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   やまのい和則の
     「軽老の国」から「敬老の国」へ

     - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

            第61号(2000/11/01)

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  メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。

今日は珍しく、朝8時からの厚生部会の前にこのメールマガジン
を書いています。
今日の夕方、厚生委員会で強行採決になりそうです。

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 さて、週末は、
28日、土曜日が
民主党京都の会議、
3か所でのミニ集会、
29日、日曜日が
2ヶ所でのミニ集会と
玉置衆議院議員の結婚式、
松峯茂宇治市会議員さんの後援会総会でした。

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 10月30日月曜日は、特別養護老人ホームを訪ね、老人ホーム
の職員さんから現場の話を聞きました。
「介護保険で良かった点、悪かった点、いかがですか?」と尋ね
ると、
「ほとんど悪かった点ばかり。もう大変です」とのこと。

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この言葉を聞いた瞬間、導入したら最後、介護保険のことなんか、
ほったらかしの国会が申し訳なく思えた。

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 「私もケアマネージャーだが、忙しくて倒れそう。
デスクワークが多すぎるし、訪問も十分にできない。
厚生省はケアプランを立てる前に、きっちりアセスメントをすべ
きだというが、とてもじゃないが、そこまで手がまわらない。
最初は、夢をもってみんなケアマネージャーになったけど、身体
はもたないと言ってる人も多い」とのこと。

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 「厚生省は、『介護報酬などの見直しは、3年先。しばらく
様子を見る』と言ってますよ」と言うと、

「その3年後までケアマネージャーはもたないと思う。つぶれて
しまう人、辞めてしまう人が続出すると思う」と職員さんは言う。

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 さらに、「厚生省は、調査結果をもとに『おおむね介護保険は
順調』と言ってますよ」と言うと、

「いったい、どんな調査で『おおむね順調』と出るのですか」と
職員さんは驚いた。このような現場の声を国会に届けたいと思う。

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 特別養護老人ホームを訪問してから、新幹線で東京へ向かい、
夕方、国会事務所に着く。

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今週は10月31日(火)、11月1日(水)と連日、6〜7時間、
衆議院厚生委員会で、健康保険法と、医療法の改正の、法案審議
がある。

そこで、先輩議員に、
「介護保険のことを質問したいのですが、一般質疑はいつあるの
ですか」と尋ねた。
「11月1日に与党が、健康保険法と医療法の改正の法案を
強行採決するようだ。そうなると、この秋の臨時国会では、
もう一般質疑は、行われないかもしれないよ」。

「えー、私の出番はないのですか? 介護保険の質疑はないので
すか?」と私。

「ウーン、一般質疑で、介護保険が審議できるように、与党と
交渉してみるけど、どうなるかわからないよ」とのこと。
 さらに私は尋ねた。
「もしかして、11月1日に強行採決ということは、厚生委員会
でも委員長室に私たちが詰め寄って、マイクの奪い合いの乱闘を
するのですか?」

「そうですよ。山井さんにも先頭に立って戦ってもらいますよ」
「マジですか。また、乱闘ですか」

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 私たち野党が
「もっと時間をかけて審議を」と求めているのに、与党は、
今国会で、法案を成立させるために、強行採決をしてくる。

こんな時には、私のような一年生議員が、先頭に立って、
強行採決を阻止するために、採決しようとする厚生委員長の
マイクを奪いに、突撃するのだ。

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 今日の午後6時ごろには、衆議院厚生委員会で強行採決があり
そうだ。また結果を報告します。
           やまのい和則 拝

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