「国会で議論されている介護保険の 見直しについて山井は思う」 |
いま国会で介護保険の見直しが議論されている。私はここ7年くらいずっと介護保険の導入に向かって運動をしてきた。その立場で言わせてもらいたいと思う。 介護で困っているお年寄りが、「福祉の世話にはなりたくない」と言って、介護サービスを受けない。そもそもサービスが足りない。と泣いているお年寄りや介護者に多く出会ってきた。 しかし、今回の自自公の合意。 今回ほど、政治家が福祉をめちゃくちゃに壊していると感じたことはない。逆に厚生省のほうがよっぽど未来の福祉のことを考えている。 今回の自自公の見直しで腹が立って仕方ないのは、お年寄りや介護者の声が自自公にまったく届いた形跡がないことだ。 私は介護保険を言い出した人間のひとりとして責任を持って、介護保険をよりよきものにするために人生を賭けたい。 私としては、 1、低所得者対策 低所得者の保険料と利用料の軽減 2、自立判定を受けた人のサービスの継続」 3、サービス基盤の整備 「保険あってサービスなし」とならないように、特にグループホームや小さな自治体に財政支援をする。 4、慰労金に反対 家族慰労金は、市町村の基盤整備の意欲を低下させ、かえってサービス充実にブレーキをかけ、泣く介護家族を増やす。 5、老人ホームに要支援や自立判定を受けても経過措置で望めば居続けられるようにする。 などの対策が必要だと思う。これからもよろしく。合掌 |