれる「本当の豊かな社会」であるとやまのいは考えています。
24時間巡回ホームヘルプと従来の滞在型ホームヘルプの違い
homehelp  従来行われていた「滞在型」のホームヘルプサービスは週1〜2回、1回約2〜3時間の訪問でした。これは、約7割が家事サービスになってしまい、ホームヘルパーの仕事ではないのでは?、という疑問も出てきそうですね。また、手助けの必要がなくてもよい老人の場合でも、勤務上一定時間の滞在が義務づけられていて、時間の無駄が生じている場合もあるとも考えられます。
 これに対して「24時間ホームヘルプサービス」は毎日4〜5回の短時間訪問のサービスをします。そのため、必要なときに介護を受ける老人の生活に合わせた援助を提供できるようになっています。さらに、このサービスでの介護は、生活援助をする家政婦のような「滞在型」に対して、老人自身への援助が中心であるため、高齢者が自立した生活を送ることに重点を置いたサービスになっています。
 これからの高齢社会に向けての介護サービスは、サービスの受け手である老人の生活全体を考えての提供が望まれることになると思われます。これには当然、24時間365日の提供が重要ですし、こういった背景から「24時間ホームヘルプサービス」が望まれ、また増えつつあるわけです。
24時間巡回ホームヘルプサービスの成果
homehelp  この「24時間ホームヘルプサービス」の具体的な例を見てみましょうか。北九州市で「24時間ホームヘルプ」を行っている(株)コムスンの調査によると、老人の痴呆の症状がやわらいだり、おむつの使用量が減ったとか、また介護をする家族の心身の疲れが軽減されたり、仕事を継続する余裕が出てきた、というようなことが報告されています。
 以上のように「24時間巡回ホームヘルプサービス」には、多くのメリットがあり、それらのメリットがこれからの高齢社会を「本当の豊かな社会」へと導いてくれるように思います。こういったサービスの早期実現で日本を『軽老』の国から『敬老』の国にしていくために、やまのいは多くの人々と共に力をつくしていきたい考えております。
 このコーナに関してのご感想、ご意見、ご要望などがありましたら
yamanoi@wao.or.jpまでお願いいたします。

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