第2回介護保険推進全国サミットin加賀 

参加募集について


平成13年11月15日(木)、16日(金)に第2回介護保険推進全国サミットin加賀(主催−加賀市、後援−厚生労働省・石川県、協力−国土交通省)を開催します。

本サミットでは、利用者の立場に立った介護システムの構築を目指し、地域社会が持つ介護力の向上をより確かなものとしたいと考えております。本サミットに行政、事業者、施設、ボランティア団体などさまざまな分野の方々にご参加をお誘いしております。

介護サミットの詳細および参加申込みは、ホームページ上で行っておりますので、是非ご参加ください。

サミットホームページURL  http://www.kaigo-summit.com/

《事務担当》
〒922-8622 石川県大聖寺南町ニ41番地
第2回介護保険推進全国サミットin加賀実行委員会事務局
(加賀市福祉保健部長寿室内) 担当 西野、喜多

TEL 0761-72-7850(直通) 0761-72-7853(直通)
FAX 0761-72-7797

E-Mail
kaigo-info@kaigo-summit.com (実行委員会事務局)choujyu@city.kaga.ishikawa.jp (長寿室)


第2回介護保険推進全国サミットin加賀

平成13年11月15日(木) 

1、分科会

 

T 自治体政策コース:テーマ「地域ケア体制の整備手法」
午後2時〜5時 会場:ホテル百万石(山代温泉)

 介護保険制度だけで要介護者が自立した生活を実現できない。そこで、介護保険の周辺福祉サービスを利用し、これらのサービスを地域社会で支えていくことが求められている。地域住民の良好な近隣関係を基盤に、それぞれの役割と責任を分担しながら、地域全体で福祉を支える力を有機的に機能する地域ケアの実現が必要である。先進事例を検証し、自治体の福祉保健施策だけででなく、地域の福祉ボランティア活動をも含め、地域社会全体として有機的に機能する体制を整備するための考え方や手法を導き出す。  

座長  池田 省三  龍谷大学 社会学部 教授
  中村 仁 最上町  町長
  福井 久 大津市高齢福祉・介護課 主幹
  田中 尚輝   (NPO法人)市民互助団体全国協議会 理事
  貝谷 伸   厚生労働省 老健局 介護保険課 課長

 


 U 痴呆対応コース:テーマ「痴呆問題の社会化」

午後2時〜5時 会場:ゆのくに天祥(山代温泉)

痴呆高齢者を社会で受け入れるための条件整備について検討する。平均寿命の伸展とともに痴呆は特別な状態ではないと認識し、痴呆高齢者が社会の一員として、地域社会と関わりながら、暮らせる環境整備のあり方を導く。 

座長 杉山 孝博 川崎幸クリニック 院長
  高村 浩 高村浩法律事務所 弁護士
  鳥海 房枝 (社福)北区社会福祉事業団 北区立特別養護老人ホーム清水坂 あじさい荘 副施設長
  永田 久美子  高齢者痴呆介護研究・研修センター 主任研究主幹
  石井 信芳 厚生労働省 老健局 計画課 課長

 


V 介護支援コース:テーマ「ケアマネジメントの実践理論」

午後2時〜5時 会場:加賀観光ホテル(片山津温泉)

ケアマネジメントの実践理論とこれを支える体制について検討する。介護支援専門員は、ケアプラン作成時に介護保険制度のみならず各自治体の福祉施策、福祉ボランティアの活動の状況、対象者の家族の要求や近隣の住環境にも考慮しなければならない。介護支援専門員には、介護保険制度に規定する以上の役割、対象者の総合的なケアマネジメントが求められているのである。

座長 竹内 孝仁  日本医科大学 教授
  橋本 泰子   大正大学 人間学部 人間福祉学科 教授
  見平 隆  (社)日本社会福祉士会 理事
  小川 佐起子  (NPO法人)和歌山ケアマネージャーの会 代表理事
   西田 晴美 (医)修和会 片山津温泉丘の上病院 相談部長

   



  参加者の皆様へ

 介護保険は、措置時代とはちがう新しい社会サービスの仕組みと、地方分権から地域ケアへの流れという2つの重要なものを生んだと私は思っています。この2つのものをつなぎ合わせるのがケアマネジメントの理念と実践にあります。

 ケアマネジメントはまだ端緒についたばかりですので、現場で仕事をしておられる皆様には"創世期の苦労"が多いことかと思います。しかしこのことを学び、身につけていけば、利用者,地域、そして皆様の仕事に大きな成果と明るい展望が開けてくることでしょう。この分科会が、パネリストの先生方と皆様の真摯な討議によって、よい学びの場と鳴子とを心から願っております。

介護支援コース 座長:竹内 孝仁


 

W 住環境コース:テーマ「高齢社会の住環境整備のあり方」

 午後2時〜5時 会場:ホテルながやま(片山津温泉)

高齢者が安心して、いきいきと日常生活するための住宅開発やその周辺の住環境整備のための住宅政策を検討する。住宅政策として住宅及び住環境のバリヤフリー化を促進するとともに、住環境の改善を目的に住み替えを安心してかつ簡単にできる仕組みづくりが求められる。一方、居住空間だけでなく、都市整備においても高齢者が居住して安心できる住宅政策の展開が必要となっている。

座長 外山 義 京都大学 大学院 工学研究科 環境地球工学専攻 教授
  早川 和男 国際居住福祉研究所(長崎総合科学大学 教授) 所長
  北岡 敏郎  大牟田住まい・まちづくりネットワーク(有明工業高等専門学
校建築学科 教授) 代表
  橋本 公博 国土交通省 住宅局 住宅総合整備課 高齢者住宅整備対策官
  木倉 敬之  厚生労働省 老健局 振興課 課長

   


2.講演会
 演題:著書「お母さんは宇宙人」 その体験と実感より
講師:橋 幸夫
午後1時30分〜3時 会場:加賀市文化会館入場無料

(ただし、入場券が必要です。詳細は下記ページをご覧下さい。)

サミットホームページURL  http://www.kaigo-summit.com/

平成元年に、老人性痴呆症となった実母と橋幸夫一家の愛の物語を描いた「お母さんは宇宙人」がベストセラーとなり、長寿社会に突入した日本の老人医療、介護問題に一石を投じた。続いて平成7年6月には第2弾「宇宙人バンザイ」を出版。現在も、その体験を交えた講演が全国各地で大きな関心を呼び好評を博している。


平成13年11月16日(金)  

全体会
パネルディスカッション:テーマ「地域ケアの構築」 
午前9時30分〜正午 会場:加賀市文化会館

介護保険制度が要介護高齢者に対し標準的な介護サービスの提供を保障した。しかし、この制度だけで要介護者が自立した生活を実現できない。そこで、介護保険の周辺福祉サービスを利用し、これらのサービスを地域社会で支えていくことが求められている。地域住民の良好な近隣関係を基盤に、それぞれの役割と責任を分担しながら、地域全体で福祉を支える力を有機的に機能する地域ケアの実現が必要である。

コーディネーター 村田 幸子 日本放送協会解説委員室 解説委員
  池田 省三 自治体政策コース 座長
  杉山 孝博 痴呆対応コース 座長
  竹内 孝仁 介護支援コース 座長
  外山 義 住環境コース 座長

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