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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第91号(2001/01/13)

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 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。今日は1月13日。
正月気分も終わり、また新しい1年が始まりました。

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-------新年会もコミュニケーション-------
 ここ数日は、朝から晩までいろんな組織や団体の新年会などに
参加しています。多くの方と名刺交換をし、ビールをついでまわり
ます。
「メールマガジン読んでるよ。少し量が多くて読むのが大変やけど
なあ」などと、メールマガジンのことを言って下さる方も多いです。

また、宴会やパーティーなどで「お酒をついでまわる」という何か
カッコ悪いイメージがありますが、逆に、お酒をつぎながら、多く
の方々とコミュニケーションをとり、話をするきっかけができる、
という良い面もあると、最近感じています。

-------1万人-------
 新年会は、100人から1000人くらいのものまで。
それを毎日5つも6つもまわります。
名刺交換やお酒をつぐだけでなく、国会議員ということで壇上で
挨拶をさせて頂いたり、名前を紹介して頂いたり。
この新年10日あまりでもう1万人くらいの人に出会った計算にな
ります。

さらに、政治や行政、企業やいろんな団体・組織の方に会います。
お話を聴かせて頂き、非常に勉強になりますし、私も「福祉をよく
せねば、日本は良くならない!」というメッセージを発信し続けて
います。

-------顔を売る?-------
福祉を良くする運動の輪を広げるには、「やまのい和則=福祉」の
顔を売る必要があります。
こう書くと厚顔無恥な性格のように思われますが、私も昔は赤面症
で、多くの人前で話すことができませんでした。

しかし、今は「福祉を良くするためには、私がでしゃばらなくては
仕方ない」と思っています。

つまり、障害のある方々やお年寄りや、福祉や医療の現場の方々が、
なかなかこのような華やかな新年会に出席できない以上、その身代
わりとして私は出席させてもらっているのだと思います。

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-------福祉関係者は?-------
 しかし、考えさせられるのは、私たち国会議員が出席する新年会
には、福祉関係の会合はほとんどなく、福祉関係者に会うことも
非常に少ないということです。

福祉は社会の中では大きな深刻な問題なのに、国会議員に認知され
にくい理由がここにあります。

 会合では、多くの方からいろんなご意見を聞きます。
民主党や政治への批判、期待。
福祉について。省庁再編について。
また、肉親の介護の相談や、グループホームをつくりたいとの相談。
また、多くの団体を回ることにより、それぞれの職種の悩みや苦労
も知ることができます。

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-------相談-------
 また、年末年始に送った「やまのいニュース」に、
「お困りごとがあれば、お気軽にご相談ください」と書いたせいか
もしれませんが、いろんな相談の電話も頂戴します。
スタッフと共に必死に私も対応しています。

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-------厚生労働委員会と総務委員会-------
 通常国会は1月31日から始まるようです。

私の委員会も決まりました。

厚生労働省(厚生省と労働省がくっつきました)
・厚生労働委員会(介護や医療や福祉という厚生行政)。

総務省(自治省と郵政省と総務庁がくっついたもの)
・総務委員会(雇用や労働問題)。

総務委員会では、福祉の充実には欠かせない地方分権の議論や、
IT革命などの情報通信政策にも取り組むことになります。

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-------分野が広く-------
 こう書くと、「そんなに専門分野を広げて大丈夫か?」と心配さ
れるでしょう。

私も心配です。

過去半年、厚生委員会で介護保険や医療問題に取り組みましたが、
それだけでも取り組めば奥の深い問題。

にもかかわらず、担当分野が4倍くらいに増えます。
仕事も勉強も倍増でしょう。
しかし、私の事務所スタッフの数は同じ。
でも、精一杯頑張りたいと思います。

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-------老人福祉課長-------
 1つニュースがあります。
山崎史郎課長(厚生労働省老人保健福祉局老人福祉計画課長)の
留任が決まりました。
「ミスター・グループホーム」と呼ばれ、グループホームの現場や
シンポジウムにも常に足を運んでいる課長さんです。
厚生省切ってのグループホーム推進者です。老人保健福祉局長には
堤さんがなられました。堤さんも素晴らしい方です

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-------課長さん-------
 私も議員にならせて頂いて半年が過ぎました。
日本の高齢者福祉を変えるには、厚生省のお役人さんと議論を戦わ
せることが一番の近道です。

誰が大臣になるかも重要ですが、たとえば、介護保険の中身などに
ついては、課長さんの権限が非常に強いように感じます。

 誤解を恐れずに言えば、日本の厚生行政では課長さんが多くの
決定権を握っており、国会議員が国民の代表として、その課長さん
にお願いする、要望するみたいな形になっているように思います。

与党であれば、もっと偉そうに「あれやれ、これやれ」とお役人さ
んに命令するのかもしれません。
私の場合は、老人ホームやグループホームや特別養護老人ホーム
などの現場の声を、厚生省の役人さんにしっかり伝える。

一般の方々だと、厚生省のお役人さんとは、なかなかじっくり継続
的に議論ができませんが、政策決定に関与できるのが国会議員の
特権のように思います。

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------お教えください!-------
 1月31日から国会が始まり、2月から衆議院の厚生労働委員会の
審議も始まります。

官僚の方々とけんけんがくがく議論をして、福祉を変えていきたい
と思います。
そのためには私も必死で勉強をせねばなりませんので、介護保険や
グループホームや老人施設、在宅福祉の問題点などどんどんお教え
頂ければ幸いです。

さらに、さきほど述べたように福祉以外に地方分権、情報通信、
郵政、労働問題も担当分野になりますので、ご意見・ご指導頂けれ
ば幸いです。
             やまのい和則 拝 E-mail はこちらへ

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