「グループホーム読本」

痴呆性高齢者ケアの切り札

「自宅ではない在宅をめざして」

外山 義 編著 ミネルヴァ書房

 これは、昨年、行われた、スウェーデンのグループホームの現地調査団の報告書がベースになった本です。
 現地調査団は、山崎史郎厚生省老人福祉計画課長、大熊由紀子朝日新聞論説委員、小宮英美NHKプロヂューサー、そして、グループホーム研究の第一人者外山義京大教授など、素晴らしい顔ぶれです。
 スウェーデンのグループホームの最新情報や日本でグループホームをつくる最新情報が盛り込まれています。
是非、お目通しください。

 ちなみに、私も3月21日に、「グループホームの基礎知識」という本を、リヨン社から出版します。ご期待ください。

  グループホーム読本 目次

はじめに

第T部 グループホームをつくる

第1章 グループホームの基本理念

  1. グループホームとは

  2. なぜグループホームなのか

  3. グループホームの対象者

  4. グループホームと医療

  5. グループホームと利用者の家族

  6. グループホームと地域

  7. グループホームの発展性

  8. グループホームが示唆する21世紀の高齢者ケア

第2章 成否の鍵を握る運営方法

  1. 利用者

  2. グループホームの生活ケア

  3. ケア体制

第3章 成立のための地域の要件

  1. 市町村等の役割について

  2. 医療との関わりについて

  3. 家族とグループホームの関わりについて

  4. 地域の資源の利用について

第4章 建築計画と実例

  1. 立地に関する要件

  2. 規模と形態

  3. 空間構成のあり方

  4. 計画上のポイント

  5. 既存建築物転用の場合の留意点

第U部 スウェーデンのグループホームの今

第5章 スェーデンの痴呆性高齢者ケア

  1. 歴史と沿革

  2. 現状

  3. 将来の展望

  4. 我が国のグループホームを考えるうえで

  5. 用語の整理

第6章 さまざまな形のグループホーム

  1. 老人ホームを改修したグループホーム

  2. 老人ホームを部分的に改修したグループホーム

  3. サービスハウスを改築したグループホーム

  4. 長期療養病棟を改築したグループホーム

  5. 高齢者住宅、老人ホームと複合された市営グループホーム

  6. 民間の建物を借り上げたグループホーム

  7. 高齢障害者住宅の中のグループホーム

  8. 痴呆ケア研修センター

資料編

  1. 我が国に於ける痴呆性高齢者向けグループホームの現状

  2. 厚生省グループホーム関連基準

 


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