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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第88号(2000/12/31)

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 メールマガジンの読者に皆さん、こんにちは。
今年最後のメールマガジンです。メールマガジンも混み合っている
そうなので、2000年内に皆さんのお手元に届くのか、2001年にな
るかわかりませんが、とにかく執筆します。

☆      ☆      ☆      ☆      ☆

 今年一年、私の拙いメールマガジンにお付き合いくださり有難う
ございました。

 私にとって2000年は、衆議院議員に初当選できたことと、
このメールマガジンを創刊したことの二つが最高の喜びでした。

議員になって、国会での福祉の議論をリアルタイムで皆さんに報告
し、また、皆さんから頂いた声を国会での福祉の議論に反映させる
というのが私の夢でした。

その夢が実現し、感激しています。

       ☆      ☆      ☆

 今までブラックボックスとして、外からは理解できなかった国会
や国会議員の仕事や日常生活がこのメールマガジンを通じてわかり
やすくなればと願って、日々、パソコンを打ち続けました。

       ☆      ☆      ☆

 長かったり、文章が支離滅裂で読みにくかった点も多かったと思
います。言い訳になりますが、私は整理されない文章であっても、
生の報告をできるだけリアルタイムで、スピーディーに届けること
がメールマガジンの意義だと感じています。

ただそのために読者に皆さんにご不便をおかけしたことを反省して
います。

       ☆      ☆      ☆

 また、多くの読者の皆さんから「睡眠時間を削ってメールマガジ
ンを書くのはやめなさい。身体に悪い。そんな暇があればもっと政
策の勉強をしたり、政治活動をしなさい」などと有り難いご意見・
ご批判も受けました。

       ☆      ☆      ☆

 しかし、私はこのメールマガジンを発信し、皆さんからいろんな
ご意見をお聞きすること自体が、自分自身にとってのもっとも大事
な政治活動の1つだと思っています。

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 なぜなら、日々、何も仕事をしていなかったら、メールマガジン
に書くこともないわけですから、メールマガジンを定期的に発行す
ること自体が、一日一日を社会を良くするために必死に政治活動を
せねばならいないという自分への励みになるからです。

 また、あまりたいした仕事ができなかったときなどは、
「こんな中身のないメールマガジンを送っても仕方ないなあ」と思
いながらも、そのようにたいした仕事をしていない週もある、とい
う赤裸々な事実を知ってもらうこと自体が、読者の皆さんの国会や
福祉の理解に役立つのではないかと思いました。

       ☆      ☆      ☆

 私は、皆さんの代表として国会で仕事をさせていただいています。
国民の税金で雇って頂いています。

ところが、今までは、国会議員は当選した瞬間から、何だか国民か
ら遠い存在になっていたのではないでしょうか。

私は逆だと思います。

当選した瞬間から、国民が、国会議員を、よい意味で利用し、尻を
たたいて仕事をさせる権利を持つのです。

そして、国会議員は、自分の考えや仕事内容を報告し、国家国民へ
の奉仕者として働く義務が生じるのです。

       ☆      ☆      ☆

 しかし、今までは糸の切れたタコ(凧)のように、選挙が終わる
と、国会議員は、国民や有権者から手の届かないところに行ってし
まっていました。

いや、もっと厳密に言えば、選挙が終わったとたんに、一般の方々
と国会議員を結ぶ糸は切れるかわりに、一部の業界団体とはしっか
り国会議員は強い糸で結ばれてしまうのです。

これでは、国民が政治に失望するのも仕方ありません。

       ☆      ☆      ☆

 その意味で、メールマガジンは国会議員をしっかりと国民がコン
トロールするための貴重なツールです。

しかし、逆に言えば、私たち国会議員にも言い分があります。

選挙が終われば、一般の方々もほっとしてしまうのか、国会議員の
仕事に関心を持ってもらえないという点です。

国会での多くの仕事のうち、テレビや新聞で、とりあげられるのは
ごく一部。
国会の論議でも、99%が報道もされない地道なものです。

 そのような地道な仕事や論議を、舞台裏も含めて、皆さんに知っ
てもらいたい、そして、皆さんの代表(議員)が日々どんな仕事を
しているのかに関心を持ってもらいたい、という切なる願いを込め
て、私はメールマガジンを書いています。

☆      ☆      ☆      ☆      ☆

 私は5年間の政治活動をし、一回の落選を経て、多くの方々のボ
ランティアや献身的な応援、カンパにより当選できました。

そこに込めてもらった大きな夢と願いは、

「なぜ、日本の福祉がこんなに遅れているのか」

「なんとか日本の福祉を良くしてほしい!」ということです。

       ☆      ☆      ☆

 この問題点を解明し、福祉を向上させる大きな責務を、私は負っ
ています。しかし、
「選挙で当選させたから後は知らんよ。山井さんが頑張ってや」と
いうのでは、福祉が良くなるはずがありません。

       ☆      ☆      ☆

 今までの国会議員と支持者の関係は、
国会議員は、選挙の時だけ支持者にお世話になり、当選するとしば
らくその関係は薄くなり、議員は勝手なことをして、そして、また
次の選挙になると関係が深くなるという感じでした。

       ☆      ☆      ☆

 しかし、私はこんな関係を変えたいと思います。
もっとも大事なのは選挙ではなく日々の政治活動です。
政治でもっとも大事なのは、選挙ではなく、選挙の結果、当選した
議員がどんな良い仕事をするかです。

 しかし、今までは、いや20世紀には、当選後、一般の人々が
国会議員とコンタクトを取り続ける方法、ツール、チャンネルがな
かなかなかった。

会いたいと言ってもなかなか会えない。ウイークデイは東京で、
週末も多くの会合に議員は忙殺されるからです。

       ☆      ☆      ☆

 おまけに後援会ニュースなども、発送数が多いからそう何度も
つくれません。当選させてからは、年に何度かの後援会ニュースと
年に1回か2回のパーティーや新年会、忘年会、あるいは他の選挙
の時だけ国会議員と短時間話をするだけ。これでは、何のために
応援して通したのかがわかりません。

さらに、その選挙区の人たち以外にとっては、その国会議員の仕事
内容を知ることは非常に難しいです。

       ☆      ☆      ☆

 メールマガジンは、当選してからの日々の議員の仕事内容を知る
ことができ、議員に意見や質問をぶつけることが簡単にできます。

その意味では、このメールマガジンによって、はじめて民主主義が
実現できると私は期待しています。

       ☆      ☆      ☆

 国会議員はともすれば、一地域の利益代表になっています。
しかし、このメールマガジンのおかげで、アメリカ、スウェーデン、
ニュージーランド、ドイツ、イギリス、カナダなどに住んでいる
日本人の方からもお便りやご意見を頂いています。
もちろん、北海道や九州からも、お便りを頂きます。

       ☆      ☆      ☆

 国会議員は、真に国民のために仕事をするためには、このメール
マガジンは非常に有効だと思います。

そして、このメールマガジンを通じて、私にメールでご意見ご批判
を下さることで、私がよりよい政治活動をするサポートを読者の
皆さんにして頂きたいと思います。

 まさに、参加型民主主義の実験がこのメールマガジンです。

 いま私のメールマガジンは、1100人以上の読者の方々が読んで
くださっています。
私には誰が読んで下さっているのかはわかりません。しかし、私の
まとまりのない、メールマガジンを読んで下さっている皆さんに心
から感謝しています。

皆さんを励みとして私も日々仕事をしています。

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 少しだけ、この数日のことを書きます。

 昨日12月30日は、民主党京都の最後の常任幹事会でした。
参議院選挙についてです。私たちと共に政治活動をスタートされた
松井孝治さんが来られて、政策を話されました。松井さんは通産省
を辞めて、政治活動に入られました。これからは、民主党京都府連
経済活性化チームリーダーという肩書きで活動されます。松井さん
の写真はホームページに載せてあります。

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 新年の三が日は、挨拶回り、高校と大学のサークルの同窓会、
実家に挨拶など。
4日から宇治市、木津町の新年会などで、もう通常どおりです。

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 この1年で、多くのメールマガジンの読者の方々と、ご縁を頂け
たことを嬉しく思っています。

来年も、皆さんのお力をお借りして、もっと世の中のためになる
仕事をして、皆さんにご報告したいと思っています。

☆      ☆      ☆      ☆      ☆

  最後になりますが、このメールマガジンは、私が時間ができたと
きに打ち込み、それをボランティアの福井恵子さんにメールマガジ
ンの形にして発行してもらい、必要な部分はホームページに載せて
もらっています。
また、技術的なことや修理、ホームページの充実などは、塚本薫君、
中沢宗康君、海野仁志君に手伝ってもらっています。

 メールマガジンやホームページを支えてくれた私の同志と、
読者の皆さんに心から御礼申し上げます。

☆      ☆      ☆      ☆      ☆

「メールマガジンが創る21世紀の新しい政治」
「たかがメールマガジン、されどメールマガジン」
「メールマガジンという目に見えないきずなで結ばれた同志の皆さ
んに共に、21世紀の日本の政治と福祉を良くしたい!」
                やまのい和則 拝

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