護摩とは…?

 護摩とは御本尊様の前に壇を設け、いろいろな供物を捧げ、護摩木という特別につくられた薪に「願い」を記し、その薪をたいて金港辯財天様・不動明王に祈る密教の秘法です。

 護摩の火は不動明王の智慧を象徴し、薪は煩悩を表わしています。

五穀・五香などを投じ、香油を注ぎ供養する護摩の儀式を通じてむさぼり、いかり、おろかさという心の迷いによる煩悩を不動明王の智慧の炎で焼きつくし、皆様の願いが清浄な願いとして高まり成就することを祈ります。

願いに応じて、息災(災いを除き)、増益(幸せを増し)、降伏(悪を屈服させる)、敬愛(増益から一族の平安を願う)などがあり、祈願の趣旨を紙や木札に記したものを護摩札と称します。
修法の後、これを導師から授かりますので、護符として大切におまつりしてください。

心華寺金港辯財天では毎朝の早朝護摩、年2回の採燈大護摩法要を厳修しております。

 金港辯財天様は天部の仏様です。天部とは、仏法の守護神・福徳神であり、人々の願いを叶える事を使命とされている仏様です。護摩木に記された「願い」は必ず叶います。

願いが書き込まれた護摩木
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