SEGA SATURN

この冬は豊作だべさ!

最近やったソフトのレビュー

X−MENvsStreetFighter
ゲーセンではあまりやらなかったんで買う気がなかったんですけど、某ゲームショップでデモってるのを見てビビリました。めちゃめちゃ読み込みが速いんですよ。長くても5秒とかからないですから、やっぱり対戦ゲームはスピーディーにやりたいですからね。ほんと、これはすごいですよ。おそるべし4M拡張ロム!これからの対応ソフトも期待していいでしょう。
で、肝心のゲーム内容も良くて、大きなキャラもスムーズに動きますし、アーケードそのままと言っていいでしょう。2vs2とエリアルレイブがこのゲームの特徴ですね。エリアルレイブは最初はうまくいかないかもしれないけど、ちょっと練習すれば楽しさがわかってきますよ。初心者は、ウルヴァリンからはじめましょう。中パンチ連打だけでけっこう気分にひたれます。


グランディア
発売が延期されまくってましたが、ようやく12月8日に発売されました。まず、3Dのマップは説得力がありますね。最初は自分を見失ったり邪魔臭い感じもしましたが、慣れると画面を自由に動かせます。そして3Dマップならではの仕掛けもいっぱいです。うーん、3Dをうまく使ってるなぁ。うーん、手強い!(意味深・・・)。でも、3D処理が重いようで動きが遅くなる場所がかなりあります、というか、たまに処理が軽くなるといった方がいいくらい重いです。スクロールもなんだかぎこちないし、長くやってると頭が痛くなります。まぁ、サターンでこれだけの事をやってるんだから仕方ないかな。(意味深・・・)。ストーリーの方は普通のRPGのシナリオですね。どこかの町に行ってそこでイベントが起こって、そのイベントをこなす為にどこかのダンジョンを冒険するわけです。その過程で主人公と仲間、そして敵の話が進行していく・・・こんな感じでしょうか。でも、けっこう楽しいし、感動します。中盤がちょっとだれるものの、導入部と最後のもりあがりはなかなかのものです、主人公が一人で悩むシーンや、破壊された街が復興していくとところは感動で胸がつまりました。
戦闘システムもけっこう良いです。単なるボタン連打の戦闘にはなってません。スキルの導入もうまくいってますし、キャラ成長させる楽しさもあります。肝心の戦闘シーンは、キャラが元気に動きまわり、賑やかで楽しいです。でも、魔法や必殺技を使う時の読み込みが気になります。音声データを読み込んでるんでしょうけど、毎回やられると辛いです。あと、エフェクトがもう一歩かなと思います。奇麗なエフェクトもあるんですけど、イマイチ洗練されてないですし、それに長すぎ。
不満もありますけど、トータルでみてかなり優秀なRPGです。私がやったRPGの中でも最高の部類にはいりますね。サターンユーザーなら絶対にやっておきましょう、ほんと「歴史に残るRRG」というだけあります。うーん、おそるべしゲームアーツ!

GRANDIA Unofficial HomePage グランディアのHPの中では一番盛り上がってるページでしょう.。


銀河英雄伝説 PLUS
前作の「銀河英雄伝説」に比べるといくつかの点がよくはなってます。まず、何人かのキャラがちゃんと音声でしゃべります。そして前作では見てると負けてしまった3Dの戦闘シーンも、通常の戦闘シーンの上に小さく表示されるようになってます。でも…やっぱりイマイチなゲームです。結局のところ、原作のストーリーが強引に進んでいくんですよね。別にヤンがイゼルローンにいなくても、イベントになるといつの間にそこにいたりします。そして、そのイベントシーンもだらだらと会話が続き、画質の悪いアニメが挿入されるだけです。あーあ、やっぱりイマイチなゲームだったか…。やっぱりSLGは光栄ですね。光栄が権利を買って作ってくれないかなぁ。


ボカンと一発ドロンボー「完璧版」
プレステ版で出ていた頃からなんとなく気になっていたタイトルです。サターン版で完璧版が出ると聞き、喜び勇んで買いました。まず、サターン専用につくられたオープニングはけっこういけてます。歌もバックのアニメも昔の雰囲気が出てて、私はかなり喜んじゃいました。しかーし、せっかくのアニメも画質が悪いのでもったいないです。動画再生方式を変えるなりしてほしかったです。さて、肝心のシューティングゲーム部分ですけど、システムはまぁ普通ですね。1面はかなり凝っていて、ボスの所の演出は最高です!でも、面が進むにつれてどんどん気合がぬけてきます。ゼンダライオンも歌わないし、「愛のムチだぁ〜」ってのもないですしね。もっと面を減らしてでもいいから、それぞれの面をもっと気合を入れて作ってほしかったです。はっきりいってこのゲーム、誰かに借りて、1回エンディングまでいけばそれで十分です。何度もやろうとは思いません。うーん、ちょっと失敗。


蒼穹紅蓮隊
ちょっと古いゲームですけど、ゲーセンでけっこう好きだったんで中古で探して買いました。やはり、評判が良いだけに中古価格も安定してましたね。で、このゲーム、かなり良好です。このゲームの特徴はやっぱり「ウェブ」ですね、ようするにロックオンシステムなわけですけど、これが熱いです。演出もかなり良いし、かっこいい音楽は個人的にかなり気に入ってます。難点は難易度が高い所でしょうか、とにかく弾が速いです。だから、冷静に弾の間をぬけるような事はかなり難解だから、大きく動いて避けるわけですよね。よく比べられるであろう「レイストーム」よりも、私はこっちの方が好きですね。理由は、画面が3Dじゃないからです。レイストームは手前にくるほど画面が広がってるので、敵弾の動きがつかめないんですよ。それに、画面外からいきなり撃ってくるレーザーも不可。そうそう、今年の末に「蒼穹紅蓮隊バリユーパック」なるものが発売されるそうですけど、これって何でしょう?



ぷよぷよSUN
おなじみの落ちものパズルの第3弾です。今回の大きな特徴は「太陽ぷよ」でして、これを連鎖の後の方に組みこむと、すごい数の「おじゃまぷよ」が出るというものです。最初はあまり意味がないと思っていた「太陽ぷよ」でしたが、奥が深い事に気づきました。まぁ、とにかく「ぷよぷよ」なんで遊べます。値段も安いし(4800円)、隠れキャラもいて、漫才デモもなかなか良いです。まだ「ぷよぷよ」をやった事のない人にもオススメです。


KING OF FIGHTRES ‘96

とりあえず移植度はかなりいいです。拡張ロムの威力もあってか、読む込みも短い方ですし、十分に遊べる出来です。しかし、完全移植だけに、アーケードの悪い所もすべてそのままなんですね。‘95に比べて’96があまりヒットしなかった要因は二つあると思います。まず、操作性が悪かった事です。これは致命的です、私はかなりの格闘ゲームをやってきて、必殺技のコマンド入力もうまい方だと思うんですが、その私でもなかなか必殺技が出せませんでした。まぁ、サターンのパッドなら少しはマシでしたが。そしてもう一つは、バランスが悪い事です。同じ技ばかり出していれば強いというキャラが何人かいます。色々な技をつかってかけひきをしてこそ、対戦ゲームはおもしろいのですからね。このゲームは毎年出るみたいですけど、やっぱり急いでつくられたような気がします。それでも、そこそこは遊べる出来になってるのは、さすがはSNKというところか…。



ファイターズ・メガミックス
まず画面を見てがっくりしました、最近バーチャ3を見てるせいかもしれませんが、かなりキャラが荒いです。同じサターンのバーチャ2はけっこう奇麗だったのにね。特にひどいのが「カゲ」でして、腕のパーツがかなり目立っていてなんだかロボットのようです。でも、ゲームとしては十分に満足のいくものです。そう、画面が奇麗だからといってゲームが面白いとは限らないのです!うわさの隠れキャラもスゴイし、所々にセガの名作ゲームの音楽が使われていたりとセガフリーク必須のソフトでしょう。で、登場キャラは全部で32人もいて、これがあればしばらくは3D格闘ゲームはいらないでしょう。バーチャキャラも空中コンボしまくれて、かなり気持ちいいです。バランスが悪いのは否めないですけど、ゲーセンで知らない人と対戦するわけじゃないのですから、別に気になりません。

銀河英雄伝説
田中芳樹原作のSF大河小説が原作のSLGです。まず原作のファン以外はこのゲームを買っても無意味です、しかし原作のファンには満足できないゲームです。そう、私はこのソフトを買って5日で売りました。はっきりいってダメソフトです。唯一誉めれるのは戦闘シーンです。アニメのような戦略画面でリアルタイムに戦うのですが、これはかなりおもしろいです。で、戦闘中に画面を切り替えて、けっこうかっこいい3D映像が出ます。しかし、これを見てると敵に負けるから見れないんです、これはなんとかしてほしかった。そういうわけで、3D映像なしでも戦闘シーンはかなりおもしろいんですが、あまりにも時間がかかりすぎて、何回かやってるとイヤになります。そして戦略画面ですが、移動ぐらいしかしませんのであまり意味はありません。そして何よりダメなのは、登場人物が少ない事です。メルカッツが出てきたのにシュナイダーがいないし、アッテンボローの側近であるラオがいない、イベント以外でユリアンが出てこない(後半なら出るのかな?)、ヒルデガルト・フォン・マリーンドルフもいない…。そして何よりキャラがしゃべらない!そういうわけで、このソフトはオススメできません。


戦国ブレード
ゲームセンターでけっこう人気のあったシューティングゲームの移植版です。販売はプリクラで一躍有名になったアトラスですが、作ったのは「彩京」っていう京都のメーカーです。で、このゲームは「彩京」のデビュー作である「戦国エース」の続編でして、「戦国エース」が縦スクロールだったのに対して、続編の「戦国ブレード」は横スクロールです。で、移植度は150%です。というのも、800枚以上にも及ぶイラストや「彩京」ゲームの紹介、トキメキアイン占い(?)もついています。また、ゲームセンターでもあった隠れキャラ「アイン」はもちろん、同じ「彩京」のゲームである「ガンバード」のキャラの「マリオン」も登場します。むろん、隠れキャラにもきちんとエンディングが用意してあって、二人用の時のステージクリアデモもすべてあります。すべてのエンディングを見るのはかなり大変なのです。ゲームセンターでやってちょっとでも気に入った人には超オススメです。ただ、6800円とちょっと高いのが難ですね、2枚組みだからしかたがないか…。それにしても、前作の「戦国エース」を移植してくれないかなぁ。


リアルバウト我狼伝説
ネオジオで人気のあった格闘ゲームの移植です。最近のネオジオゲームはかなりスカが多いですけど、このリアルバウト我狼伝説はかなり評判が良いゲームでして、今だにゲームセンターで遊んでる人もいます。さて、このゲームは「拡張RAMカートリッジ」対応ソフト第1弾です。このRAMを使う事により、CDからの読み込みスピードを軽減し、かつ完全移植が可能になったそうです。後者はけっこう認めますが、前者はちょっと期待外れです。キングオブファイターズ95‘よりもかなり待たされます。だいたい読み込み時間は10秒ぐらいでしょうか、NEOGEO−CDやプレステに比べれば短いのですけど、拡張RAMをつかってもこんなものかというのが正直な感想です。その10秒が気にならなくて、ゲームセンターで燃えたって人には十分にオススメできます。移植度はほぼ完璧です、ただエンディングの曲がボーカルアレンジされているのはちょっと…。


ワールドヒーローズ・パーフェクト

京都の寺町でいきなり半額だったので買ってしまいました。ゲーセンではそこそこの人気だったこのゲームですが、移植度はかなりいいです。ゲーセンで燃えた人なら買いです。単に格闘ゲームをしたいと思って買うのはちょっと危険ですから、一度ゲーセンでやってみましょう(最近は見かけないけど)。で、最大の欠点がコマンドが入りずらい事です、これは格闘ゲームにとって死活問題ですから、なんとかしてもらいたかったものです。あと、コンボ表示が地味なのもバツ。


ファイティングバイパーズ

知人がもっているのをやらしてもらいました。画面はゲーセンと比べるとかなり落ちますが、ゲーム性事体は再現されているので、十分に遊べる出来です。もちろん壁もありますよ。また、あのペプシマンが登場します!もちろん、あの音楽にのって登場しまして、マイキャラとして使う事も可能です。これだけでも買う価値がありますよ。また、トレーニングモードもついていて、技を練習する事ができますから、3D格闘初心者でも遊べます。


ストリートファイターZERO2

PSに遅れる事約1ヶ月、ようやく発売されました。SATURN版の宣伝文句に、遅れたかわりにオマケがつくという事でしたが、それはイラストギャラリーでした。「拡張RAM」とかを使ってないわりに、読み込みもそこそこ早いので我慢できるレベルですし、ショートカットモードもあってユーザーフレンドリーに出来ています。贅沢かもしれませんが、何か家庭用にしかないものを入れてほしかったですね、ゲーセンにはない隠れキャラとか。とにもかくにもゲーセンで燃えた人なら満足できるでしょう。




隠れたオススメソフト

現在、私が所持しているソフトでオススメなのを紹介します。
「バーチャ2」のようなあまり有名なのは書きません。

ストリートファイター・バトル・オン・フィルム

ちまたではクソゲーと罵られ、新品でも1000円で売っているソフトですが。1000円以上の価値があると思います。同じタイトルでゲームセンターでも出ていましたが、これは別物です。基本的にはスーパーストリートファイターIIXと同じ内容で、ダルシムとT・ホーク、フェイロンがカットされてて、キャプテンサワダなる日本人が追加されています。このキャラが爆笑もので、「腹切り!」や「神風バンザーイ」というすごい技があります。また、ゲームをクリアすれば、チャゲ&飛鳥のビデオクリップが見れます。さらに色々なモードもありますから、偏見なしに遊んでみてください。どうせ1000円だ、捨てるつもりで買っちゃえ!(オイオイ)。


魔法騎士レイアース

原作がちょっとオタクなアニメなのですが敬遠してはいけません。これも新品で1000円ちょっとで手に入ると思います。このゲーム、SATURNのRPGの中ではトップクラスによく出来ています。一応アクションRPGですが、アクションはかなり簡単で、そこでつまるって事はまずないでしょう。また、背景が異様に奇麗で、しばらく見とれてしまうほどです。ストーリーも原作を中心にしながら、色々とサイドストーリーがあって楽しめます。キャラクター達も個性があって良いし、重要な会話はすべて音声+文字で出力されるので、声優フェチにはたまらないでしょう。


ガーディアンヒーローズ

ぱっと見ると対戦格闘みたいですが、そうではなく横スクロールのアクションゲームです。コマンド系必殺技がたくさんあるファイナルファイトかD&Dというところでしょうか。また、魔法もハデハデで、うまくつかわないと味方や自分も巻き込まれてしまうので複数でプレイする時は、「魔法使うから、下がって!」なんて事になります。対戦モードもいいですが、ストーリモードはもっとよく出来ています。所々で話が分岐するうえに、キャラも何人かから選べるから、けっこう長く遊べます。さらに、このストーリモードで倒した敵が対戦モードで使えるようになるので(一般市民からラスボスまで)、またまたやる気になります。欠点は画面にたくさんのキャラが入り交じると、何が何だかわからなくなる事でしょうか。これは2000円ぐらいで手に入ると思いますよ。



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