。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆ やまのい和則の 「軽老の国」から「敬老の国」へ - Yamanoi Kazunori Mail Magazine - 第91号(2001/01/13) 。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆ メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。今日は1月13日。 正月気分も終わり、また新しい1年が始まりました。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------新年会もコミュニケーション------- ここ数日は、朝から晩までいろんな組織や団体の新年会などに 参加しています。多くの方と名刺交換をし、ビールをついでまわり ます。 「メールマガジン読んでるよ。少し量が多くて読むのが大変やけど なあ」などと、メールマガジンのことを言って下さる方も多いです。 また、宴会やパーティーなどで「お酒をついでまわる」という何か カッコ悪いイメージがありますが、逆に、お酒をつぎながら、多く の方々とコミュニケーションをとり、話をするきっかけができる、 という良い面もあると、最近感じています。 -------1万人------- 新年会は、100人から1000人くらいのものまで。 それを毎日5つも6つもまわります。 名刺交換やお酒をつぐだけでなく、国会議員ということで壇上で 挨拶をさせて頂いたり、名前を紹介して頂いたり。 この新年10日あまりでもう1万人くらいの人に出会った計算にな ります。 さらに、政治や行政、企業やいろんな団体・組織の方に会います。 お話を聴かせて頂き、非常に勉強になりますし、私も「福祉をよく せねば、日本は良くならない!」というメッセージを発信し続けて います。 -------顔を売る?------- 福祉を良くする運動の輪を広げるには、「やまのい和則=福祉」の 顔を売る必要があります。 こう書くと厚顔無恥な性格のように思われますが、私も昔は赤面症 で、多くの人前で話すことができませんでした。 しかし、今は「福祉を良くするためには、私がでしゃばらなくては 仕方ない」と思っています。 つまり、障害のある方々やお年寄りや、福祉や医療の現場の方々が、 なかなかこのような華やかな新年会に出席できない以上、その身代 わりとして私は出席させてもらっているのだと思います。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------福祉関係者は?------- しかし、考えさせられるのは、私たち国会議員が出席する新年会 には、福祉関係の会合はほとんどなく、福祉関係者に会うことも 非常に少ないということです。 福祉は社会の中では大きな深刻な問題なのに、国会議員に認知され にくい理由がここにあります。 会合では、多くの方からいろんなご意見を聞きます。 民主党や政治への批判、期待。 福祉について。省庁再編について。 また、肉親の介護の相談や、グループホームをつくりたいとの相談。 また、多くの団体を回ることにより、それぞれの職種の悩みや苦労 も知ることができます。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------相談------- また、年末年始に送った「やまのいニュース」に、 「お困りごとがあれば、お気軽にご相談ください」と書いたせいか もしれませんが、いろんな相談の電話も頂戴します。 スタッフと共に必死に私も対応しています。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------厚生労働委員会と総務委員会------- 通常国会は1月31日から始まるようです。 私の委員会も決まりました。 厚生労働省(厚生省と労働省がくっつきました) ・厚生労働委員会(介護や医療や福祉という厚生行政)。 総務省(自治省と郵政省と総務庁がくっついたもの) ・総務委員会(雇用や労働問題)。 総務委員会では、福祉の充実には欠かせない地方分権の議論や、 IT革命などの情報通信政策にも取り組むことになります。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------分野が広く------- こう書くと、「そんなに専門分野を広げて大丈夫か?」と心配さ れるでしょう。 私も心配です。 過去半年、厚生委員会で介護保険や医療問題に取り組みましたが、 それだけでも取り組めば奥の深い問題。 にもかかわらず、担当分野が4倍くらいに増えます。 仕事も勉強も倍増でしょう。 しかし、私の事務所スタッフの数は同じ。 でも、精一杯頑張りたいと思います。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------老人福祉課長------- 1つニュースがあります。 山崎史郎課長(厚生労働省老人保健福祉局老人福祉計画課長)の 留任が決まりました。 「ミスター・グループホーム」と呼ばれ、グループホームの現場や シンポジウムにも常に足を運んでいる課長さんです。 厚生省切ってのグループホーム推進者です。老人保健福祉局長には 堤さんがなられました。堤さんも素晴らしい方です ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ -------課長さん------- 私も議員にならせて頂いて半年が過ぎました。 日本の高齢者福祉を変えるには、厚生省のお役人さんと議論を戦わ せることが一番の近道です。 誰が大臣になるかも重要ですが、たとえば、介護保険の中身などに ついては、課長さんの権限が非常に強いように感じます。 誤解を恐れずに言えば、日本の厚生行政では課長さんが多くの 決定権を握っており、国会議員が国民の代表として、その課長さん にお願いする、要望するみたいな形になっているように思います。 与党であれば、もっと偉そうに「あれやれ、これやれ」とお役人さ んに命令するのかもしれません。 私の場合は、老人ホームやグループホームや特別養護老人ホーム などの現場の声を、厚生省の役人さんにしっかり伝える。 一般の方々だと、厚生省のお役人さんとは、なかなかじっくり継続 的に議論ができませんが、政策決定に関与できるのが国会議員の 特権のように思います。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ------お教えください!------- 1月31日から国会が始まり、2月から衆議院の厚生労働委員会の 審議も始まります。 官僚の方々とけんけんがくがく議論をして、福祉を変えていきたい と思います。 そのためには私も必死で勉強をせねばなりませんので、介護保険や グループホームや老人施設、在宅福祉の問題点などどんどんお教え 頂ければ幸いです。 さらに、さきほど述べたように福祉以外に地方分権、情報通信、 郵政、労働問題も担当分野になりますので、ご意見・ご指導頂けれ ば幸いです。 やまのい和則 拝 E-mail はこちらへ |