。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆ やまのい和則の 「軽老の国」から「敬老の国」へ - Yamanoi Kazunori Mail Magazine - 第61号(2000/11/01) 。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆〃。☆ メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。 今日は珍しく、朝8時からの厚生部会の前にこのメールマガジン を書いています。 今日の夕方、厚生委員会で強行採決になりそうです。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. さて、週末は、 28日、土曜日が 民主党京都の会議、 3か所でのミニ集会、 29日、日曜日が 2ヶ所でのミニ集会と 玉置衆議院議員の結婚式、 松峯茂宇治市会議員さんの後援会総会でした。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 10月30日月曜日は、特別養護老人ホームを訪ね、老人ホーム の職員さんから現場の話を聞きました。 「介護保険で良かった点、悪かった点、いかがですか?」と尋ね ると、 「ほとんど悪かった点ばかり。もう大変です」とのこと。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. この言葉を聞いた瞬間、導入したら最後、介護保険のことなんか、 ほったらかしの国会が申し訳なく思えた。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 「私もケアマネージャーだが、忙しくて倒れそう。 デスクワークが多すぎるし、訪問も十分にできない。 厚生省はケアプランを立てる前に、きっちりアセスメントをすべ きだというが、とてもじゃないが、そこまで手がまわらない。 最初は、夢をもってみんなケアマネージャーになったけど、身体 はもたないと言ってる人も多い」とのこと。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 「厚生省は、『介護報酬などの見直しは、3年先。しばらく 様子を見る』と言ってますよ」と言うと、 「その3年後までケアマネージャーはもたないと思う。つぶれて しまう人、辞めてしまう人が続出すると思う」と職員さんは言う。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. さらに、「厚生省は、調査結果をもとに『おおむね介護保険は 順調』と言ってますよ」と言うと、 「いったい、どんな調査で『おおむね順調』と出るのですか」と 職員さんは驚いた。このような現場の声を国会に届けたいと思う。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 特別養護老人ホームを訪問してから、新幹線で東京へ向かい、 夕方、国会事務所に着く。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 今週は10月31日(火)、11月1日(水)と連日、6〜7時間、 衆議院厚生委員会で、健康保険法と、医療法の改正の、法案審議 がある。 そこで、先輩議員に、 「介護保険のことを質問したいのですが、一般質疑はいつあるの ですか」と尋ねた。 「11月1日に与党が、健康保険法と医療法の改正の法案を 強行採決するようだ。そうなると、この秋の臨時国会では、 もう一般質疑は、行われないかもしれないよ」。 「えー、私の出番はないのですか? 介護保険の質疑はないので すか?」と私。 「ウーン、一般質疑で、介護保険が審議できるように、与党と 交渉してみるけど、どうなるかわからないよ」とのこと。 さらに私は尋ねた。 「もしかして、11月1日に強行採決ということは、厚生委員会 でも委員長室に私たちが詰め寄って、マイクの奪い合いの乱闘を するのですか?」 「そうですよ。山井さんにも先頭に立って戦ってもらいますよ」 「マジですか。また、乱闘ですか」 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 私たち野党が 「もっと時間をかけて審議を」と求めているのに、与党は、 今国会で、法案を成立させるために、強行採決をしてくる。 こんな時には、私のような一年生議員が、先頭に立って、 強行採決を阻止するために、採決しようとする厚生委員長の マイクを奪いに、突撃するのだ。 .:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:._.:*~*:. 今日の午後6時ごろには、衆議院厚生委員会で強行採決があり そうだ。また結果を報告します。 やまのい和則 拝 |