この季節、突然発熱にご注意!!

  インフルエンザが流行中です。この季節、急な発熱があった時はインフルエンザの可能性が高くなります。
  周りにインフルエンザの人がいなくても、人混みや公共の乗り物など、どこでも感染する可能性があります。
  また、インフルエンザの予防接種を受けていても、かからないとは限りません。

  インフルエンザは適切な時期に治療を受けると、症状が早くおさまります。
  また周りに感染を広げることも防げます。
  治療の時期を逃さないように、次のことに注意しましょう。

  

    1、あわてて、市販の風邪薬や、解熱剤を飲まない。


市販の風邪薬や、総合感冒薬といわれるものには、
熱さましの成分が含れています。
薬の作用で熱を下げてしまうと、熱の様子がわかりません。 
熱がどんどん上がってくる、高熱が続くといった場合、
インフルエンザが強く疑われます。


  

  

   2、熱の様子をみる。





  インフルエンザかどうかを診断するために、医療機関では
  インフルエンザかどうかを判定する簡易検査を診断のひとつとして使います。
  この検査は喉や鼻の粘液にインフルエンザウイルスがいるかどうかをみる検査なので、
  インフルエンザのウイルスがある程度増えなければ、
  たとえインフルエンザであっても、ウイルスが検出される確率が低くなります。
  できれば、高熱が出て8時間以上経過したくらいが
  検査をするのに適切な時期といわれています。
 


  

  3、熱が上がってくる、または高熱が続くようなら医療機関を受診する。

  インフルエンザ治療薬は、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬です。
  このため、インフルエンザの治療は発症から48時間以内に始めないといけません。
  これ以上たつと、治療効果はあまりあがりません。
  家庭に体温計を常備することをおすすめします。
 




  インフルエンザと診断されたら、まず、周りに感染を広げないために外出を控え、温かくして休養します。
  水分補給に努め、しっかり栄養もとり、静養してください。
  学校や仕事先にも連絡し、登校時期、出社時期について相談しましょう。