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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第93号(2001/01/21)

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 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。
20日(土)の報告、
グループホームのこと、
私のテレビ出演(1月22日昼)などについて書きます。

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------20日------
 まず、20日は、民主党の党大会のため、日帰りで東京へ。
東京プリンスホテルで鳩山さん、菅さんの演説を聞く。
演説の中心はKSD事件。
私の所属する厚生労働委員会でも扱うことになる。

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 晩は、地元の市会議員さんの新年会のため、雪の中を京都に戻る。
午後8時に会場に着き、9時まで宴会。

多くの方々に囲まれ、ビールを飲み、慌しく食事をする。
看護婦さんから病院の現場の話を聞いたり、また、
地元の日産車体の工場縮小による失業の切実な話を聞いたり、
2月の宇治田原町長選挙や
7月の参議院選挙の相談。

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 その後、電話で精神障害者の作業所についての相談を受ける。

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------TV出演------
 テレビ出演の依頼が来た。
精神病院での、痴呆性高齢者などの、人権侵害事件についての
コメンテーター。

1月22日(月)テレビ朝日の「スクランブル」(正午から12時半)。

私のコメントは、スタジオ内で、おそらく2、3分だと思うが、
このようなワイドショーで、痴呆性高齢者の問題を取り上げてもら
うのは稀なことなので、京都から日帰りで出演予定。

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------グループホーム------
 20日晩遅くまで、グループホームの関係者と電話で話す。
「グループホームの現場は大変。介護報酬が低くて、スタッフの数
が足りない」などという話を聞く。
また、私も近いうちにそのグループホームを訪問して話を聞きたい。

そこは非常に評判のよいグループホームなので、多くの家族が入居
希望に来られる。
しかし、待機者が多すぎて、ほかのグループホームを紹介している
という。

------明日はわが身------
 また、嬉しい話を聞いた。
このグループホームは近隣の反対運動で苦しんだ。
「痴呆症のお年寄りの山の中に住んでいたらいい。なぜ、山から
降りてくるんだ!」と厳しい反対運動を受けた。
しかし、スタートして2年経った今では、その反対をした人々から
は、
「近所に痴呆症のお年寄りが徘徊して、町のイメージが悪くなると
心配していたが、実際にグループホームの痴呆症のお年寄りに接す
ると、普通の人だった。明日はわが身やからなあ」という声が聞か
れるようになった。

 さらに、その反対運動をした人の親が最近、痴呆症になったため、
時々、日中、グループホームで親を預かってもらい、助かっている
という。

 このように最初反対運動があった地域でも、いざグループホーム
ができれば、痴呆症に対する偏見がやわらぎ、また、地域から喜ん
でもらっているというのは嬉しい限りだ。

 これには、当然、グループホームのスタッフの方々の大きな頑張
りや努力もあったのだと思う。

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------聞かせて------
 このような「反対を乗り越えてグループホームをつくったら、
今では地域の人とうまくやっている」というケースがあれば、お教
えください。

また、「精神病院に入院していた痴呆症のお年寄りが、グループホ
ームに入ったらこんなに良くなった」などというケースがあればお
教えください。

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------国会では------
 1月31日召集の通常国会では、衆議院、厚生労働委員会・グル
ープホームの問題に全力で取り組みます。

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------国政報告会------
 1月21日は、地元で朝から夕方まで3か所で国政報告会です。
スタッフが多くの資料を準備し、多くのボランティアさんが当日の
会場の準備をしてくださる。
まったくのオープンな会合なので何人来てもらえるか楽しみだ。

追伸 21日朝には雪の積もった足元の悪い中、八幡での報告会に
は、30人がご参加下さいました。
           やまのい和則 拝

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