。★〃。☆〃。☆〃。★〃。★〃。☆〃。☆〃。★ やまのい和則の 「国政に福祉の風を!」 - Yamanoi Kazunori Mail Magazine - 第26号(2000/07/06) 。★〃。☆〃。☆〃。★〃。★〃。☆〃。☆〃。★ 今日(5日)は、国会の二日目。暑い1日。 午前中は、国会周辺を会合やあいさつで走りまわり終わった。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 午後は、12時40分から代議士会。そして、1時から本会議。 ほんの15分間で各委員会の委員長を承認して終わり。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 一番驚いたのは、懲罰委員会の委員長に、問題発言をした議員 がなったこと。思わず「懲罰を受けるほうじゃないのか!」と、 やじや怒号が飛ぶ。 いったい、どういう基準で懲罰委員長を選んでいるのか。 そう言えば、ゼネコン汚職の議員も当選して、この本会議に出 席している。どうなっているのか。 国会の向かいに、圧力団体の街宣カーが来ていた。大きなのぼ りの旗を立て、「汚職議員は監獄に入れろ。政治家よ、もっとま じめにやれ!」と、書いてある。思わず納得してしまう。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. その後、松下政経塾出身、国会議員の集り。今までは15人、 今回20人に増えた。自民党6人、民主党14人。 「残念ながら、この特別国会は今週金曜日で終わり。次は、9月 中旬くらいの臨時国会かな」という話が出る。 なんだか、ショックだ。中尾元建設大臣の問題や、そごう問題、 サミットなど、議論すべき問題は多いはずだが。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 明日(6日)は、初の民主党の厚生部会なので、その準備をす る。介護保険の施行後3か月の、問題点や課題を整理。 閉会中も、介護保険のことに取り組まねば、私が当選させても らった意味がない。 介護保険導入でマイナスになって泣いている方も非常に多い。現 場や利用者の苦しみを思うと、国会が休会中だからといって、介 護保険をほったらかしにはできない。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. いろんな議論すべきことが多いのに、なぜ4日間で特別国会は 終わるのか。 選挙の争点になったように、バラマキの公共事業をこのまま続け ていいのか。 財政再建を考えなくていいいのか。 介護保険にも多くの問題があるではないか。 建設省の汚職はどうなっているのか。 などなど、国民からすれば政治への怒りは大きいと思う。 しかし、国会は「森隠し」と「選挙のお疲れさん休暇」「選挙の 御礼のあいさつ回り」のために、4日間で終わり。 投票率が低いのもうなずける。政治家が国民のために政治をや っているとは思えない。自分たちの党の利益や、保身のための国 会ではなさけない。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. :*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 今日、私の尊敬する方から次のような嬉しいお便りを頂いた。 祝 ご当選 熱烈にこの日をいかほどに待ったでしょう。 どうしてこんなに行儀の悪い祖国になったのでしょう。 今選挙戦でも自民党は卑しすぎます。 政治の究極のよるべは美だと青臭く思っています。 古い言葉ですが、世直しを託しています。 :*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. :*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 「美」という言葉は私は大好きだ。昔聞いた話だが、「美」と いう言葉は、「羊」が「大きい」と書く。「羊」とはいけにえ、 すなわち自己犠牲の象徴。つまり、おのれを捨て,社会のために 献身する姿が美しいのだ。 . .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. たった二日の国会議員の経験だが、いまの政治の根本的な病は、 「選挙に勝つための政治」 「政権を維持するための政治」 「自分(の政党)のための保身の政治」にある。 国民の税金で雇ってもらった国会議員が私利私欲のために動い ているのでは、これはたまらない。 「次の選挙の当選だけを」最大の目標としているならば、それは ほとんど詐欺であり、税金泥棒だ。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 「やまのいを国民の税金で、国会議員として雇ってよかった!」 と感じて頂けるよう、精一杯働きます。 やまのい和則 拝 |