光泉洞の 本屋さん

2005年で河原町の「丸善」がなくなりました。京都の町の河原町
というのは、それは味わいのある文化発信基地でした。
英米の絵本を丸善を通して取り寄せておりましたが、私も丸善からイギリスの「パッフィンクラブ」を紹介していただき、アメリカのノーブル&バーンズを知り、直接買うようになりました。時代が変わりインターネットが普及して町の本屋さんがなくなってゆきます。

小さなサイバー本屋を作ってみました。 Amazon で注文されるのでしたら、ここから入ってみてください、小さな京町家をもう一つ保存して本当の本屋さんが開ける足がかりになってくれたら・・・・・
それこそ、本当に嬉しいのですが。。。

アメリカのハーレムで育つ黒人の
男の子のお話で、連作の1作目です。
雪の日のニューヨークが舞台。
アメリカの絵本の基本の作品です。
英語はまぁまぁ簡単ですが読んで満足できる完成度です。
文章もさることながら絵の力が強い。

毎年のアメリカショートストーリーの中
からエディターがブラインドチョイスで
選んだものを発表します。
光泉洞で毎月1回、読書会をしていま
す。アドバイザーはネイティヴで、英語
と日本語でおこないます。
月曜日午前です、お問い合わせください。
メール

寺町の三月書房さんで「大岡信」の詩集を
買って読んでいたころ叔父伊達得夫(−1961)が
詩人たちや太宰治、原口統三といったある伝説の匂い
のする時代の編集者だった事を知った。一度だけ京都
の家で会った事があり、東京の落合の客間は本でいっぱい
で、クレーかミロかのステンドグラスがあった。
いい本です。同い年くらいの従姉妹たち編集者です。

この秋に映画化作品がロードショーです。
うちの京町家が舞台につかっていただいて、「小料理屋」
の「けやき」を演じました。普段はお昼だけの店ですが、
小説と同じく主婦がきりまわす家庭料理の店です。
上手に探してきやはったもんやと感心しました。
作品も身近で精神科医のヒロインがでてきます。
主人公の芸大受験の歩太君もすぐ側にいそうなキャラでした。
京町家「光泉洞」
おすすめの100冊

切り絵の影絵で構成されたクラシックなおとぎばなし。
グリム童話の中からの古典がファンタジーを運びます。
2006年の春、伏見の英語サークルのテキストとなります。
読み応えのある作品です。