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  外科医フラックシャックを執筆することになりました。
何でもありのかなりきている外科医という設定で行きたいと思います。
  電話のベルが鳴った。
「はい、フラックシャックです。」
「あのぅ、どうしてもやって欲しい手術があるんですが…………」
「ご存じの通り、私は無免許医です。お礼は相場よりも高いですよ。
 その代わりに秘密は厳守しますが。」
「実は手術が必要なのは、モスレアル国の大統領なんです。
 この頃急に精神的におかしくなってしまっていて、
 信頼していた側近をドンドン粛正していってしまうのです。
 これは精神病なのではないかと。」
「でもそれだったら入院させて、それなりの投薬をすれば解決するのでは?」
「しかし彼はそれを認めないのです。なので、何かしら理由をつけて、
 脳外科的な手術をしてもらって、その症状を解消できたらと思うのです。」
「わかりました。しかしどれだけの効果があるかはわかりませんよ。
 それでは一度診てみますので、航空券の手配の方を。」
  飛行機を降り立つと、物々しい警備のなかで歓迎をうけた。
こういう歓迎とも言えない歓迎は何度が経験している。
が、あまり良いものではないな。
「ようこそいらっしゃいました。早速大統領宮殿の方へ…………」
「わかりました。では参りますか」

「誰だ?お前は?知らぬ顔だぞ。こんなヤツは呼んだ覚えはないが?」
「わたくし、フラックシャックというもので、医師を生業としております」
「医者か、ところでなんでワシのところに来たのじゃ?
 見ての通りワシはピンピンしておるではないか」
「そのようですな。ですが、詳しくは検査をしてみなければわかりません。
 見かけは正常でもどこかに異常が見られるなんてことはよくあることです」
「なに?ワシが異常だというのか?お前はもうこの場から帰ってよいぞ。
 ワシが呼んだのではないからな。誰だ、こいつを呼んだヤツは?…………」
  「まぁまぁ、そう何度も怒りますと血圧があがりますよ?」
そうして国内最大の規模を誇る病院で検査をすることとなった。
一口に検査といっても技術革新の進んだ時代だ、
すべてを検査するにはそれなりの準備と時間が掛かることになる。
検査目的ではあるが入院の必要がある。特別室を用意させると、
そこはすぐに大統領執務室へと様変わりした。
さすがは紛争の絶えない国だ、医療機器はそれなりのものがそろっている。
これだけの設備が戦争でのけが人のために使われるのかと思うと、
すこし矛盾を感じた。