お馬さん紹介Vol.2

お馬さん紹介その2
ナリタブライアン
強すぎて好きじゃなかったナリブー。
出たレースには勝つ。圧勝で。皐月賞、ダービー、そしてそして
兄ビワハヤヒデがやっととった菊花賞、おまけにその年の総決算有馬記念まで
持っていく。
文句なしの年度代表馬に選出される。
しかし、ナリブーにアクシデントが。
春の天皇賞を目指し、阪神大章典から始動した
ナリブー。お決まりの7馬身差ぶっちぎりで勝利を収めた後
ケガが襲う。ほぼ同じ時期に、主戦騎手だった南井(みない)騎手も落馬
骨折。主戦騎手がいないまま秋に復帰するものの、天皇賞(秋)12着、
ジャパンカップ6着。ジャパンカップから、武豊が手綱を取ることに。
有馬記念4着。勝てないまま年を越す。
翌年、陣営が選んだローテーションは、去年と同じ阪神章典。
後に、90年度最高のレースといわれる阪神大章典。
前年の年度代表馬マヤノトップガンとの年度代表馬同士の戦い。
状況はトップガンに向いていた。
菊花賞、有馬記念とGTを連勝し波に乗るトップガン。
反面ケガの復帰から、散々な成績だったナリブー。
一番人気は、マヤノトップガンが押された。
最近の成績を見るとどうしてもトップガンに軍配が上がってしまう。
向こう上面(スタンドの反対側)からスタートし、コースを一周半する。
最高のスタートを決めたナリブー。大きな歓声。
澱み無い展開で、スタンド前を過ぎる。
ナリブーは、トップガンの後ろにつけ、様子を伺いながらの展開。
そのトップガンが、向こう上面3コーナー手前から突然超ロングスパートを
開始。すーっと上がってくるトップガンに、うまなりでナリブーも続く。
3コーナー中ごろには既に3着以下をぐんぐん離し、2頭のマッチレースに。
差して差されて差し返しもう一度差されてゴール前に差し返し勝利を収めたナリブー。
レースの後、まるでG1の後のような「ユタカコール」がどこからとも無く起こり
阪神競馬場を包み込んだ。無我夢中で叫ぶ。「最強馬、完全復活」の見出しが
翌日のスポーツ新聞を飾った。


天皇賞春も、2頭のマッチレースかと思われたが、ナリブーは2着に沈む。
一着をさらったのは、「サクラローレル」。「最強馬」の称号がローレルに移ったように
思った。その後、ナリブーは高松宮杯を4着の後、再びケガが・・・、そして引退。
現在、北海道新冠で、のんびりすごしています。ハヤヒデ同様、9月に会いに行くつもりです。
後に「最強」と呼ばれるマヤノトップガン。気分屋のトップガン。
お馬さん紹介Vol.3はトップガンをの予定。