⊆ 代 理 日 記 ⊇


いちおう付けてみた掲示板


2/23

 本日の夢。
 平安時代。
 私は自分の記憶を持ちながら、 その辺の村娘。


 意地悪なおばあさんと二人暮し。
 「Who are you?」
 仕事をしろと怒り狂うおばあさん。
 仕事って何をすれば良いのでしょう。 にゃー?


 町を歩いていると、 知人らしき女性に声をかけられる。
 挨拶するも、 どうやらこの女性、 私のことを目の敵にしているご様子。
 私、 何か悪いコトしましたか?
 「記憶にございません。」
 因みにこの女性、 平安時代にヴィトンのバック持ってました。
 流石夢。


 恋人らしき男性が家に尋ねてくるも、 私にとっては知らない人。
 冷蔵庫の修理を手伝ってくれたのは感謝するけど、 愛は芽生えず。
 「あなたとはお友達で居たいの。」
 困惑されつつも、 早々にお引取り願った。


 なんだか乱闘に巻き込まれ、 見知らぬ人を殴っているところで目覚める。
 ベットわきの壁を思いきり殴っていた。



 人に乗り移ったら、 あんな感じなのかも。
 右も左もわからないし、 周りに居る人間も知らない人ばかり。
 「ココは何処? 貴方は誰?」 状態。
 でも、 記憶喪失とは微妙に違い、 自分のコトは良く解っている。
 側から見れば多重人格か。


 潜在意識での願望や、 常日頃から気にかけていることなどが、 夢になると聞いた
コトがある。
 その日見た夢を覚えていない人も含め、 人は眠ると夢を見て、 ストレスを発散して
いるとか。
 私の見た夢には、 どんな意味があったのか。
 にゃー?


 なにはともあれ楽しい夢であった。



 お兄ちゃん。
 今度はゲームな夢でも見ようかと思うの。
 『ルーラ』 使ったら、 空飛べるかな?





 えー。
 今夜の夢では、 お兄ちゃんと二人で、 餃子を倒す旅に出ようかと思うんだけど。
 二人じゃ心もとないし、 ミイでも連れて行こうかな。
 目が覚める前にデータセーブできたら、 夢も続きが見れるのにね。




2/21

 妹掲示板で教えていただいた 『コンビニ』 言うゲームにはまっている。
 お気に入りはネコのコンビニ。
 店員もお客もネコ。
 売っているのは 「ねこじゃらし」 やら 「マタタビ」 やら、 ねこ関連グッズばかり。
 ゲームをやっている間もレジの音などの合間に、 「にゃー。 にゃー。」 ネコの鳴き
声が聞ける。
 勿論、 一緒になって 「にゃー。 にゃー。」 言っている。


 しかし 「にゃー。」 に夢中で、 経営が疎かになっており、 一向に収益が伸びない。
 にゃー? 
 取り敢えず、 冬には 「座布団」 でも売ってみるか。



 我が家の齢19のミイ。
 冬は寒いらしく1日中ストーブの前にかじりつき、 ストーブの熱のせいで、 ヒゲが
カールしてクリクリになっている。
 今日ふと 『はくしょん大魔王』 のヒゲみたいだと思った。
 動物って、 可愛い。
 にゃー。


 我が家のネコは平和だ。
 外に出る時は飼い主がついて行くほどの過保護ぶりで、 一人で外出もしないので、
動物嫌いな人間にいじめられることもないし、 まして冬の寒さにふるえることもない。


 呼んでも返事もしないし、 人の上を駆け抜けるし、 布団の真中で寝るし。
 もう少し、 人間様に感謝してもいいと思う今日此の頃。
 まぁ、 本来勝手気ままに生きているモノを、 人間が無理矢理飼い始めた訳だし、
言うコトを聞かないって怒るのもおかしな話か。



 お兄ちゃん。
 いっそ、 「飼われてくれて、 ありがとう。」 と感謝するのはどうだろう?





 お兄ちゃん: 『いぬたま』 …… 『ねこたま』 ……!!




2/20

梅。

日曜撮影



2/19

 昨日は撮影だった。
 写真家の都合により待ち合わせは午後1時。
 最近ダラダラと毎日を過ごしていたし、 今日は気合入れて頑張らなくっちゃ。 と
思っていた矢先、 遅刻した。
 ごめんなさい。 にゃー。


 しかし、 待ち合わせ場所に着いてみると、 写真家が居ない。
 改札を間違えたかと思い駅周辺をウロウロするも、 一向に写真家の姿が見当たらな
かった。
 私が時間になっても現われないので、 喫茶店でお茶でもしているのかと思い、 携帯
に電話することに。


私 「遅れてすみません。 駅に着いたんですが、 何処に居ますか?」

写真家 「改札に居るけど、 逆の改札に出ちゃったのかな? すぐそっちに行くんで、
    一寸待ってて。」

私 「解りました。」



(10分経過)


私 「遅いなぁ。」

(チャラララララ♪)

私 「はい。」

写真家 「何処に居ます?」

私 「改札前に居ますよ。」

写真家 「梅が丘ですよね?」

私 「え? 豪徳寺じゃありませんでしたっけ?」

写真家 「いや……梅が丘。」



 結局、 45分も遅刻しました。
 ごめんなさい。 にゃー。





 ごめんなさいついでに、 もう一度。

 先日のチャットの件。

 お兄ちゃん。
 人を騙すのは、 良くないと思うよ。




2/18

 乾燥機が好きだ。


 乾燥機というのも、 コインランドリーにあるやつである。
 洗濯物が溜まっているのに天気がうっとうしい時なんかには特に重宝するが、
近頃は今日みたいに晴れていても使う。



 日光で干すのは、 紫外線が細菌を焼いてくれるので健康にいいらしいが。
 でも乾燥機にかけた洗濯物は、 熱風でからっと乾いて、 空気を吸い込んでふかふか。
 「太陽の匂いがする……」 などと思わず口走ってしまった。 違う? にゃー。
 やっぱり冬場の日差しでは、 こうはいかないのだ。



 ところで、台所用の台ふきんも一緒にほうり込んで乾燥させたところ、
乾燥機の熱でかなり縮んでしまった。
 おまけに縮みながらも空気を含んでしまったので、
何だかぼこぼこの台ふきんが出来てしまった。


 やめとけば良かったなどと思うより早く、
 「ナタおとこの皮膚みたい」 と真っ先に考えが走ったんですけど。



 センパイ。


 私、 頭まで間宮夫人に支配されてる?


 こころのちからを私に下さい。



 センパイ、 バレンタイン。
 チョコレートはNGみたいだけど、
 じゃあセンパイのお家で、 借りてきたビデオとか一緒に観たいな。


 『スウィートホーム』 と 『裸の銃を持つ逃亡者』 だけど。

   <ゴーストライター:後輩ONE(自称)>




 ネタがないネタがないと言っていたら、 ゴースト日記をいただいた。
 遠慮なく使わせてもらうことに。 ありがとうございます。 にゃー。


 せっかくだから、 これからもゴーストライター募集します。





 ゴ−ストと言えば、 先日騎士団チャットに現れたヨダレ団長は、 実は私でした。
 お兄ちゃんに命令されたんです。
 ごめんなさいごめんなさい。 許して。 にゃー。




2/16

私 「ゴルフの言い訳が健康管理とは、 またまた凄いこと言ってるね。」

お兄ちゃん 「あの人、 やることは極端だけど、 言い訳は結構なさけないよね。」

私 「じゃあ、 どんな言い訳なら良いのさ?」

お兄ちゃん 「『私はあの時、 総理ではなく一人のゴルファーだったのだ。』 とか。」

私 「会員権の言い訳はどうするの?」

お兄ちゃん 「『私と彼との友情は金でははかれない。』 で、 良いんじゃない。」

私「……なんにせよ、 そろそろ年貢の納め時だね。」

お兄ちゃん 「総理交替の話が浮上した途端、 株価が上がるくらいだしね。」



 最近の青少年達の起こす陰惨な事件の数々に、 マスメディアはこの話と同等以上の加熱ぶりを見せているが、
考えてみれば日本を代表する大人でさえこんなものだ。
 大体 『親の顔が見てみたい』 なんて言うけれど、 親世代はなんとか崩壊を来たさなかっただけ。
 おかげでそんなギリギリな親に育てられた子供達は、 しっかり壊れてしまっている、 と言ったところ。


 私を含め、 「最近の若者」 が親になる頃には、 社会はどうなっているのだろう。
 考えると些か不安が残る。





(とある会話)

お兄ちゃん 「ゴローちゃんと言えば、 野口五郎でしょ。」

私 「何言ってるの? ゴローちゃんと言えば、 稲垣吾郎に決まってるでしょう。」

お兄ちゃん 「えー?」

私 「相手は天下のスマップだよ? 吾郎ちゃんカッコイイし。」

お兄ちゃん 「こっちは御三家なんですけど。 そんなこと言うんなら、 稲垣吾郎と結婚すれば?」

私 「ほえ?」

お兄ちゃん 「僕は野口五郎と結婚するから。」




2/15

 私は基本的に正直者だ。
 嘘をつくのは面倒臭い。 いちいち覚えていないとボロが出てしまう。
 下手を打てば嘘の上に嘘を塗り固めて嘘まみれ。 自分でも訳が解らなくなって行く
のではないだろうか。


 私はひたすらに面倒なことが嫌いな性質なので、 できるだけ嘘とは無縁の生活を
送っているが、 やはり事実や真実だけで渡って行けるほど世の中は甘くないらしい。
 しかし何も言わないことによって完成する嘘もある。 黙っていれば勝手に解釈して
騙されてくれる人も多いものだ。
 口は災いの元とは良く言ったものである。



私 「ウニセンってウニでできてるんだよ。」

友人 「え?! 本当に?」

私 「うん。 ウニの中のグルテン質がね、 熱を通すとあんな食感になるの。」

友人 「そうだったんだ。」




(数ヶ月後)

私 「(ぽりぽりウニセンを食べている) 食べる?」

友人 「あ。 ウニセンだ。 これってウニでできてるんだよね。」

私 「へ?」 (嘘をついたことなどとっくに忘れている)

友人 「え?」

私 「そんな訳ないじゃん。 相手はウニだよ。 値段的にどう考えても無理でしょ?」
(まだ忘れている)

友人 「だって、 言ってたじゃん。」

私 「………あ。」




 普段嘘をつきなれていない者が、 不用意に嘘をつくものではない。



 お兄ちゃん。
 嘘つくのって難しいね。



2/14

 さて、 バレンタインです。
 お兄ちゃんにはコンビニで買い物した時に貰ったメダルチョコを
送っておきました。
 どうせ大してチョコの味なんて判らないだろうし。


 大好きなチョコレートの祭典に、 お祭り騒ぎもできず。
 今日は不貞寝します。



 お兄ちゃん。
 けっきょく竜王戦のレビューは?



2/13

 広末奈緒は結局分からなかった。

 ところで、 良く 「○○に似ている」 言われるのだが、 みんなばらばらな事を言って
くれる。
 流石に広末涼子は知ってるけれど、 私はテレビをあまり見ないので、 言われても知
らない人が多い。


 お兄ちゃんの言っていた 「藤崎奈々子」 ってどんな人?
 にゃー?



 これまでに似ていると言われた人リスト。 (あくまでも他称であって自称ではあり
ません)


 広末涼子 (伊豆大島島民談)
 藤崎奈々子 (お兄ちゃん談)
 広末奈緒 (友人談)
 高橋由美子 (友人談)
 広末涼子+奥菜めぐみ÷2 (友人談)
 ナタリー・ポートマン (友人談)
 オードリー・ヘップバーン (バーテンダー談)


 ……錚錚たるメンバーが名を連ねているが、 少し考えればすぐ気付くコトがある。
 私は上記の人の半分は顔も知らないが、 多分みんな似て居ない。
 つまり友人含め好き勝手なことを言っている訳だ。


 人に似ていると言われてもどう反応して良いのか判らないが、 アイドルと呼ばれる
ような人に似ていると言われるのは、 多分先方としては褒め言葉のつもりなのだろう。
 外見なんて人それぞれの好みだし、 内面的に素敵な人になりたいと思う。


 ところで、褒められると照れるんですけど。



 お兄ちゃん。
 あんまり私をからかわないで下さい。
 にゃー。



2/12

 大学2年生の夏休み、 私は伊豆大島にリゾートバイトに行っていた。
 1ヶ月も居ると皆さん顔馴染。
 そこで言われ続けたのが 「広末に似ている。」


 いや。 似てないですけど。
 どうせ地元に帰ってきてから友人に自慢したら 「はぁ?」 言われたし。



 話はそれで終わりではない。


 私 「広末に似てる似てるって言われちゃったよ。」

 友人 「そう言えば、君にそっくりな人が居るよ。」

 私 「へえ。何処に?」

 友人 「このあいだ秋葉原に行ったときに見かけたんだけどね。」

 私 「ほう。」

 友人 「テレクラの広告塔の写真なんだけど。」

 私 「ぉい。」



 本日はコンビニにお出かけ。
 道中太陽光線の為フラフラしていた所、 佐川急便のトラックのミラーに思いきり
ぶつかったが、 この際無視。
 祝日だからこんなに暇かと言うとそうでもなく、 明日もこんな生活を送るものと
思われる。
 そろそろ本気で働かないと……にゃー。


 寒い冬の日に用もなければ出かけないのだが、 「スコラ」 と言う雑誌に上記の広告塔
娘が載っているとの情報を友人からもらったので、 近所のコンビニまで雑誌を探しに行った。
 最近の広告塔娘は雑誌に写真が載ったり、 写真集出したりするのですね。

 広末奈緒さん。



 結局 「スコラ」 は見つからず。
 似ているのか確認もできず。
 どなたかご存知ですか?
 友人曰く 「秋葉系アイドル」 らしいのですが。



 お兄ちゃん。
 似ていてもあんまり嬉しくないのは気のせい?





お兄ちゃん: 言われたから探して見てきたけど。
       ……まぁ、髪短い頃なら似てないこともない……かも。
       ああ、あと、脱いでたところは似てたよ。




2/11

 約2年ぶりに吉祥寺に出かけた。
 私は人ごみが苦手なうえ出不精なので、 繁華街に出没する事など滅多に無い。
 通常生息場所はベットの上だ。
 1日中布団の中でぬくぬくとしている幸せ。
 人生って素晴らしい。


 大体外出すると転ぶし、 迷子になるし、 眩しいし (昼間は)、 声かけられるし (特に
一人の時)、 あまり良いコトが無い。
 特に最後の 「声をかけてくる人々」 は問題だ。
 怪しい宗教勧誘から、 キャッチセールス、 ナンパ、 道を尋ねる人とさまざま。
 私は道行く人に声をかけたコトがないのだが、 アレだけ声をかけてくる人が多いと
言うコトは、 みんなそんなに声をかけたりかけられたりしているのだろうか。
 それとも私は人がよさそうで、 騙されやすそうで、 良いカモに見えるのか……
にゃー?



通行人 「すみません。 ○○にはどうやって行くんですか?」

私 「ごめんなさい。 私地元じゃないので解りません。」



 すみません。 本当は地元でした。
 でも、 私も迷子でした。
 そもそも家の近所散歩していても迷子になるし。


通行人 「あなたの幸せのために3分祈らせてください。」

私 「今幸せなので、 結構です。」



 祈れなかった彼は幸せではなかったのかも知れないと思うと、 彼の幸せの為に祈ら
れてあげればよかったと思わないでもない。 暇だったし。


通行人 「お姉さん。 お姉さん。 怪しいものじゃないんだけどね。」

私 「いや。十分怪しいと思うんですけど。」



 池袋で出会ったキャッチのお兄さん。
 人が真面目に10分も話に付き合ったのに、 いきなり逆ギレして 「失せろ!」 怒鳴り
つけた事、 いまだに根に持ってますから。
 以来、 キャッチらしき人だけは無視することにしている。


通行人 「Hi!」

私 「はい?」

通行人 「時間あるかい? 僕とお茶でもしない? (と言うようなことを英語で言ってい
 るらしいが早過ぎてほとんど聞き取れない)」

私 「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ。」

通行人 「英語が喋れないなら僕が教えてあげるよ。 だからまずは友達になろう! (と
 言うようなことを英語で言っているらしい)」

私 「そーりー。 あいむびじー。」

通行人 「それは残念だ。 じゃ、 電話番号教えてよ。 僕電話するから、 暇な時に
 会おう。 (と言うようなことを)」

私 「のーさんきゅー。」



 日本語喋れないのにナンパしないで欲しい。
 断るのも一苦労だ。


通行人 「すみません。いまお暇ですか?」

私 「これから約束があって忙しいのですが、何かご用ですか?」

通行人 「いや。ナンパしようと思って。」



 そのあまりの素直さが可愛くて、 一瞬お茶くらい付き合ってしまおうかと思った。



 通行人に対して真面目に受け答えする私は阿呆?

 今日は友人と一緒だったので無事だった。
 一人で外出される際は、 皆様もお気をつけ下さい。



 お兄ちゃん。
 街には危険がいっぱいだね。





私: お兄ちゃん。 バレンタインだけど。

お兄ちゃん: 現き……

私: 現金以外。




2/10

 バレンタインはチョコレートの祭典。
 クリスマスやバレンタインは、 玩具屋お菓子屋の戦略にまんまと踊らされる私だが、
イベント事はやっぱり楽しい。
 そろそろバレンタインだし、 チョコレートの材料でも買いに行こうかと思っている。
お兄ちゃんは甘党のくせにチョコは好きじゃないとか言っていたけど。


 ところで、 「義理チョコ」 と並んで解らないのはバレンタインの1ヶ月後にある
「ホワイトデー」 だ。
 チョコのお返しに本命にはクッキー友達にはキャンディーとか、 3倍返し (値段) は
あたりまえとか、 訳の判らないセオリーもあるらしいが、 何故お返しが必要なんだろう。
 私は人に何かあげると言うのは、 あげる側のエゴと押し付けだと思っている。 お返しを
期待してプレゼントするなど言語道断だし、 企業戦略にしてもあまりに品がない。
 それに考えてみれば女性が男性に貢ぐバレンタインなんて日本くらいだ。 <ホワイトデーの為?



 あるとき友人に誕生日プレゼントをあげたところ 「誕生日には何かお返しするね。」 と
言われ面食らったコトがある。 義理だらけの世の中であるらしい。
 義理人情を欠くのも良くないし、 できるだけ平穏無事に生きて行く為には必要でもあるけど。
 プレゼントを義理でもらっても……あんまり嬉しくない。


 プレゼントが相手の心を動かしたと解釈できなくもないけど、 それなら 「お返し」 では
なくて独立したプレゼントではないだろうか。
 ホワイトデーに託けてプレゼントをすると言うなら可愛い話だが、 巷には 「義理」 と
「義理返し」 があふれかえっていてそれらを見分ける術もない。


 私が毎年大量のチョコを作って女友達にまで配り歩くのは、別に義理の為ではなく、
バレンタインデーが私にとって大好きなチョコレートの祭典だからだ。
 それに正直な話、 手作りとなるとどう考えても一人分にしては多すぎる、 大量のトリュフだの
ができてしまうし。


 いたる所で義理を欠きまくっている私としては、 逆に 「義理チョコです」 とでも
言って渡した方が良いのだろうか。



 お兄ちゃん。
 チョコよりケーキの方が良いかな?





 私: お兄ちゃん、そのケーキ美味しい?

 お兄ちゃん: えっ……? (食べるのに夢中らしい)

 私: か、可愛すぎる……。




2/9

期間限定かも。

なんか毎回別人






お兄ちゃん:

 口を開くとイメージがガラリと変わるんだけど。 あと、酒と。




2/8

母上 「そんな事言う子は外で寝なさい!」

(毛布を無理矢理押し付けられ外に出される私)

私 「ごめんなさいごめんなさい。 あけて〜。」

母上 「知りません!」

私 「……。 母上。」

母上 「何?」

私 「枕は?」



 怒る気もうせた母上は私を部屋に入れてくれた。



 幼い頃親に怒られた記憶は誰にでもあるだろう。
 しかしこれは私の記憶に残っていた話ではない。


 我が家は私が幼い頃から来客の多い家だった。
 コトの一部始終を見ていた客人が先日我が家の酒宴の席で思い出し語ってくれた話だ。
 客人達は私の顔を見るたびに何かしら思い出し、 両親も忘れていた記憶を呼び覚ま
してくれる。
 頼むから忘れていて欲しいと願っているのだが。
 大事なことはすぐ忘れるくせに、 どうでも良いコトは鮮明に記憶に残っているらしい。
 大人って、 ずるいや。



 それにしても枕って。
 外で寝る気だったのだろうか。
 幼い頃の己に尋ねてみたい。



 お兄ちゃん。
 反省しているので忘れてください。
 その……いろいろと。
 にゃー。






2/7

関西食い倒れ旅行記後編



3日目。


目覚めてから部屋でダラダラしているうちにいつのまにか昼過ぎ。
どこまでも日常的な行動パターンを貫く私も私だが、 それに付き合うお兄ちゃんもお兄ちゃんだ。


単館上映の 「ギャラクシークエスト」 を観るべく出かけるが、
あまりの行動の遅さに上映時間に間に合わず、 仕方なく梅田駅周辺をうろつく事にした。
キディランドでトログッズを発見しひとしきり騒ぎ、 お兄ちゃんにトロマグネットを買ってもらった。
わ〜い。


お腹がすいてきたところで夕飯を食べる店を探しつつ地下街を歩きまわる。
折角関西に居るので 『ぶぶ亭』 と言うたこ焼き専門店へ入った。
この店 「たこ焼き」 「明石焼き」 「たこ焼きグラタン」 の3種類しかメニューが無い。
「たこ焼きグラタン」 を気にしつつも、 おとなしく 「明石焼き」 を食べた。
たこ焼きのグラタンは美味しいのだろうか……。 にゃー?


お腹もイッパイになったので観光客らしく梅田名物?の観覧車に乗ってみる。
なかなか美しい関西の夜景を堪能した。
しかし、 お台場の観覧車も横浜の観覧車もそうだが、 なんであんなに高いんだろう?


そんなこんなでお兄ちゃんと別れ住之江のおじいちゃんの家に帰った。
消化機能が追い付かず、 この日の食事は明石焼きで終わったが、
夜呑みに行ってフォアローゼスとカマンベールチーズの天ぷらアンチョビソースがけをいただいた。



4日目。


新幹線の時間を気にしつつまたもや母上がやたら早めに出発を宣告。
しぶしぶ従い途中で昼食を食べる。普通に木の葉うどん。
関西のうどんは関東のものと違い薄味で、 幼少の頃より関西の味に慣れている私の舌には丁度良い。


そう言えばカップうどん (多分ソバも) は関東と関西で味が違うらしい。
関東の物は (E) 関西の物は (W) と記載されている。
お兄ちゃんに聞いて初めて気付いたのだが、 これって常識なのだろうか。



お兄ちゃん。
梅田で見かけた赤い羽根 (¥25,000)。
あの天使の羽があれば空飛べるかな?





お兄ちゃん:
 この日記、実際は1行あたりにつき2回ぐらいはコケたりつまづいたりしてるよね。




2/6

昨日の食い倒れ旅行記の続きを書こうと思っていたが、
本日卒業予定者発表があったのでそちらの報告をすることにした。
別に面白い話ではないけど。


なんと学校に発表見に行きませんでした。
だって寒いし。
念の為友人3人に別々に電話をして確認を頼んだ。
結果は3人とも全て 『合格』 だった。 卒業制作も無事通ったようだ。


後2ヶ月弱バカさえやらなければ卒業できる。
できるだけおとなしくするよう心がけるつもりだ。



お兄ちゃん。
無事卒業できたよ。
偉い? えらい?





 私: 友達に、すごく天然ボケな女の子がいてね……。

 お兄ちゃん: えっ!? (その単語に、ものすごく意外そうな表情で)




2/5

お兄ちゃんが更新すると思っていたのに、 気づけば一日更新をサボっていた。
取り敢えず落ち着いたので関西食い倒れ旅行記でも書く。



一日目。


母上に急かされて眠い目をこすりながら家を出発。
予約した新幹線の出発予定時刻45分前に新横浜に到着。
母上と出かける時はいつもこんな感じなのでもう慣れっこだ。
待ち時間中にお弁当と横浜中華街名物天津甘栗を購入。


二人とも喫煙者なのでもちろん新幹線は喫煙席。
周囲はおじさんばっかりでみんな黙りこくっている中、 小声とはいえ
新大阪到着まで喋り続ける親子。
駅で購入したお弁当と栗を食べる。


新大阪到着後、 心斎橋から道頓堀方面へ親子で一寸お買い物。
蓬莱の豚まんをおやつにいただき、 洋服を一着買ってもらった。 わ〜い。


夜、 祖父の家に着き夕食はかんと炊き (おでん) だった。
と言うか、 一日中食べ過ぎて既におなかいっぱい。
食べないわけにもいかず、 少し食べるが夜中腹痛に悩まされたのだった。



二日目。


寝起きの悪い私が目覚めたのは10時過ぎ。
旅行先でも家にいるのと変わらない生活を送れる自分に拍手。


昼食を祖父と母上と三人で食べるため、 加賀屋の市場まで出かけた。
むらやまのお好み焼きを食べ、 食い倒れ旅行二つ目の目的を果たす。
前日から引きずっていた腹痛が益々酷くなった気がしたが、
午後からお兄ちゃんに会う約束をしていたので二人と別れ地下鉄に。


西梅田に着いたが阪急改札が分からず迷うこと一時間。
なんとか改札を見つけ切符を買うもどの電車に乗ればいいのか分からず、 結局は人に聞く羽目に。
人見知りが激しく俯きながら道を尋ねていた苦労をお兄ちゃんは知らない。


約束の3時間前に大宮到着したがフラフラすると迷子になり待ち合わせ場所に帰って来られない
危険があるので駅前のマックで時間をつぶすことにした。
あまりにも暇なのでマックの紙ナプキンでバースデーカードを書いてみたり。


お兄ちゃん出現。
予告通り第一声に 「チュウして?」 言うが、 残念ながらチュウはしてもらえず。
かわりに苦い笑いが返ってきた。 にゃー。


待っている間ケーキ屋も探していたはずなのだが、マックの隣にケーキ屋があるのにも気づかず
お兄ちゃんに呆れられるも、ケーキセット (5個1000円) を購入し帰路へ着く。
帰り道でスーパーに寄り親子丼の材料も調達して帰った。


先日のお兄ちゃんの日記にあった通り親子丼とチャーハンを食べた後、 ケーキで
ささやかながら誕生日パーティーを開催。


この日の夜も食べ過ぎで腹痛に見舞われたのは言うまでもない。



以下次号。





 兄より。

 今回は脱がなかった……と思ったら、
 人の部屋に着替え用のスリップを置き忘れていくのはやめてください。





2/3

 兄です。
 当たり前の話ですが、 ここに書くネタに困り。


 仕方ないので、 昨日の対決に使用した 『ヨダレ特製ビビンバ風チャーハン』 のレシピでも
書いてみようと思います。 どっとはらい。 終わるな。




1: 以下の文章を読んで材料を適当に揃える。(すでにレシピになってません)

2: 心を鎮め、 チャクラを練る。

3: 調理開始。 フライパンに油をひき、 よく熱する。 ところでネッスルはいつからネスレになったのか。
   チャーハンをベタつかずに仕上げるコツは卵。 フライパンに卵1〜2個をといて落とし、
   軽くかきまぜてスクランブルエッグ状にする。

4: そこにご飯を投下。 こうすることで卵に含まれた油が米に染み出し、 くっつかなくなるらしい。
   好みに応じて各種野菜や肉片などを微塵に切って混入する。

5: さらにナムル (ビビンバの上に乗ってる山菜の浅漬け) を混ぜ込み、軽く炒める。

6: ご飯がいい感じにバラけてきたら、 牛肉薄切り (あらかじめ一口サイズに切断し、軽く火を通しておく)
   を混入する。

7: 玄関のチャイムが鳴る。

8: 変な宗教の勧誘だったので追い返す。

9: フライパンを見ると、ちょっと焦げている。

10: 見て見ぬフリをする。

11: コチジャン (韓国料理で多用される唐辛子味噌) を適量。
   塩コショウはそれなりに。
   醤油はフィーリングで。

12: 牛肉に完全に火が通るまで炒める。
   仕上げにネギ油を垂らしたり、刻みネギを混ぜると風味が引き立ったり引き立たなかったり。

13: 完成。
   「ククク、 それが貴様のチャーハンか!  そんなものが美味いはずがあるまい!」 (誰?)




 このメニューは数年前に私が即興で作ったものですが、わりと好評です。


 なお、後片付けと洗い物はぜんぶ私がやりました。

 妹は、私が仕事をしている横で、親子丼の具の残りをツマミにしながら、余った日本酒を
呑んでいました。 オヤジかお前は。

 そしてしまいには 「あー! 餃子がー!」 と、妙なうわごとを口走りだしたので大阪に捨ててきました。



   


 妹は明日の夜には帰宅するらしいです。




2/2

 さて。
 外に出て遊ぶ余裕がないため、 けっきょくまた家に来た妹。
 突然、 ここで親子丼を作ると言い出す。 理由を聞くと、「自分が食べたいから」。


 仕方なく材料を買いに行くことになったが、 妹は料理酒がいると主張。


私 「別に無くても作れるでしょ。 だいたい、 普段使わないのにビンで買われても始末に困るし」

妹 「あ、じゃあ日本酒の小ビンを買おうよ。 余ったら呑めばいいんだし」



 ……けっきょくそれが狙いか。

 何にせよ、 再び前回の騒ぎを繰り返すのだけは避けたいところだ。


「だったら料理で勝負だッ」



  対決! どっちの料理ショー!
  親子丼 VS チャーハン



 というワケで、 妹が作った親子丼と、 私が昨夜作ったチャーハンの残りで対戦を行おうとしたが、
よく考えてみると審査員がいないので勝負の決めようがない。
 そのへんの野良猫の前にでも2品を並べ、 先に食べられたほうを勝ちにするという案も出たが、
猫も見当たらなかったので結局ドロー。


 なかなかミスター味っ子や美味しんぼのようには行かないものだ。






 勝敗:お兄ちゃんの作ったチャーハンも私の作った親子丼も美味しかった。



 お兄ちゃん。
 代理日記の更新ありがとう。 明日もよろしく。




2/1

 妹が大阪に帰省(?)中なので、 代理に日記を書きます。 兄です。


 私は普段、 ボケとツッコミの割合がだいたい 6:4 ぐらいで生きている人間なのですが、
妹と電話やチャットでやりとりをしていると、 その割合が 1:9 ぐらいになってしまいます。
 いや、 そればかりか、


妹: お兄ちゃん。 今日ね、 またポンカンを食べたんだけど、 こないだより
   5分も早く食べ終わったんだよ。

私: へ、 へぇ……。

妹: こないだは1個食べるのに30分かかったけど、 今日は25分だったの。




 いきなりそんなこと言われても。
 と言うか、 いちいち時間をはかってたのか?
 いやそもそもポンカン1個に30分ってどうなの?


 もはや何からツッコんでいいのかさえわからない状態。
 返答に困っていると、



妹: 何も言ってくれないの? 誉めてもらえると思って頑張って食べたのに。 ……しゅん……。

私: あ、ああ。 偉いね。 よしよし。

妹: てへ。




 ちなみに 「しゅん」 とか 「てへ」 とかは実際に口に出して言っているわけですがどうでしょうか。

 そのうち 「りゅんりゅん」 とか 「にょ」 とか言い出さないかと心配です。



妹: それじゃお兄ちゃん。 代理の日記よろしくね。



 ……何かが間違ってる気もしますが、 まあ良し。






 こんなん書いてる場合じゃない気もするけど。
 でも更新しないと、いまごろ妹と遊び歩いてるんじゃないかとか勘繰られそうだしなぁ。





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