きょうと介護保険にかかわる会
講演会

と き    :  2000930日(土) 13301600
ところ    :  京都アスニ− 第8研修室
         中京区丸太町通り七本松   (пj075-802-3141
テーマ   :みんなで創ろう介護オンブズン」
講 師    斉藤弥生 (大阪大学助教授) 

コメンテーター:(予定)
 行 政 の 立 場:  京都市 担当部長 羽室光子
 施 設 の 立 場:  健康園 園長   山田尋志
 介護者(ヘルパー):
京都公共サービスユニオン 柏原久美子
 ケアーマネージャー: 大原記念病院    川添チエミ

  • 与えられるのをまつより、自分に何が出来るか考えてみませんか

  • 社会をつくるのは私たちです。わたしたちも責任を分担しませんか 

  • 高齢者と共に明るく生きるためのオンブズマンを学びませんか

斉藤弥生さんプロフィール

  学習院大学法学部卒業。松下政経塾にて高齢者福祉を研究。

  スウェーデンに3年間留学(国立ルンド大学行政学修士)

  現在、大阪大学助教授。

  著書(山井和則と共著)

 「体験ルポ・日本高齢者福祉」(岩波新書)

 「スウェーデン発高齢者福祉と地方分権」(ミネルヴァ書房)

 「ころばぬ先の介護ハンドブック」(講談社)


きょうと介護保険にかかわる会
2000年度活動方針

6月15日総会で活動方針が決まりましたが、私たち市民の手で活動の輪を広げていきます。
 方針に賛同される方仲間に加わって下さい。歓迎します。
(連絡先 075-561-3832 代表 梶宏) 

きょうと介護保険にかかわる会
2000年度活動方針

[介護保険実施直後の市民をめぐる状況]

 介護保険制度は、多くの問題をはらみながら何とか本年4月、全国一斉にスタートしました。今後市民参加の内実が深められ、さらにそれが地方分権を大きく前進させることに結実したとき、今を生きる私たちは、後の世に誇れる歴史的瞬間を持つことが出来たと云えます。

 大阪府では、以前から準備が進められていた「介護保険市民オンブズマン機構大阪」が発足し、オンブズマン養成講座が開始されました。受講者定員50名に対し、受講希望者は247名もあり、その内63名が5万円の受講料を支払って8月末までに40時間の講義を受けることになりました。介護保険を誰か専門家や行政にお任せするというのではなく、市民が積極的にかかわり、責任をもっていこうという大きな流れがいま生まれつつあるのです。 京都府でも、京都市や長岡京市などで、今後の介護保険制度・高齢者対策の運営にかかわる協議会等に、委員として一般市民が公募により加わる事になりました。

 また、ボランティア社会をつくろうという「さわやか福祉財団(堀田力理事長)」の理念に賛成し、京都府においては3年まえから、若手府職員を1年間の研修に参加させ、今年度で4人目を数えています。京都市では平成11年度から総合企画局内にパートナーシップ推進室を設け、市民と行政との関係に新しい展開を図ろうとしています。

 私たちの運動は無名の一市民が寄りあった小さな活動ですが、権威や名誉そして利権と無縁であることをこそ私たちの誇りとし、自由に発言し、公平で自律性のある社会をつくるため、その存在を世に示すとともに、社会的貢献を果たしていきたいと考えています。

[きょうと介護保険にかかわる会の姿勢]

・政治に対する姿勢

 私たちは特定の政治的立場をとりません。しかし、政治のもつ不合理性だけをあげつらって、政治との距離を置くことにアイデンティティを求めるのではなく、いい政治家が弱い立場の人々に目を向け、公平な社会をつくることに努力されることを期待し、そのために、私達が政治に背を向けるのではなく、自らが政治さらには政党を自分たちに近づけるための努力を惜しんではならないと考えます。

・行政に対する姿勢

 私たちは行政の中にみられる官僚性に対してはその弊害に目を向けます。しかし、官僚社会を構成している個人の、人間としての善意を信じたいと考えます。例えば、介護保険実施のため、日夜仕事に精励された公務員の努力は積極的に評価します。そして、その努力が、社会に貢献する結果を得ることができるよう、協力を惜しみません。

・サービス提供者に対する姿勢

 福祉サービスは経済中心主義に偏ってはいけないと考えます。しかし、経済を無視して事業は成り立ちません。必要なことは、社会貢献と経済のバランスが保たれる事です。事業者には事業内容や財務状況を公開する姿勢を求めるとともに、それを理解する能力を私たち自身が身につけなければならないと考えます。

・利用者に対する姿勢

 利用者はともすれば弱い立場と位置づけられます。現状は確かに利用者のもつ情報は豊富といえず、強い選択権があるとはいえません。しかし、介護保険の主人公は本来利用者です。私たちは当面、弱い立場にある利用者の代弁を行なうことにエネルギーを向けますが、基本的には市民として自立し、自分のことは自分で決めることの出来る利用者をつくるという視点を持たなければならないと考えます。 

[当面の活動]

  • 行政に対する提言

全国的な情報収集や勉強会の積み重ねの上に立って、行政に対し提言を行ないます。

  • サービス提供者の実態把握

 行政や他の関係団体との有機的な関係協力のもとに、サービス提供者の実態把握につとめ、会員の創意工夫による、告発型でない「勝手オンブズマン」を実践してまいります。

  • 現場で働く人達との交流

 行政及び事業の中で働く人たちの本音を知ることは何よりも大切なことです。一方的な立場をとらない私たちは、直接的な利害関係ではなく、公平に判断する立場であることをふまえ、働く人たちとの交流を行ないます。

  • 利用者からの相談と苦情処理

 公的に保障された市民オンブズマンの制度化をめざすとともに、当面、会員は利用者との接触を積極的に求めることとし、そのための研鑚を積み、実践につとめたいと考えます。

  • 内部体制の整備

 私たちの会を活性化させるため、内部に次の通りプロジェクトグループをおきます。

  • 企画プロジェクトグループ(講演会・勉強会の企画、政策提言、会員増計画等)

  • 事業プロジェクトグループ(施設見学、事業者との接触、オンブズマン実施計画)

  • 広報プロジェクトグループ〈各種情報収集、情報発信、機関紙発行〉


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きょうと介護保険にかかわる会
第一回総会・記念講演会

と き    :  2000年615日(木) 6:30〜8:30
ところ    :  京都アスニ−3階 第2研修室
         中京区丸太町通り七本松   (пj075-802-3141
総 会   :  午後6:30〜7:00 
記念講演 :  午後7:00〜8:30
       演 題   「介護保険で青春を取り戻そう」
       講 師   山岡 景一郎氏 左京区福祉協議会会長(白川書院社長)
       会 費   500円
       どなたでも自由にご参加下さい。
「きょうと介護保険にかかわる会」は3月18日に誕生したばかりで今回がはじめての総会です。

この会では行政と住民が協力して介護保険を良くし、高齢者の人権が守られるような活動をして行きます。

新しい会員さん歓迎します!!


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